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2/25「タイプ131」というコードネームのもとに開発が進められていた、ロータスの新型スポーツカー「エミーラ」。2021年7月に世界初公開された。
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3/25アルミの押し出し材を接着剤で組み立てるシャシーの工法は従来モデルと同じだが、もちろん設計は刷新されている。米国や中国でも売れるようにと、ボディーサイズの拡大による衝突安全性の向上と、安全装備の強化が図られた。
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4/25各部に上質なナッパレザーやスエード調表皮が張られたインテリアの質感は、これまでのロータス車とは隔世の感がある。装備も充実しており、エアコンやオーディオはもちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したインフォテインメントシステムも用意される。
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5/25今回の試乗車は「V6ファーストエディション」。充実した装備が特徴の初版限定モデルで、過給機付きの3.5リッターV6エンジンが搭載される。2リッター直4ターボの「ファーストエディション」も用意される。
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6/25手触りのよいナッパレザーが巻かれたステアリングホイール。スポークにはオーディオなどを操作するスイッチが配されている。
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7/25計器類の役割を担う、12.3インチのTFTドライバーディスプレイ。走行モードに応じてカラーや表示レイアウトが変化するほか、Gセンサーやタイヤ空気圧モニターなどの表示機能も備わる。
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8/25センターコンソールにはスタートスイッチやシフトノブ、ドライブモードセレクターなどを配置。2個のカップホルダーが装備された点も朗報といえるだろう。
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9/25車体の後端に備わるラゲッジスペースの容量は151リッター。耐荷重は50kgとされている。
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10/25取材当日の袖ケ浦フォレストレースウェイは、ご覧のとおりの雨。テストカーも「これから世界巡業に向かうたった1台の試乗車」とのことで、限界を試すような走りはできなかった。
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11/25「V6ファーストエディション」に装備されるプレミアムスポーツシート。12wayの電動調整機構に、2つのプリセットメモリー機能、3段階で温度調節ができるヒーターを備えるなど、まさに至れり尽くせりだ。
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12/25フットスペースは一見広そうに見えるが、実はかなりタイト。ブレーキを踏んだ際に一緒にアクセルも踏んでしまう……ということがままあった。
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13/25V6モデルのエンジンは「エキシージ」「エヴォーラ」でおなじみの3.5リッターV6スーパーチャージャー。最高出力は405PSで、最大トルクはMT仕様で420N・m、AT仕様で430N・mとなっている。
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14/25マフラーは左右2本出しで、「ロータスドライバーズパック」を選択すると、ドライブモードに応じてサウンドが切り替わる機能が追加される。
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15/25「スポーツシャシー」が選択できるのは「ロータスドライバーズパック」装着車のみ。同オプションを装着車したV6・MT仕様には、クワイフ製ATBヘリカルLSDも装備される。
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16/25タイヤサイズは前:245/35R20、後ろ:295/30R20。タイヤの銘柄は、ロータスの認証を受けた「グッドイヤー・イーグルF1スーパースポーツ」と「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」から選択できる。
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17/25ブレーキには前後ともにAPレーシング製の4ポッドアルミ合金製キャリパーと2ピースクロスドリルドベンチレーテッドディスクを採用。ディスクの大きさは、前が370mm、後ろが350mmだ。
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18/25エンジンとトランスミッションの組み合わせが2種類、足まわりの仕様が3種類から選べる「エミーラ」。今回試乗した“ツーリングシャシー+3.5リッターV6+6段MT”以外の走りも、気になるところだ。
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19/25ドライブモードには標準で「ノーマル」「スポーツ」を設定しており、さらに「ロータスドライバーズパック」装着車には「トラック」モードも用意。任意でESCをカットすることもできる。
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20/25エアダクトの奥にのぞくタイヤのトレッドパターンに注目。「エミーラ」の空力デバイスはすべて機能を伴うもので、走行時に空気を整流するほか、201km/h走行時には55kgのダウンフォースを発生するという。
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21/25ロータスが、グローバルブランドへの飛躍を期して世に問うた「エミーラ」。その走りを、古くからのファンや新しいファンがどう受け止める、注目したい。
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22/25ロータス・エミーラV6ファーストエディション
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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