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2/19「ロータスがつくり上げた最高で最後のミドシップエンジン車」とうたわれる「エミーラ」。2021年7月にグローバルデビューし、日本では2021年10月にV6モデル、2022年4月に直4モデルの注文受け付けがスタートした。
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3/19今回試乗した車両は、導入記念として設定された特別仕様車の「ファーストエディション」。「ロータスドライバーズパック」や「コンビニエンスパック」、「ロータスデザインパック」などが標準で採用される充実した装備が特徴だ。車両本体価格は1661万円。
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4/19低いフロントフードのフロント左右に配置される縦型のオールLEDヘッドライトは、ウイングにインスパイアされたという「ツインブレードデザイン」が採用されている。グロスブラックのスプリッターやエアブレードは、「エミーラ ファーストエディション」で採用される「ロワーブラックパック」に含まれるアイテム。
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5/19LEDを用いた特徴的なデザインのリアコンビランプや、アルミ製のバスタブ型モノコックに樹脂ボディーをかぶせるという基本構造はV6搭載の「エミーラV6」に共通する。グロスブラックのリアディフューザーは、有償オプションの「フルブラックパック」に含まれるアイテム。
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6/19最高出力365PS/7200rpm、最大トルク430N・m/3000-5500rpmを発生するメルセデスAMG製の2リッター直4ターボエンジン「M139」をリアミドに搭載。エンジンルームは専用のカバーで覆われ、V6エンジン搭載車との差異化が図られている。
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7/19インテリアの基本デザインは先にデリバリーが開始された「エミーラV6ファーストエディション」に準じたもの。ダッシュボード中央には10.25インチのタッチスクリーンが備わる。スイッチ類は少ないが、ドライブモードのセレクターや空調、オーディオの音量など、頻繁に操作するスイッチやダイヤルは残されている。
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8/1912.3インチのTFTドライバーディスプレイ。ドライビングモードに合わせて表示デザインも変更される。写真はサーキット走行向けとなる「TRACK」モードを選択した様子。
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9/19「エミーラ ファーストエディション」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4413×1895×1226mm、ホイールベースは2575mm。外寸はV6エンジン車と変わらないが、日本仕様車の車両重量はV6エンジン車よりも53kg軽い1446kgと発表されている。
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10/19ダイヤモンドカット仕上げが施された標準仕様の20インチ鍛造ホイール。無償オプションでシルバーまたはグロスブラックが選択できる。タイヤは「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」で、サイズはフロントが245/35ZR20、リアが295/30ZR20。
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11/19最高出力365PSのAMG製2リッター直4ターボ「M139」に8段DCTが組み合わされる。注意深く観察しないとシフトアップに気づかないほど変速はシームレス。パワートレインの滑らかな動きも印象的だった。
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12/19英国の高級オーディオブランドとして名をはせるKEFが手がけたプレミアム10チャンネルオーディオが標準装備とされる。3つの「Uni-Qスピーカー」や2つのウーファー、サブウーファーなどで構成され、トータル出力は340W。
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13/19「エミーラ ファーストエディション」のペイントカラーは、写真の「ダークバーダントメタリック」を含むメタリック系9色、ソリッド系4色の全13種類から無償で選択できる。
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14/1912Wayの電動調整機構が備わるヒーター付きのプレミアムスポーツシート。表皮はブラック、レッド、アイスグレー、タン(写真)のナッパレザーか、イエローまたはレッド、アイスグレーのコントラストステッチが選択できるブラックアルカンターラ表皮から無償でオーダーできる。
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15/19容量208リッター、積載重量が20kgまでとされるフロントシート後方の荷室。荷物を固定できるフックやネットも装備している。
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16/19標準サイズのフライトケースまたはゴルフクラブセットが収納できるという車体後端のラゲッジスペース。容量は151リッターで、積載重量は50kgまでとされる。
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17/19アイバッハ製のコイルスプリングとビルシュタイン製のショックアブソーバーを組み合わせるダブルウイッシュボーン式のサスペンションを前後に採用する「エミーラ ファーストエディション」。0-100km/h加速は4.4秒、最高速度は275km/hと発表されている。
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18/19ロータス・エミーラ ファーストエディション
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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