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1/122023年10月に国内導入が発表されたレクサスの高級MPV「LM500h」。LMという車名は「ラグジュアリームーバー」を意味したもので、ショーファーカーとしてのニーズが想定されている。
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2/12今回は、ゆとりあるぜいたくな後席が自慢の4人乗りモデル「LM500h“エグゼクティブ”」に試乗した。車両本体価格は2000万円。外板色は写真の「ソニックチタニウム」を含む、「ソニッククォーツ」「グラファイトブラックガラスフレーク」「ソニックアゲート」の全4色展開となる。
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3/12「LM500h“エグゼクティブ”」の後席空間は、もはや小さな部屋だった。ゴージャスというよりも、シンプルなインテリアで、居心地の良い上質な空間をつくろうとしているようだった。
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4/12最新のレクサスに共通する「Tazuna Concept」に基づいたデザインが採用されるコックピット。メータークラスターには12.3インチ、センターディスプレイには14.1インチの液晶パネルが配置される。
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5/12前席と後席を区切るパーティションに、アスペクト比32対9の48インチ大型ワイドディスプレイが組み込まれている。今回、走行中に巨大なピカチュウが登場するテレビ番組を視聴したが、残念ながらその写真は大人の事情で紹介できません。
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6/12パーティション上部には、遮音性に優れる昇降/調光ガラスを採用。調光スイッチの操作によって、ガラスの透明/不透明を一瞬で切り替えられる。
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7/12室内照明を最小限にして首都高をドライブ。遠くにレインボーブリッジが見える。パーティションの窓の上下幅が小さいので、乗ったことはないがなんだか護送車に閉じ込められたような気分になった。
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8/12「レクサスLM500h“エグゼクティブ”」のボディーサイズは全長×全幅×全高=5125×1890×1955mm。実に堂々としたたたずまいである。
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9/12担当サクライ君の運転のせいなのか後席に座って気分が悪くなったので、帰りは運転席に収まった。カーマニア的には後席より運転席のほうがぜんぜんカイテキ! これは発見だった。
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10/122.4リッター直4ターボエンジンとフロントモーター、「eAxle」と呼ばれる高出力リアモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。371PSのシステム最高出力を誇る。
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11/12以前『カートップ』誌の取材にて、美人秘書役(レースクイーン・林紗久羅さん)と「アルファード エグゼクティブラウンジ」の極上空間を堪能。それはまさに極楽浄土であった。アルファード最高! まぁ、隣に美人秘書がいればどんなクルマでも極楽浄土かもしれないが。
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12/12現在「LM500h“エグゼクティブ”」の納期は2.5カ月~3カ月と、意外にも短い。ショーファーカーをお考えの富裕層の皆さん、注目です。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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