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2/192024年4月に登場したアストンマーティンのハイパフォーマンスSUV「DBX707」のマイナーチェンジモデル。インテリアのリニューアルやインフォテインメントシステムのアップデートを中心に、さまざまな改良が施された。
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3/192019年11月にグローバルデビューした「DBX」は、今やアストンマーティンの販売台数の半分以上を占めるモデルに成長。2024年4月のマイナーチェンジで、ラインナップは高性能モデル「DBX707」に一本化された。
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4/19今回の試乗車では、「グロス2×2ツイルカーボンファイバーアッパー」および「DBX707カーボンファイバーロワー」と呼ばれるスポーティーなエクステリアパックが選択されていた。大幅改良を受けたインテリアに比べて、エクステリアの改良は最小限にとどめられている。
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5/193Dパーキング用のカメラを内蔵するヘッド回転式のドアミラーは、今回のマイナーチェンジで採用された新アイテム。輝きのある深紅の外板色は「スーパーノヴァレッド」と呼ばれる「Qペイント」で、当初「DBS GTザガート」のために特別開発され、後に「DBX707」や「ヴァンテージ」でも選択できるようになった。
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6/19大きく手が入れられたインストゥルメントパネル。従来型でセンターディスプレイの上方に配されていたエンジンのスタート/ストップスイッチやシフトセレクターは、「DB12」や「ヴァンテージ」「ヴァンキッシュ」に準じた小さなレバー式に変更された。
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7/19タッチ式となった10.25インチサイズのセンターディスプレイは、シングルフィンガー/マルチフィンガージェスチャーコントロールに対応。写真は走行プログラムを「Sport+」モードとし、エンジンの出力やトルクを表示する「テレメタリー」画面を選択した様子。
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8/19センターコンソールパネルは「DBX707」専用となるデザインだが、シフトセレクターをはじめとしたコンパクトな操作系は、アストンマーティンの最新スポーツカー群に準じたものとされた。
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9/19マイナーチェンジした「DBX707」のボディーサイズは従来型と変わらず、全長×全幅×全高=4495×1980×1275mm、ホイールベースは2705mmとなる。
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10/19従来型ではダッシュボード最上段のど真ん中に位置していたエンジンスタート/ストップスイッチは、シフトセレクターのすぐ前方に移動した。スイッチを取り囲むベゼルが、ドライブモード選択ダイヤルになっている。
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11/19メルセデスAMG製となる4リッターV8ツインターボエンジンの出力は、従来モデルと変わらず最高出力707PS/6000rpm、最大トルク900N・m/2750-4500rpmを発生。AMGが「スピードシフトMCT」と呼ぶ、湿式多板クラッチ式の9段ATを組み合わせる。
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12/19「DBX707」の荷室容量は638リッター。後席使用時の荷室長は1021mm、荷室幅は1161mm、荷室床面から天井までの高さは693mmと十分なもの。リアゲートは電動開閉式で、ジェスチャーコントロール機能も組み込まれている。
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13/19乗り味にもSUVらしからぬ低重心感が如実で、その動きにはまるで無駄がない。サスペンションがソフト気味になる「GT」モードでも、コンパクトスポーツのごとくクイックなハンドリングが味わえる。
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14/19今回の試乗車はオプションの「ブラックテクスチャード」と呼ばれる23インチ鍛造アルミホイールに、フロントが285/35ZR23、リアが325/30ZR23サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを組み合わせていた。
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15/19今回試乗した車両のインテリアは「インスパイアスポーツ モノトーン」仕様で、アッパー/ロワートリムとも「スパイシーレッド」の内装色が選択されていた。フロントシートには有償オプションとなるベンチレーション機能が備わっていた。
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16/19リアの居住性は申し分なく、足元にも頭上に十分な余裕が感じられた。リアのニールームは1040mm、ヘッドルームは1016mmが確保されている。今回の試乗車ではリアシートのベンチレーション機構と、リアのアコースティックプライバシーガラスがオプションで選択されていた。
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17/19タイトなワインディングロードを行く「DBX707」。従来モデルのように23インチタイヤ特有の硬さを感じるシーンはほとんどなく、その路面タッチは明らかにまろやかでしなやかなものであった。デフォルトにあたる「GT」モードは、熟成された味わいが印象に残った。
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18/19アストンマーティンDBX707
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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