-
1/122022年10月に予約注文の受け付けが開始された新型「911カレラT」。2023年になって本格的なデリバリーがスタートした。この夜は「パイソングリーン」の外板色をまとった7段MT仕様車で、いつもの首都高に出撃した。
-
2/12車名の「T」は「ツーリング」を意味しており、現行型の「911」(992型)では「カレラ」と「カレラS」の中間に位置づけられる。エンジンはカレラと共通だが、シャシーまわりはカレラSに準じた、よりスポーティーなものとなる。
-
3/12「911カレラ」にはない7段マニュアルトランスミッションが選べるのも「911カレラT」の特徴。自動ブリッピング機能が備わっており、ヒール&トーに自信のないドライバーでも安心である。
-
4/12「911カレラT」のインテリア。4Wayの電動調節機構を備えた「スポーツシートプラス」と「GTスポーツステアリングホイール」が標準で装備される。
-
5/12試乗してすぐに「911カレラT」の良さとすごさがわかった。このクルマには昔のままのポルシェが生きている。もっと言えば「930」の香りがする!
-
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
-
6/12車重はエントリーレベルのエンジンを搭載する「911」としては最軽量の1470kg。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は291km/hと発表されている。
-
7/12リアに搭載されるのは最高出力385PS、最大トルク450N・mの水平対向6気筒ツインターボエンジン。ほかの「911」と同じく、エンジン本体を車外から眺めることはできない。
-
8/12リアシートがあった場所はラゲッジスペースに。シート本体や遮音材などが省かれることで、車重は8段PDKの「911カレラ」を35kg下回っているという。
-
9/12前20インチ、後ろ21インチサイズの「チタニウムグレー カレラSホイール」やテールパイプがハイグロスブラックで塗られた「スポーツエキゾーストシステム」が専用装備として採用される。
-
10/12米国の民間宇宙企業ブルーオリジンの再利用式ロケット「ニューシェパード」。準軌道への商用有人飛行が行われている。“宇宙旅行”の時間は10分から15分程度で、一回のツアー料金は約20万ドルとのこと。
-
11/126連メーターやPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメントシステム)と呼ばれるインフォテインメントシステムが備わるコックピットの基本デザインは、現行型「911」に準じたもの。「GTスポーツステアリングホイール」の右下に走行モードセレクターが配置されている。
-
12/12フェラーリが観光用宇宙ロケットになったのに対して、ポルシェは古き良きスポーツカーの香りを残している。7段MTの「911カレラT」は最高だった。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第332回:クルマ地味自慢 2026.3.30 清水草一の話題の連載。最近、年齢とともに地味なモデルが大好きになった。そんななか、人気の「フォレスター」や「クロストレック」の陰にひっそりと隠れたスバルを代表する地味モデル「インプレッサ」に試乗。果たしてその印象は?
-
第331回:デカいぞ「ルークス」 2026.3.16 清水草一の話題の連載。首都高で新型「日産ルークス」の自然吸気モデルに試乗した。今、新車で購入される軽ハイトワゴンの8割はターボじゃないほうだと聞く。同じターボなしの愛車「ダイハツ・タント」と比較しつつ、カーマニア目線でチェックした。
-
第330回:「マカン」のことは忘れましょう 2026.3.2 清水草一の話題の連載。JAIA(日本自動車輸入組合)主催の報道関係者向け試乗会に参加し、「T-ハイブリッド」システムを搭載する「911タルガ4 GTS」とBEV「マカン ターボ」のステアリングを握った。電動化が進む最新ポルシェの走りやいかに。
-
第329回:没落貴族再建計画 2026.2.16 清水草一の話題の連載。JAIA(日本自動車輸入組合)が主催する報道関係者向け試乗会に参加し、最新の「マセラティ・グレカーレ」に試乗した。大貴族号こと18年落ち「クアトロポルテ」のオーナーとして、気になるマセラティの今を報告する。
-
第328回:二極化の真実 2026.2.2 清水草一の話題の連載。夜の首都高に最高出力520PSを誇る「アルファ・ロメオ・ジュリア」の限定車「クアドリフォリオ エストレマ」で出撃した。アクラポビッチ製エキゾーストシステムが奏でるサウンドも走りも、すべてがドストライクだった。
新着記事
-
NEW
街から看板が消えたシェルがエンジンオイルで再出発 ブランドの強みを生かせるか
2026.4.2デイリーコラムサービスステーションの再編で、おなじみの看板が街から消えたシェルは、エンジンオイルで存在感を示そうとしている。F1パイロットも登場した新製品の発表イベントで感じたシェルの強みと、ブランド再構築の道筋をリポートする。 -
NEW
第955回:イタリアでは事情が違う? ニュースにおける高級外車の“実名報道”を考える
2026.4.2マッキナ あらモーダ!目立つから仕方ない? ベントレーやランボルギーニといった高級輸入車だけが、事故を起こすたびに“実名報道”されてしまう理由とは? この現象は日本固有のものなのか? イタリア在住の大矢アキオが、日本の事故報道におけるふとした疑問を掘り下げる。 -
NEW
MINIクーパー コンバーチブルS(FF/7AT)
2026.4.2JAIA輸入車試乗会2026JAIA輸入車試乗会で「ディフェンダー」の次に乗り込んだのは新型「MINIクーパー コンバーチブルS」。重厚でタフな世界から一転、屋根を全開にして走りだせば、飛ばさなくても笑みがこぼれる、幸せな時間が待っていた。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(4WD)/CR-V e:HEV RS(4WD)【試乗記】
2026.4.1試乗記ホンダの「CR-V」が日本市場に帰ってきた。先代モデルの発売時(2018年)も2年ぶりの復活で(少し)盛り上がっていたが、今回もまた3年半ぶりの復活である。モデルライフが途切れ途切れなところは気になるものの、新型のすっきりと上質な乗り味はまぎれもなくプレミアムな領域に達している。 -
今こそブランドの伝統と強みを前面に マツダと三菱のPHEVを乗り比べる
2026.4.1デイリーコラム日産自動車をはじめとした国産6ブランドがBEVとPHEVを集めた合同試乗会を開催。マツダと三菱のPHEVを乗り比べ、それぞれの特性や開発陣の考え方の違い、近い将来に向けたビジョンなどに思いをはせた。 -
第107回:さよならワグナー(後編) ―革新から正統へ 変節するメルセデスと欧州カーデザインの未来―
2026.4.1カーデザイン曼荼羅「EQ」シリーズの失敗を機に、保守的なイメージへ大転換! メルセデス・ベンツのカーデザインは、一体どこへ向かおうとしているのか? 名物デザイナー、ゴードン・ワグナー氏の退任を機に、スリーポインテッドスターと欧州カーデザインの未来を考えた。





























