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2/282023年8月に世界初公開、2024年4月に日本で発売された「ランドクルーザー“250”」。既存の「ランドクルーザー プラド」が「ランドクルーザー“300”」の弟分的な存在だったのに対し、この“250”は「質実剛健を追求したランクルファミリーの中核モデル」とされている。
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3/28クルマの姿勢を把握しやすい、水平基調のインストゥルメントパネルまわり。左右のベルトラインは「ランドクルーザー プラド」(150系)より約30mm低められており、側方の視認性が向上している。
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4/28シート表皮はエントリーグレードの「GX」のみファブリックで、その他のグレードはすべて本革。GX以外のグレードでは、前席にシートヒーターやベンチレーション機能も装備される。
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5/28試乗会場に並べられた「ランドクルーザー」ファミリーの各モデル。写真向かって右端がヘビーデューティーモデルの“70”、同左奥が“ランクルの象徴”とされる“300”、中央の2台が“250”だ。日本市場に3系統のランクルが勢ぞろいするのは、2014年に“70”が限定販売されて以来のこととなる。
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6/28モーグルセクションへ挑む「ランドクルーザー“250”ZX」。ZXグレードは快適装備が充実するだけでなく、「マルチテレインセレクト」や「SDM」、電動リアデフロックも搭載されており、悪路走破性も高められている。
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7/28「SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)」とは、状況に応じてフロントスタビライザーの締結を解除できる機能で、フロントのホイールトラベルを大幅に延ばすことができる。
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8/28「ZX」グレードに備わる「マルチテレインセレクト」のコントローラー。「クロールコントロール」作動時には、速度の調整もこちらのダイヤルで操作する。
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9/28センターコンソールに備わるトランスファーの切り替えスイッチ。ローレンジのギア比は2.566。「マルチテレインセレクト」の走行制御は、「H4」モードでは「オート」「ダート」「サンド」「マッド」「ディープスノー」から、「L4」モードでは「オート」「サンド」「マッド」「ロック」から選択可能となる。
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10/28「ランドクルーザー“250”」のホイールアーティキュレーション(フロント・リア平均値)は、既存の「ランドクルーザー プラド」(150系)より約10%拡大しており、「SDM」が装備された「ZX」ではさらに10%拡大している。
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11/28巨大な岩を乗り越えながらの登坂に挑む。ガン、ゴンと車底をヒットさせながら進んでいくが、同乗するエンジニアは涼しい顔。モノコックのクルマでは考えられないタフネスだ。
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12/28「ランクル“250”」には、もはやおなじみの2.7リッター直4ガソリンエンジン「2TR-FE」と、2.8リッター直4ディーゼルターボエンジン「1GD-FTV」を設定。後者は“70”と基本的に同じエンジンだが、出力を保ちつつターボを小型化して応答性を高めるなどの改良が加えられている。
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13/28車体の底部をのぞき込むと、重要な溶接部は盾でガードされ、フレームのネジまわりも鉄製の峰で守られていた(写真)。エンジニアいわく「多くのクロカン車を見てきたけど、ここまでヒット対策を徹底しているのは『ランクル』だけ」とのことだ。
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14/28泥と砂でコーティングされて難易度が増したロックセクションを走破。繊細なアクセラレーションにもきちんと応答する「1GD-FTV」エンジンの調律に感嘆した。
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15/28試乗の後半には林間コースを走行。ボディーは大柄だが見切りがいいので、取り回し性は良好。トルクフルなディーゼルエンジンで急な登坂路も難なく登ってみせる。
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16/28「ZX“ファーストエディション”」に装備される丸目の「Bi-Beam LEDヘッドランプ」は、カタログモデルにも販売店オプションとして用意される(2024年7月発売予定)。なお「ZX」に装着するとアダプティブハイビーム機能がなくなってしまうので要注意。
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17/28標準のタイヤサイズは、「ZX」が265/60R20、「ZX“ファーストエディション”」「VX“ファーストエディション”」(ディーゼル車)が265/70R18、「VX」「VX“ファーストエディション”」(ガソリン車)が265/65R18、「GX」が245/70R18となっている。
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18/28走りに関する機能・装備はエンジンによっても異なる。たとえばATの段数はディーゼル車が8段、ガソリン車が6段となっており、また舗装路向けのドライブモードセレクト機能(エコ/ノーマル/スポーツ)や、「ダウンヒルアシストコントロール(DAC)+クロールコントロール」も、ディーゼル車にしか備わらない。
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19/28悪路でも存外に快適だったセカンドシート。6:4の2分割でリクライニング/タンブルが可能となっており、「ZX」グレードではシートヒーターやシートベンチレーション機能も装備される。
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20/283列目シートは2列目とのタンデムディスタンスを「ランドクルーザー プラド」(150系)から66mm広げるなどして、居住性を改善。5:5分割のリクライニング/タンブル機構付きで、「ZX」では電動式の格納・展開機能も装備される。
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21/28荷室は、3列目シート使用時の床面長(奥行き)を「プラド」より25mm拡大。5人乗車時の荷室容量も、398リッターから408リッターにアップしている。
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22/28世界170の国と地域で、累計1151万台以上が販売されてきた「ランドクルーザー」。なかでも“250”の属する“ライトデューティー”シリーズは、他のシリーズを上回る440万台が販売されてきた。これからも、世界中で人々の移動を支えていくことだろう。
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23/28トヨタ・ランドクルーザー“250”ZXプロトタイプ
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26/28トヨタ・ランドクルーザー“250”ZX“ファーストエディション”プロトタイプ
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山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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