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2/19レクサスの渡辺 剛プレジデントがチーフエンジニアとして手がけた「レクサスRZ(アールズィーと呼称する)」。2023年4月中旬時点でカタログモデルの“バージョンL”をオーダーした場合の納期は6カ月ほどだという。
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3/19フロントマスクとボディーをシームレスにつないだ新たなコンセプト「スピンドルボディー」を採用。確かにグリルとボンネットでスピンドルを形成している。
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4/19左右ひとつながりの細身のリアコンビランプが重心を低く感じさせる。リアフェンダー後部の複雑な造形がすさまじい。
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5/19中央部分を大胆にカットしたルーフスポイラーは車体後方での風の収束性を高めて空力性能アップに寄与している。
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6/19プラットフォームのベースは「トヨタbZ4X」と共通の「e-TNGA」。ただし、各種の補強やブレースの追加によってボディー剛性を高めている。
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7/19ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=4805×1895×1635mm。全長に対して高さが控えめなため伸びやかなスタイリングだ。
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8/19インテリアには「NX」や「RX」と同じ「Tazuna Concept」を採用。ヘッドアップディスプレイとメーターパネル、メーターパネルとセンターディスプレイを流れるように配置することで視線移動をスムーズにしている。
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9/19シフトセレクターは今のところ「e-TNGA」モデル専用のダイヤル式。センターコンソールには消し炭のように自然な黒を表現したというフィルムが貼られる。
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10/19駆動用モーターはフロントが最高出力204PSでリアが109PS。いわゆるBEV的なダッシュ力ではなく、タイヤがごく自然に転がるさまが心地いい。
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11/19シート表皮はウルトラスエードで、カラーは試乗車の「オラージュ」のほか「ヘーゼル」と「グレースケール」もある。前席の膝前には遠赤外線ふく射ヒーターが標準装備。
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12/19シートヒーターはすべてのシートに標準装備。後席は頭上の空間は十分なものの、床と座面の高さが不足気味なのと前席の下に足がほとんど入らないのが今ひとつなポイント。
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13/19荷室の容量は522リッター。奥行きは978mm、最大開口幅は1503mmにも達する。
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14/19前後独立モーターであることを生かして前後の駆動力配分を100:0から0:100の間でアクティブにコントロール。最適なトラクションを確保すると同時に優れた乗り味も実現している。
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15/19ダッシュ中央のタッチスクリーンは「iPad Pro」よりも大きい14インチ。エアコン温度やオーディオのボリューム、デフロスターのオン/オフなど、すぐに操作したいと思うような機能には専用のインターフェイスが残されている。
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16/19まずは円形のステアリングホイールからリリースされた「RZ」だが、いずれはバイワイヤ方式を使った操縦かんのような形状のステアリングも設定されるとのこと。
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17/19床下に駆動用バッテリーを積む電気自動車は床面が高くなるため、オプションのパノラマルーフはサンシェードを廃止してヘッドクリアランスを稼いでいる。
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18/19サンシェードは付かないものの、電気的な調光機能によってボタンひとつで瞬時に曇りガラスになる。
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19/19レクサスRZ450e“バージョンL”

渡辺 慎太郎
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