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1/12雨が降っても汚れが目立たない全天候型戦闘機として導入したシルバーのちょいワル特急こと「プジョー508 GT BlueHDi」。当時の購入金額は299万円で、中古車サイトにおいて2番目に安い個体だった。
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2/12最初に買ったフェラーリが1990年式の「348tb」。路面の凹凸で1車線横っ飛びしてしまうくらいまっすぐ走らない臨死体験マシンだった。
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3/125台目のフェラーリとなった「360モデナ」。自然吸気V8のエキゾーストサウンドに酔いしれたが、超高速域でリアがリフトするこのマシンも非常に怖かった。
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4/128年前に中古で買った「ランチア・デルタ1.6ディーゼルターボ」。さすがイタリアの至宝ランチアだけあって内外装はサイコーにオシャレだった。しかし、あまりにも直進安定性が低くて疲れてしまい、1年余りで手放した。
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5/12愛車ちょいワル特急をまっすぐ走らせるべく、カイゼンを試みることに。まずは近所の杉並モータースで12カ月定期点検に出した際、「アライメント調整できますか」と聞いてみた。
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6/12愛車ちょいワル特急についていた「ミシュラン・パイロットスポーツ4」のトレッド面。購入時は、こんな感じでもうツルツルのテカテカでカチカチだった。
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7/12新兵器として導入したオールシーズンタイヤ「ミシュラン・クロスクライメート2」。100km/h以下なら問題ないが、新東名で120km/h出すとフラフラするので、アライメント調整をしてみることにした。
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8/12アライメント調整の前にタイヤの前後ローテーション作業をしてもらうと、直進安定性が驚くほどカイゼン。安全・快適に旅立ち、宮城・松島基地で無事にブルーインパルスを見学することができた。
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9/12ちょいワル特急のマフラーは外側の1本が、なぜか奥に入っていた。前オーナーがバックした際、石などの突起物にマフラーをガツンと当てたからじゃないか? と疑っていた。
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10/12購入時、ちょいワル特急のマフラーはこんな感じでぐんにゃりと曲がっていた(後に販売店がサービスで交換してくれた)。脱輪か何かが原因で、その際にアライメントが狂ったのではとも考えていたのだが……。
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11/12松島基地でブルーインパルスを見学した後日、アライメントを測定。結果、予想は大ハズレ。脱輪が原因でアライメントが狂っていたわけではなかったのだ。
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12/12タイヤローテーションとアライメント調整でまっすぐ走るようになった愛車ちょいワル特急。新東名の120km/h区間も実に快適である。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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