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2/232025年4月に日本で正式発表された6代目「フォレスター」。従来型より「スバルグローバルプラットフォーム」を受け継ぎつつ、ボディーはフルインナーフレーム構造に刷新。ハイブリッド車の設定もトピックとなっているが、今回の試乗車は1.8リッターターボの純エンジン車である。
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3/23従来型よりグッと質感が増したインテリア。グレードによって仕様が異なり、「スポーツ/スポーツEX」では、ダークグレーのインパネトリムにブロンズおよびピアノブラックの加飾、ブロンズ/グレー(トリコット/表皮巻き)のドアトリムが組み合わされる。
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4/23駆動方式は、依然として全車4WDという質実剛健ぶり。ハイブリッド車には低負荷走行時にFWD走行となるクラッチ開放制御が備わるが、ターボ車にはそうした機構は備わらない。
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5/23外装もグレードによって各部が異なり、「スポーツ/スポーツEX」では黒一色のフロントグリルやブロンズのアクセントが特徴となる。ホイールや「SYMMETRICAL AWD」のオーナメントもブロンズだ。
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6/23大きなウィンドウによる抜群の視界のよさは、「フォレスター」伝統の美点だ。新型ではワイパーなども車内から見て隠れるように配置し、よりスッキリした前方視界が追求された。
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7/23「スポーツ/スポーツEX」のシート表皮はウルトラスエードと合成皮革のコンビタイプ。前席に、3段階の温度調整機能付きシートヒーターや、パワーシートが標準で装備されるのはうれしいが、同グレードでは革シートやシートベンチレーション機能は選べない。
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8/23リアシートは6:4の分割可倒式で、5段階のリクライニング機構を装備。フロントセンターコンソールの背面には、後席用エアコン吹き出し口と、シートヒーター(左右席)のスイッチ、そしてUSB Type-Aポートと同Type-Cポートが備わっている。
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9/23フットワーク関連では、「インプレッサ」「レヴォーグ」と同じく、操舵機構にデュアルピニオン式の電動パワーステアリングを採用。「スポーツ/スポーツEX」のサスペンションには、路面からの入力に対して足をスムーズに動かすことを重視し、超飽和バルブ付きダンパーが装備されている。
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10/23「スポーツ/スポーツEX」に搭載される、1.8リッター直噴ターボエンジン「CB18」。このエンジンやドライブトレインの仕様は、従来型のターボモデルと共通で、エンジンのアウトプットやその発生回転域、CVTのギア比、最終減速比も同じだ。
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11/23パワートレインの特性を切り替えられる「SIドライブ」。ステアリングスイッチで瞬時に操作可能だが、「峠道を飛ばしでもしない限りは、穏やかな『I』モードで十分」という印象だった。
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12/23全グレードに標準で装備される、11.6インチのセンターディスプレイ。各種インフォテインメント機能が搭載されるほか、空調やシートヒーターの操作、悪路用のドライブモードセレクター「D-MODE」の操作、各種車載機能の設定変更などもここで行う。
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13/23左右2本出しのマフラーが装備されるのは「スポーツ/スポーツEX」のみ。ハイブリッド車は右側の1本出しで、リアバンパーの左側には“目隠し”がされる。
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14/23「EX」グレードには、通常の「アイサイト」に加えて、より高度な「アイサイトX」の各種機能を搭載。渋滞時のハンズオフ走行機能や、アクティブレーンチェンジアシスト、カーブや料金所手前での速度制御機能などが追加される。
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15/23「スポーツ」以外の全車に装備されるフル液晶メーター。ナビの地図画面や、先進運転支援システム(ADAS)にフォーカスした画面なども用意されるが、後者の場合、ADASが機能していないと画面中央が真っ黒なままとなる(写真)。センサーは常時作動しているのだし、システムが認識した周辺車両や障害物、人などの交通参加者を表示するような“芸”があってもいい気がした。
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16/23従来型より容量が減ったとされる荷室だが、側壁にユーティリティーナットが付いたり、広範なグレードにキックセンサー式のハンズフリーパワーテールゲートが採用されたりして、利便性の向上が図られている。
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17/23VDA計測による「スポーツ/スポーツEX」の荷室容量は、床面より上が489リッター、床下のサブトランクが23リッターで、従来の純エンジン車より、前者が5リッター、後者が3リッター小さい。
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18/23これも「フォレスター」の美点である真面目な四駆性能については、後日あらためてリポートしたい。ファンの皆さま、乞うご期待。
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19/23スバル・フォレスター スポーツEX
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堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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