-
1/24
-
2/24トヨタのBEV専用プラットフォーム「e-TNGA」をベースとした新型車「bZ4X」。「Activity Hub」を開発コンセプトに、乗員が楽しい時間や空間を共有できるクルマとして開発された。
-
3/24インテリアは、ステアリングホイールの上から見るメーターのレイアウトが特徴。ダッシュボードを覆うのは皮や合皮ではなく、独特の風合いのファブリックである。
-
4/24スバル版の「ソルテラ」。新型BEVの開発は、トヨタとスバルのエンジニアを集めて新たな部署「ZEVファクトリー」を立ち上げ、トヨタからは電動車の、スバルからは四輪駆動車の知見を持ち寄って行われた。
-
5/24金沢駅にて、試乗会の開始を待つ「トヨタbZ4X」(写真右)と「スバル・ソルテラ」(同左)。
-
トヨタ の中古車webCG中古車検索
-
6/24穂高岳の山麓を走る「スバル・ソルテラ」。「ET-HS」はソルテラの上級グレードで、「ハーマンカードンサウンドシステム」などが標準で備わるほか、ソーラールーフが選択できるのもこのグレードのみとなる。
-
7/24センターコンソールに備わる、ダイヤル式のシフトセレクター。押し込んで右に回すとドライブ、左に回すとリバースとなる。
-
8/24シフトセレクターの左には、ドライブモードなどの操作スイッチを配置。「スポーツ」モードが用意されるのは「ソルテラ」の4WD車だけだが、悪路走破を支援する「X-MODE」はソルテラと「bZ4X」の両方の4WD車に搭載される。
-
9/24ダッシュボードの中央に備わる、インフォテインメントシステム用の12.3インチタッチスクリーン。「トヨタbZ4X」「スバル・ソルテラ」の操作インターフェイスには音声入力機能も備わっており、声によってもナビやオーディオ、空調などを操作できる。
-
10/24ボンネットの下に収まるeAxle(イーアクスル)。前輪を駆動するモーターやリダクションギア、インバーターなどをひとつのケースにまとめることで、ユニットの小型化を実現した。
-
11/24「スバル・ソルテラ」の4WD車に装備されるパドルスイッチ。回生ブレーキの強さを4段階で調整できる。
-
12/24ワンペダルドライブを可能にする「e-Pedal」のオン/オフスイッチは、センターコンソールの右側に配置。BEVではブレーキブースターの作動にも電気を使うため、回生ブレーキを多用するワンペダル走行は実電費の改善にもつながる。
-
13/24充電口は左右のフロントフェンダーパネルに配置。150kWという高出力の急速充電にも対応している。
-
14/24試乗車の「スバル・ソルテラ」には、年間で1650km走行分の電気を発電できるという(「トヨタbZ4X」のカタログでは1750km相当と記載されていた)、オプションの太陽光発電システム「ソーラールーフ」が装備されていた。
-
15/24後半枠で試乗した「トヨタbZ4X」の4WD車。bZ4Xと「スバル・ソルテラ」のバッテリー容量は、全車共通で71.4kWh。仕様に応じて487~567kmの一充電走行距離を実現している。(WLTCモード)
-
16/24シートの仕様は、モデルやグレードによって表皮の種類や電動調整機構の細かさなどが異なっており、「トヨタbZ4X」には運転席8way、助手席4Wayの電動調整機構を備えた合皮のシートが装備される。
-
17/242850mmというロングホイールベースにより、タンデムディスタンス(前後席の着座位置の距離)は1000mmを実現している。
-
18/24メーターパネルには7インチのTFT液晶を採用。必要な情報を瞬時に読み取れるよう、車速やパワーフロー、残電量などの表示は、中央部のリング付近に集約されている。
-
19/24予防安全・運転支援システムにはトヨタの「Toyota Safety Sense」を採用(「スバル・ソルテラ」には「SUBARU Safety Sense」の名称で積まれる)。携帯端末を使ったリモート駐車・出庫機能など、トヨタのなかでも最新の機能が搭載されている。
-
20/24オーディオには「bZ4X」「ソルテラ」合わせて3種類のシステムを用意。bZ4Xには9基のスピーカーからなるJBLのサウンドシステムが標準装備される。
-
21/24荷室の広さは、奥行きが985mm、最大幅が1288mm、高さが757mm。フロアボードを下段に下げると、天井までの高さを71mm拡大できる。
-
22/24走りの調律や装備の設定など、各所においてライバルや姉妹車との差別化が図られていた「トヨタbZ4X」と「スバル・ソルテラ」。国産BEVにおける、選べる喜び、悩む楽しさを、より広げてくれることだろう。
-
23/24トヨタbZ4X Z
-
24/24スバル・ソルテラET-HS

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
トヨタ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。