-
1/19
-
2/19「メルセデス・ベンツCクラス」の高性能モデル「AMG C43 4MATIC」は、2022年10月に導入が開始された。「セダン」と「ステーションワゴン」をラインナップし、車両本体価格は前者が1116万円、後者が1146万円。
-
3/19M139と呼ばれる2リッター直4ターボは最高出力408PS、最大トルク500N・mという実力。3リッターV6ツインターボを搭載していた先代よりも18PSパワーアップしている。
-
4/19「C43 4MATIC」に積まれるM139は、エンジンの組み立てをひとりのマイスターが行う“One man, One engine(ワンマン、ワンエンジン)”というAMGの伝統にのっとりアファルターバッハ工場で製造される。
-
5/19M139には、F1由来となる排気タービンとコンプレッサーの間に電動モーターを挟み込んだ「エレクトリックエキゾーストガスターボチャージャー」が組み込まれている。フロントフェンダーにはそれを示すエンブレムが誇らしげに備わる。
-
メルセデス・ベンツ Cクラス セダン の中古車webCG中古車検索
-
6/19ボディーサイズは全長×全幅×全高=4785×1825×1450mm、ホイールベースは2865mm。ハッチゲートが備わる「C43 4MATICステーションワゴン」も全長は同一となる。
-
7/19AMG専用フロントグリルやAウイングデザインのフロントスポイラー、グロスブラックのスプリッターなどで、スポーティーなフロントフェイスを演出。
-
8/19ダッシュボードから浮かんでいるように配置された12.3インチのコックピットディスプレイ。写真は「S+」モード選択時の画面で、中央にGメーターが配置されているのが特徴だ。
-
9/19
独立したトランクルームの容量は455リッター。この数値は「C180アバンギャルド」など、他のCクラスセダンと共通だ。
-
10/19郊外のワインディンロードを行く「AMG C43 4MATIC」。4000rpm手前あたりからターボエンジンらしい伸びのある加速が楽しめた。今回の試乗車は10万5000円の有償外板色「オパリスホワイト」をまとっていた。
-
11/19インテリアカラーは写真の「シエナブラウン/ブラック」のコンビネーションやブラックの単色、「パワーレッド/ブラック」のコンビネーションから選択できる。トリムは内装色にかかわらず「メタルウイーブ」と呼ぶカーボンパネルが組み合わされる。
-
12/19標準装備される「AMGパフォーマンスステアリングホイール」。右下に走行モード切り替え用の「AMGダイナミックセレクト」スイッチを配置する。左下には各種のAMGメニューを任意に割り当てることができるスイッチが2つ備わる。
-
13/19左右デュアルの4本出しテールパイプフィニッシャーを標準で装備。エキゾーストサウンドをセンサーで拾い、室内のスピーカーで再生する「AMGリアルパフォーマンスサウンド」も備わっている。
-
14/19今回の試乗車は19インチサイズの「AMG5ツインスポーク」アルミホイールに前245/40R19、後ろ265/35R19サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」タイヤを組み合わせていた。
-
15/19前席にはサイドサポート部分が張り出した、本革仕立ての「スポーツシート」を標準装備。左右席ともヒーターとベンチレーション機能が組み込まれている。
-
16/19前席と同じデザインテイストで仕上げられた3人掛けの後席。座面から天井までの高さは955mm確保されており、大人がくつろげる空間になっている。
-
17/19サスペンションはフロントに4リンク式、リアにマルチリンク式が採用される。後輪操舵システム「リアアクスルステアリング」を標準で装備し、約100km/h以下ではリアホイールをフロントホイールとは逆方向に最大約2.5度、約100km/hを超えると、リアホイールをフロントホイールと同方向に最大約0.7度操舵する。
-
18/19メルセデスAMG C43 4MATIC
-
19/19

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
メルセデス・ベンツ Cクラス セダン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
-
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.8 「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
新着記事
-
NEW
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】
2025.9.12試乗記レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。 -
NEW
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから”
2025.9.12デイリーコラム新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。 -
NEW
思考するドライバー 山野哲也の“目”――BMW M5編
2025.9.11webCG Moviesシステム最高出力727PS、システム最大トルク1000N・mという新型「BMW M5」に試乗した、レーシングドライバー山野哲也。規格外のスペックを誇る、スーパーセダンの走りをどう評価する? -
NEW
日々の暮らしに寄り添う新型軽BEV 写真で見る「ホンダN-ONE e:」
2025.9.11画像・写真ホンダの軽電気自動車の第2弾「N-ONE e:(エヌワンイー)」の国内販売がいよいよスタート。シンプルさを極めた内外装に、普段使いには十分な航続可能距離、そして充実の安全装備と、ホンダらしい「ちょうどいい」が詰まったニューモデルだ。その姿を写真で紹介する。 -
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ
2025.9.11デイリーコラム何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。 -
ポルシェ911カレラT(前編)
2025.9.11谷口信輝の新車試乗製品の先鋭化に意欲的なポルシェが、あえてピュアな楽しさにこだわったというモデル「ポルシェ911カレラT」。さらなる改良を加えた最新型を走らせた谷口信輝は、その仕上がりにどんなことを思ったか?