-
1/28
-
2/282024年4月に発表された「アルファ・ロメオ・ジュニア」。当初は「ミラノ」という車名だったが、発表からわずか5日後にジュニアに改名された。
-
3/28インストゥルメントパネルまわりは、ドライバー側へ傾けて装備された10.25インチのタッチスクリーンが目を引く。インフォテインメントシステムはOTAアップデートを含む「Alfa Connect Services」に対応。「ChatGPT」を用いたアシスタンス機能を備えているなど、中身も充実している。
-
4/28「ジュニア エレットリカ280ヴェローチェ」にはレザーとファブリックのコンビシートが標準で装備され、オプションでスエード調表皮を用いたサベルト製のコルサシート(写真)も用意される。
-
5/28前席同様、黒を基調に赤い差し色が入れられたリアシート。6:4の2分割可倒機構が備わっている。
-
アルファ・ロメオ の中古車webCG中古車検索
-
6/28いかめしい「ジュニア」のフロントマスク。「エレットリカ280ヴェローチェ」にはフルLEDのアダプティブヘッドランプが標準で装備される。
-
7/28ボディーサイズは全長×全幅×全高=4173×1781×1505mm。「ヴェローチェ」には専用のスポーツサスペンションが装備されており、他のモデルより車高が25mm低められている。
-
8/28「ヴェローチェ」には「センピオーネ ホワイト」「トルトーナ ブラック」「ブレラ レッド」「ナヴィッリ ブルー ティール」「アレーゼ スティール」「スカラ アイボリー」の6種類の外装色が用意される。
-
9/28ブラックのルーフやミラーキャップ、レッドのアクセント、ボディー同色のドアハンドルなども「ヴェローチェ」の特徴。(写真ではわかりづらいが)よく見るとCピラーにも“ビショーネ(ヘビ)”のロゴがあしらわれている。
-
10/28「プログレッソ」と呼ばれる透かし彫りのようなスクデットの意匠は、上級グレードのみに採用される。
-
11/28こちらはスタンダードモデルに装備される、「レジェンダ」のスクデット。
-
12/28ボンネットの下には充電ケーブルをしまえるスペースが。充電に要する時間は、Mode3の普通充電(11kW)で5時間45分。100kWのDC急速充電器を使うと、残量20%の状態から27分で80%まで回復できる。(写真:嶋田智之)
-
13/28ドアを開け、いよいよ「ジュニア」に搭乗。よく見ると、ダッシュボードの縁にも“ビショーネ(ヘビ)”のマークが描かれている。
-
14/28スタートスイッチなどはセンターコンソールにまとめて配置。シフトセレクターやドライブモードセレクターなどは、同セグメントのプジョー/シトロエン車と共通のデザインおよび操作方法となった。
-
15/28「エレットリカ280」に搭載されるeアクスル。ステランティスとニデックルロア・ソマーホールディングの合弁会社であるEmotorsの手になるもので、280PSの最高出力と345N・mの最大トルクを発生。最高回転数は1万5200rpmとなっている。(写真:嶋田智之)
-
16/28ボディーサイズがライバルよりやや小ぶりなこともあって、「ジュニア エレットリカ」の車重は1545~1590kg(空車重量)と軽量。同じBEVのコンパクトSUVでも、「メルセデス・ベンツEQA」などは2tを超える。
-
17/28よりクイックなハンドリングが楽しめる「エレットリカ280ヴェローチェ」。ステアリングレシオは、他のモデルが15.8なのに対し、ヴェローチェは14.6。ロック・トゥ・ロックも2.75から2.7へと、やや小さくなっている。
-
18/28「ヴェローチェ」のホイールサイズは20インチで、「Venti」と呼ばれるアロイホイールを装着。試乗車はミシュランのBEV用ハイパフォーマンスタイヤを装着していた。
-
19/28「ヴェローチェ」では制動性能も強化されており、フロントには他のモデルより80mmも大きなφ382mmのディスクローターと、4ピストンモノブロックキャリパーが装備される。
-
20/28サスペンション形式は、前がマクファーソンストラット式、後ろがトーションビーム式。形式自体はシンプルなものだが、独自のつくり込みによってアルファ・ロメオならではのダイナミクス性能を実現している。
-
21/28メーターナセルの内側に備わる、フルカラーのドライバーインフォメーションディスプレイ。高精細で視認性は申し分ない。
-
22/28「エレットリカ280ヴェローチェ」に標準で装備される、新開発の機械式LSD「トルセン“D”」。軽さと効率のよさを追求したLSDで、フロントの左右輪に、常に最適な駆動力を配分する。(写真:嶋田智之)
-
23/28ラゲッジスペースの容量は400リッター。後席を倒せば、1265リッターまで拡張できる。(写真:嶋田智之)
-
24/28“BEVのコンパクトSUV”と、ジャンルだけを見ると「アルファならではの熱い走り」からは程遠いクルマに思える「ジュニア エレットリカ」だが、実際には十分に刺激的な走りを持ち合わせていた。
-
25/28アルファ・ロメオ・ジュニア エレットリカ280ヴェローチェ
-
26/28
-
27/28
-
28/28

嶋田 智之
アルファ・ロメオ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























