-
1/20
-
2/202024年7月18日に注文受け付けがスタートした「レクサスLBX MORIZO RR」。RRはルーキーレーシングの頭文字だが、商標登録はあくまでRRだという。
-
3/20空力&冷却性能を追求した専用のフロントバンパーとグリルを採用。ご覧のとおり今どきのクルマとしては珍しいほどに開口部が大きい。
-
4/20リアセクションはデュアルマフラーと専用バンパーで低重心感を強調。フロントともども空力性能の強化にはエアレースで培った知見が注ぎ込まれている。
-
5/20タイヤサイズは235/45の19インチで、コンチネンタルの旗艦タイヤ「スポーツコンタクト7」を履く。鍛造アルミホイールは専用デザインだ。
-
レクサス の中古車webCG中古車検索
-
6/20プラットフォームは小型車用の「GA-B」をベースに、リア部分は「プリウス」などに使う「GA-C」を組み合わせている。足まわりはフロントがストラットでリアがダブルウイッシュボーン。
-
7/20スタンダードな「LBX」の登場時もボディー剛性の強化がうたわれていたが、「MORIZO RR」ではさらなる強化を実施。スポット溶接打点を469カ所追加し、構造用接着剤の塗布範囲も12.8m拡大したという。
-
8/20「MORIZO RR」のストラットサスのロアアーム。U字の断面に熱硬化樹脂を詰め込んで焼き付けた「REDS」を採用している。足まわりへの採用は世界初をうたう技術だ。
-
9/20フロントには「GRヤリス」や「GRカローラ」と同じ最高出力304PS、最大トルク400N・mの「G16E-GTS」エンジンを搭載する。
-
10/20駆動方式は「RR」ではなくフルタイム4WD。前後駆動力配分は電子制御によってシーンに応じて最適化されるが、50:50に固定することもできる。
-
11/20トルセンLSDを前後アクスルに搭載。電子制御式フルタイム4WDによる前後トルク配分とも相まって鋭いコーナリングができる。
-
12/20コックピットデザインはスタンダードな「LBX」と変わらず、小さな高級車としてのキャビンを踏襲している。
-
13/20表皮一体発泡構造を持つ専用デザインのフロントシートを装備。「LBX」で「ヤリス クロス」よりも15mm下げた着座位置を「MORIZO RR」ではさらに10mm下げている。
-
14/208段AT車のシフトセレクターにはディンプル加工が施された本革を採用。「AWDモード」ボタンで前後駆動力配分を50:50に変更できる。
-
15/20吸音材の追加等による静粛性強化の一方で、アクティブサウンドコントロール機能によるドライビングサウンドの演出を採用。駆動状態に合わせたサウンドアシストによって車両の状態を把握しやすくしている。
-
16/206段MT車が用意されるのは国内向けのレクサス車としては初めてのこと。わざわざサイドブレーキを組み合わせ、しかもレバー比を変更して「GRヤリス」よりも操作に必要な力を軽減させている。
-
17/20液晶式メーターは12.3インチのサイズ自体はスタンダードな「LBX」と変わらないが、表示可能な項目(Gメーターやブースト計など)やカラーリングが「GRヤリス」に近くなっている。
-
18/20GPSの判定によってアクティブになる「サーキット」モードを搭載。最高速の引き上げやターボのアンチラグの低減などが可能になる。
-
19/20レクサスLBX MORIZO RR
-
20/20レクサスLBX MORIZO RR

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
レクサス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】 2025.9.12 レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
新着記事
-
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。 -
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】
2025.9.16試乗記人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。