-
1/12話題の新型「トヨタ・プリウス」に試乗。「今度のプリウスは燃費を捨て、デザインと走りを優先した」と聞いていたが、得意の首都高燃費アタックでその実力を確かめてみた。
-
2/12普通に試乗したところ、もちろん大変よくできているが、驚いたことに新型「プリウス」の走りは、スーパーカーではなくプリウスのままだった。当たり前か。(写真=池之平昌信)
-
3/12血のにじむようなじんわりとしたアクセルワークの末、新型「プリウス」の首都高燃費アタックで出た数値は、29.1km/リッターだった。
-
4/12今回試乗した4WDの「プリウスZ」。リアモーターは、従来の7.2PSから41PSへと大幅にパワーアップされている。4WDであることを示す「E-Four」のエンブレムは、フロント左ドアにしか付かないので、パッと見で駆動方式を言い当てるのは難しい。(写真=池之平昌信)
-
5/12新型「プリウス」の試乗にさかのぼること数週間、首都高で「レクサスIS500」のステアリングを握った。IS500のWLTCモード燃費は9.0km/リッター、WLTC市街地モードだと5.5km/リッターと極悪だが、果たして首都高燃費アタックの結果やいかに。
-
トヨタ プリウス の中古車webCG中古車検索
-
6/12首都高で「レクサスIS500」の燃費アタックを行った。ドライブモードはもちろん「ECO」。気合はガンガンに入っているが、ひたすらクルマの流れに乗って淡々と走ることを心がけた。
-
7/125リッターV8自然吸気エンジンで14.5km/リッターの燃費値は、十分スゴイ! かつて4.5リッターV8自然吸気の「フェラーリ458イタリア」で高速道路を淡々と走り、6.4km/リッターしか出せなかったことを考えれば驚くしかない。
-
8/12「レクサスIS500」(写真左)とわが愛車“ちょいワル特急”こと「プジョー508 GT BlueHDi」のツーショット。両車のサイズ感はとても近い。
-
9/12新型「プリウス」(写真左)を“ちょいワル特急”こと「プジョー508 GT BlueHDi」の隣に並べてみた。全長と全幅はプリウスのほうがやや小さいが、全高はほとんど同じだった。
-
10/12“黒まむしスッポン丸”こと、1989年モデルの愛車「フェラーリ328GTS」(写真手前)と新型「プリウス」(写真奥)を並べてみた。確かにプリウスはスーパーカーみたいなフォルムで、フロントウィンドウは328GTSよりも寝ている。
-
11/12新型「プリウス」はフロントピラーが斜め前の視界を邪魔する点でも、“ちょいワル特急”こと「508 GT BlueHDi」に似ている。
-
12/12結局「オレって『プジョー508』が大好きなんじゃないか!」という結論に達しました。でも、「レクサスIS500」が抽選で当たったら買い替えます!

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
トヨタ プリウス の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第325回:カーマニアの闇鍋 2025.12.15 清水草一の話題の連載。ベースとなった「トヨタ・ランドクルーザー“250”」の倍の価格となる「レクサスGX550“オーバートレイル+”」に試乗。なぜそんなにも高いのか。どうしてそれがバカ売れするのか。夜の首都高をドライブしながら考えてみた。
-
第324回:カーマニアの愛されキャラ 2025.12.1 清水草一の話題の連載。マイナーチェンジした「スズキ・クロスビー」が気になる。ちっちゃくて視点が高めで、ひねりもハズシ感もある個性的なキャラは、われわれ中高年カーマニアにぴったりではないか。夜の首都高に連れ出し、その走りを確かめた。
-
第323回:タダほど安いものはない 2025.11.17 清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。
-
第322回:機関車みたいで最高! 2025.11.3 清水草一の話題の連載。2年に一度開催される自動車の祭典が「ジャパンモビリティショー」。BYDの軽BEVからレクサスの6輪車、そしてホンダのロケットまで、2025年開催の会場で、見て感じたことをカーマニア目線で報告する。
-
第321回:私の名前を覚えていますか 2025.10.20 清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
新着記事
-
NEW
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
NEW
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。 -
NEW
EUが2035年のエンジン車禁止を撤回 聞こえてくる「これまでの苦労はいったい何?」
2025.12.19デイリーコラム欧州連合(EU)欧州委員会が、2035年からのEU域内におけるエンジン車の原則販売禁止計画を撤回。EUの完全BEVシフト崩壊の背景には、何があったのか。欧州自動車メーカーの動きや市場の反応を交えて、イタリアから大矢アキオが報告する。 -
NEW
第856回:「断トツ」の氷上性能が進化 冬の北海道でブリヂストンの最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」を試す
2025.12.19エディターから一言2025年7月に登場したブリヂストンの「ブリザックWZ-1」は、降雪地域で圧倒的な支持を得てきた「VRX3」の後継となるプレミアムスタッドレスタイヤ。「エンライトン」と呼ばれる新たな設計基盤技術を用いて進化したその実力を確かめるべく、冬の北海道・旭川に飛んだ。 -
次期型はあるんですか? 「三菱デリカD:5」の未来を開発責任者に聞いた
2025.12.18デイリーコラムデビューから19年がたとうとしている「三菱デリカD:5」が、またしても一部改良。三菱のご長寿モデルは、このまま延命措置を繰り返してフェードアウトしていくのか? それともちゃんと次期型は存在するのか? 開発責任者に話を聞いた。






























