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1/14“黒まむしスッポン丸”ことわが愛車1989年モデルの「フェラーリ328GTS」で首都高をドライブ中、エンジンフードから煙が! 急いで辰巳PAに滑り込んだ。
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2/14エンジンフードから立ち上る煙の色からしてそれは水蒸気ではなく、油類が燃えているようだ。辰巳PAに止めてエンジンフードを開けたら、やっぱり火が出ていた。
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3/14たまたまPAに居合わせたポルシェ乗りのカーマニア様おふたりが、携帯型CO2消火器で火を消してくださった。写真は鎮火直後の「328GTS」のエンジンルーム。この辺りから火が出ていた。ポルシェ乗りのカーマニア様、お礼の言葉もございません!
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4/14レッカーに載る「328GTS」。慢心により、けん引フックもけん引ポイントもないことを初めて知った。けん引するときはリアフレームにロープを掛けるんだね。レッカーサービス様、手慣れた作業、ありがとうございます!
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5/14首都高で愛車「328GTS」の車両火災寸前を経験したその2日後、「ベントレー・コンチネンタルGTCスピード」に乗り、再び首都高に出撃。あいにくこの日は雨で、せっかくのオープントップを開けて走ることができなかった。残念。
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6/14最高出力600PSの4リッターV8ツインターボエンジンをベースとするプラグインハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力は782PSで、同最大トルクは1000N・m! ベントレーはこのパワートレインを「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」と呼んでいる。
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7/14「コンチネンタルGTCスピード」のインテリア。コックピットでは回転式のセンターディスプレイやクロックなど、ベントレーならではのラグジュアリーな装備が継承されている。
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8/14東京高速道路(KK線)が間もなく廃止されるということで、この日は汐留JCTからKK線を使って八重洲方面に向かった。KK線からの有楽町や銀座の夜景も見納めだ。
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9/14それなりに加速もしているのにエンジンは回る気配なし。ってことは、首都高レベルだったらエンジン要らないんじゃないか。PHEV、すごい!
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10/144代目にあたる最新の「コンチネンタルGTC」。第3世代モデルのコンポーネントの68%を刷新し開発したという進化型で、内外装にも大幅に手が入っている。
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11/14シフトセレクターレバーの手前に配置されるエンジンのスタート/ストップスイッチ。その丸型スイッチのベゼル部分がドライブモードセレクターダイヤルになっている。
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12/14「『328』、こんな感じで煙が出たんだよね~」の再現ポーズ。車両火災で首都高を通行止めにするなど、大ごとにならなくて本当によかった。
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13/14首都高・辰巳PAでポルシェ乗りのカーマニア様が持っていた小型二酸化炭素消火具付き脱出ハンマー「消棒RESCUE」に助けられた。本当に感謝である。身をもってその有効性を確認したので、早速通販で大量購入。備えあれば憂いなし、である。
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14/14あるじである「328GTS」がいなくなった自宅のガレージは、狭いが広く感じる。「消棒RESCUE」は、辰巳PAで助けてくださったポルシェ乗りのカーマニア様に、なんとか3倍返ししたいと思っている。ありがたくて涙が出る。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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