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1/13フルモデルチェンジで3代目に進化したホンダの新型「フリード」は、2024年6月27日に正式発表された。標準モデルとされる「エアー」と、アウトドアテイストが盛り込まれた「クロスター」の2モデルをラインナップしている。写真は前者。
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2/13従来型のリアコンビランプデザインが横基調だったのに対して、新型では四角形のLEDランプを縦方向に並べたものに変更。新しさと機能性が表現されている。
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3/13水平基調でクリーンな視界確保を重視したという新型「フリード」のインストゥルメントパネルデザイン。ダッシュボード上部に横長のメーターを配置していた従来型に対して、新型ではステアリングホイールの奥に7インチの液晶ディスプレイが組み込まれている。
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4/13新型「フリード」のエクステリアデザインは、あまりにも“素”すぎてトヨタのワンボックスカー「タウンエース」(写真)みたいに見えた。
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5/13シンプル&クリーンなデザインとされた「フリード エアー」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4310×1695×1755mm、ホイールベース=2740mm。従来型比で全長が45mm延びている。
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6/13新型「フリード」のパワーユニットは、最高出力106PSの1.5リッター直4エンジンに最高出力123PSのモーターを組み合わせた2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」(写真)と、最高出力118PSの1.5リッター直4ガソリンエンジンの2種類から選択できる。
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7/13右側のサードシートを折りたたんだ様子。シートの固定位置は従来型よりも90mm下げられ、より小さな力でシートの収納・展開作業が行えるようになった。
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8/13前後フェンダーにホイールアーチプロテクターを装着する「クロスター」は、標準車の「エアー」よりも25mm幅の広い全幅1720mmで、3ナンバー車となる。
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9/13専用のフロントグリルやロワーガーニッシュ、ホイールアーチプロテクター、ルーフレールなどでアクティブなスタイルが表現された「クロスター」。
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10/13車いすの積載に対応する「スロープ」は、最新型では「クロスター」にのみ設定される。クロスター スロープにはスーパーフレックススロープと電動ウインチ、リアクーラーなどが標準で装備され、消費税が非課税となる。
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11/13車いすに座りながら、「フリード クロスター スロープ」の後部に乗せてもらった。1列目・2列目シートを動かすことなく、その後ろの3列目相当部分に車いすを固定できる。
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12/13「フリード クロスター スロープ」の後部エリアには、車いすの乗員用に3点式シートベルトが設置されている。他メーカーの車いす仕様車のように1列目や2列目シートを事前に動かす必要もないので、簡単かつスピーディーに車いすを収容できる。
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13/13スロープの耐荷重は200kgで、電動ウインチ用のリモコンも標準で装備される。新型「フリード」からスロープ車が型式指定車両になったので、持ち込み登録の手間が省けるようになったのもトピックだ。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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