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2/202023年2月に導入が発表された「BMW M2クーペ」は、2016年に登場した初代から数えて2代目にあたるモデル。3リッター直6ターボエンジンに組み合わされるトランスミッションは、パドルシフト付きの8段ATと6段MTが設定されており、今回は前者に試乗した。
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3/20新型「M2クーペ」は、「1985年に登場し高性能スポーツカーのベンチマークを確立した初代『M3』と、1973年に誕生した『2002ターボ』の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなMモデル」と位置づけられている。
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4/20「M3」や「M4」が縦型の大型キドニーグリルを採用するのに対して、「M2クーペ」では横長のフレームレスデザインが採用される。試乗車のノーズには、BMW M社の50周年記念仕様のエンブレムが備わっていた。
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5/20ボディーサイズは全長×全幅×全高=4580×1885×1410mmで、ホイールベースは2745mm。ワイドフェンダーの採用により、2022年3月に上陸した「220iクーペ」よりも全幅が60mm広く、最低地上高が7mm低く設定されている。
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6/20新型「M2クーペ」のプラットフォームは、エンジン縦置きの後輪駆動モデルおよび同4WDモデルに広く用いられる「CLAR」。乾いた路面では、アクセルを踏んだぶんだけきっちりと前に蹴り出す感覚が味わえる。
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7/20パワーユニットは「M3」および「M4」の3リッター直6ターボエンジン「S58型」に小変更を加えたもので、最高出力460PS/6250rpm、最大トルク550N・m/2650-5870rpmを発生。車重はMT車よりもAT車のほうが20kg重い。
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8/20「マルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイール」の左右スポーク上部に、エンジンやダンパー、パワステ、ブレーキなどの設定を事前に登録し、そのセッティングを瞬時に呼び出すことができる「M1/M2ボタン」を配置。
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9/20走行プログラムを選択・設定できる「Mモード」には、車線逸脱警告やブレーキアシストなど、すべてのドライバーアシスタンスシステムが無効になるサーキット走行に特化した「TRACK」モードが用意されている。
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10/20コックピットの基本デザインは、最新の「3シリーズ」に準じたもので、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを統合した「BMWカーブドディスプレイ」が目を引く。AI音声会話システムの「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」も標準装備される。
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11/20オーソドックスなレバー式のシフトセレクターには、走行スタイルに応じて3つのシフトプログラムから選択できる「Drivelogic」のスイッチが組み込まれている。センターコンソールにiDriveの操作ダイヤルが残されているのも「M2クーペ」の特徴だ。
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12/20今回の試乗車は、オプションカラーのブラックとシルバーに塗られた「Mライトアロイホイール ダブルスポークスタイリング930M」アルミホイールに「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」タイヤを装着。そのタイヤサイズは現行型「M3/M4」と同じフロントが275/35R19、リアが285/30R20という大きなもの。
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13/20「M2クーペ」のテールエンド。大型のディフューザーや電動フラップによって音量が2段階に調整できるブラックの4本出しエキゾーストパイプなどでスポーティーに仕上げられている。
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14/20サスペンションはフロントがストラット式、リアがマルチリンク式で、電子制御式ダンパーを備えた「アダプティブMサスペンション」を採用する。BMWの伝統にのっとり前後重量配分は50:50となっている。
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15/20「M」のロゴイルミネーションがヘッドレスト下部に配置されたヴァーネスカレザー表皮の「Mスポーツシート」をフロントに採用。サイド/ランバー/サイサポートを含めた電動調整機構とヒーターが内蔵される。
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16/20後席の乗車定員は2人。背もたれには40:20:40の3分割可倒機構が備わる。シートベルトやドアパネル、ステアリングホイールのステッチなど、インテリアは「M」ブランドを象徴するブルーとレッドのカラーでコーディネートされている。
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17/20通常使用時の荷室容量は390リッター。「M2クーペ」全車に収納ネットと多機能フックがセットとなる「ストレージコンパートメントパッケージ」が標準で装備される。
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18/20車線変更/車線逸脱の警告システムや衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付き)、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などの運転支援システムを標準装備。アダプティブクルーズコントロールはAT車にのみ搭載される。
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19/20BMW M2クーペ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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