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1/152024年6月14日、伊シエナ・カンポ広場の「アルファ・ロメオ・ジュニア」。
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2/152024年の「ミッレミリア」には400台以上が参加。約2200kmのラリーに挑戦した。
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3/15シエナのカンポ広場は、会期4日目のチェックポイントの1地点として設定された。
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4/15このヒストリックカー・ラリーの参加資格は、「ミッレミリア」がスピードレースだった時代の1927年から1957年の参加車、もしくはその同型車。実は「シトロエンDS」(写真向かって右)も、エントリーが許された1モデルである。左は同ブランドの現行モデル「C5エアクロス」。
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5/15ランチアがサポートカーとして投入した新型「イプシロン」のマイルドハイブリッド仕様。
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6/15こちらはBEVの出場枠「ミッレミリア・グリーン」に参加した新型「イプシロン」。『クアトロルオーテ』誌の記者がドライバー/コ・ドライバーを務めた。
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7/15カンポ広場に到着直後の「アルファ・ロメオ・ジュニア」。
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8/15カメラマンが乗る「ステルヴィオ」に続く「ジュニア」。スケーラブルプラットフォーム「STLAスモール」上に構築されたフォルムは、新しいデザイン言語であることがわかる。
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9/15現シエナ市役所である「プッブリコ宮」の前で。マイルドハイブリッド仕様でも「スペチアーレ」だけには、“ビッショーネ”(ミラノ・ヴィスコンティ家の紋章である、人を飲み込むヘビ)を模したグリルが与えられる。
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10/15ウィンドウとグリーンハウスのグラフィック処理は、意見が分かれるところであろう。しかし中世の建築物と対峙(たいじ)するだけのマッス感は十分にあると感じられた。
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11/15もちろん新型車ということで、関心をもって観察するギャラリーも見られたが……。
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12/15後方の礼拝堂は、シエナ市民の3分の2が命を落としたペスト(黒死病)の終息に感謝するため、1376年に献堂したもの。
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13/15「ジュニア」の1台を操縦してきたルイージ氏(写真中央・奥)と。
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14/15気がつけば後方に、イタリア高速警察隊の1961年「アルファ・ロメオ・ジュリエッタTI 1.3」が。
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15/1516時半ごろ。その日の最終地点であるボローニャに向かって旅立つ2台の「ジュニア」。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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