-
1/25
-
2/252022年4月に世界初公開、同年7月に日本での販売が開始された新型「BMW 7シリーズ」。フロントまわりの意匠は既存のモデルから刷新されているが、リアから見た姿は、やはりBMWのセダンそのものだ。
-
3/25インテリアの意匠は、電気自動車「iX」から導入が進んでいるBMW最新のもの。エアコン吹き出し口の見当たらない薄型のダッシュボードに、12.3インチと14.9インチの2枚の巨大なディスプレイを配している。
-
4/25新型「7シリーズ」では「BMW Individualエクステンド・レザー・メリノ・シート」が標準装備となるが、試乗車にはさらに上等な、オプションの「BMW Individualフル・レザー・メリノ」のシートが装備されていた。
-
5/25薄型のヘッドランプには全車スワロフスキー製のクリスタルを採用。巨大なキドニーグリルには、写真のとおりイルミネーションが装備されている。
-
BMW 7シリーズ の中古車webCG中古車検索
-
6/25ボディーサイズは全長×全幅×全高=5390×1950×1545mmと非常に巨大。従来型のロングホイールベース仕様より、ホイールベースが5mm、全長では125mmも長い。
-
7/25操作系では、シフトセレクターやインフォテインメントシステムのコントローラー、パワーシートのスイッチなど、各所にクリスタルを採用している。
-
8/2512.3インチのドライバーインフォメーションディスプレイ。ドライブモードに応じて表示のデザインや内容が変化し、「エクスプレッシブ」モードではオイルアートのような壁紙が表示される。
-
9/254枚のドアは、ドアハンドルのスイッチを押すだけで自動で開閉。センターディスプレイでも操作できるほか、運転席のドアはドライバーがブレーキを踏んだら自動で閉まるようにも設定できる。もちろん、人に当たりそうな場合は開口を停止したり、挟み込み防止機能が付いていたりと、安全性にも配慮がなされている。
-
10/25各部に配されたクリスタルの装飾には、写真のとおりイルミネーションを内蔵。試乗車に装備されていた「Bowers&Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」は、「セレクト・パッケージ」に含まれるセットオプションだ。
-
11/25動力性能については、0-100km/h加速5.4秒、最高速250km/h(欧州仕様)。燃費はWLTCモードで12.8km/リッターとなっている。
-
12/25ドライブモードには「パーソナル」「スポーツ」「エフィシエント」「エクスプレッシブ」「リラックス」「シアター」等のモードを用意。モードに応じてパワートレイン/ドライブトレインの制御が切り替わるほか、イルミネーションが変化したり、マッサージ機能やサンシェードといった快適装備が作動したりする。
-
13/2531.3インチのシアタースクリーンからなる、有償オプションの「リア・シート・エンターテインメント・エクスペリエンス」。ワンタッチでガラスルーフが閉じてサンシェードが上がり、後席をシアタールーム化する機能も搭載される。
-
14/25後席の快適装備は、ドアコンソールのタッチスクリーンで操作。スマートフォン感覚で直感的に使うことができる。
-
15/25オプションの「エグゼクティブ・ラウンジ・シート」を選べば、足を伸ばしてくつろぐことも可能だ。
-
16/25ドライバーインフォメーションディスプレイには、AR(拡張現実)技術を用いた映像表示機能も搭載。ナビゲーションの道案内や運転支援システムの周辺認識状態が、より直感的に理解できる。
-
17/25「740i」のパワーユニットは3リッター直6ガソリンターボエンジンと48Vのマイルドハイブリッドシステムの組み合わせ。システム全体では最高出力381PS、最大トルク540N・mを発生する。
-
18/25トランクルームの容量は540リッターで、長尺物を積むのに重宝するスルーローディング機構付き。もちろん、トランクフードは電動開閉式となる。
-
19/25新しい提案に満ちた車内空間に加え、クルマ好きを喜ばせる“走る歓び”も持ち合わせていた新型「7シリーズ」。急速に進化し続ける昨今の自動車だが、こんな未来なら大歓迎である。
-
20/25BMW 740i Mスポーツ
-
21/25
-
22/25
-
23/25
-
24/25
-
25/25

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
BMW 7シリーズ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。