-
1/142025年10月に販売が開始されたミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」。今回、テストコースで試走を行い、両タイヤの特徴をチェックした。
-
2/14ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3スポーツ」(写真左)と「クロスクライメート3」(同右)。4年にわたり販売されてきた「クロスクライメート2」の後継モデルという位置づけだ。
-
3/1416インチから20インチまでの全35サイズをラインナップする「クロスクライメート3」。夏の大雨や冬の急な雪など、予測しづらい天候変化にも対応でき、日常の運転に安心感をもたらすとうたわれる。価格はオープン。
-
4/14季節や路面を問わないオールシーズンタイヤでありながら、スポーツタイヤに匹敵する高速安定性とハンドリング性能を備えたとアナウンスされる「クロスクライメート3スポーツ」。18インチから21インチまでの全27サイズをラインナップする。価格はオープン。
-
5/14「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」は、いずれも排水性、排雪性向上を狙い「Vシェイプトレッドパターン」にセンターグルーブを追加したデザインに進化。写真はクロスクライメート3スポーツのトレッドパターンで、中央の縦溝が目を引く。
-
トヨタ カローラ ツーリング の中古車webCG中古車検索
-
6/14「トヨタ・カローラ ツーリング」に新品の「クロスクライメート3」と、残溝が2mmとなった同タイヤを履かせてウエットブレーキ性能を比較した。サイズはいずれも205/55R16。
-
7/14ぬれた路面で制動テストを実施。80km/hからフルブレーキングを行い、完全停止までの距離を計測する。新品の「クロスクライメート3」は同車両7台分程度で停止し、対する残溝2mmでは、それにプラスすること車両1台分弱で完全停止に至った。
-
8/14写真左が新品の「クロスクライメート3」、右が残溝が2mmのクロスクライメート3。残溝2mmは、数リップサインが出る寸前のレベルで、現実的には使用の限界に近い状態といえる。
-
9/14「クロスクライメート3」は、「マックスタッチコンストラクション」と呼ばれる技術を採用。トレッド面の接地圧分布を均一化し、タイヤが減っても新品時からの性能低下を抑える働きを有する。
-
10/14「クロスクライメート3」を装着した「カローラ ツーリング」で高速走行テストを行った。速度を80km/h、100km/h、120km/hと引き上げていっても、オールシーズンタイヤにありがちなハイスピード域での高周波ノイズはしっかりと抑え込まれていた。直進安定性の高さもクロスクライメート3のセリングポイントといえる。
-
11/14新品の「クロスクライメート3スポーツ」と、同じく新品の「クロスクライメート2」をそれぞれ装着した「フォルクスワーゲン・ゴルフeTSI」で、ウエットハンドリングテストを行った。写真はクロスクライメート3スポーツを装着した車両の走行シーン。
-
12/14「クロスクライメート3スポーツ」には、ミシュランの「パイロットスポーツ」シリーズでもおなじみのアラミドとナイロンを組み合わせた高剛性のハイブリッドキャッププライを用いた「ダイナミックレスポンステクノロジー」が採用されている。ケース剛性の高さは、良好なステアリングインフォメーションと、ハンドリングの安定感につながっている。
-
13/14「クロスクライメート3スポーツ」はサイズが18インチ以上で、すべてXL規格対応。ウエットラベリングはクロスクライメートシリーズ初となる「a」を、転がり抵抗ラベリングは「A」を獲得している。
-
14/14全サイズでサイドウォールに「フルリングプレミアムタッチ」を採用し、深みのある上質な黒さを実現。「クロスクライメート3スポーツ」は、タイヤをより黒く美しく見せることにもこだわっている。

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
トヨタ カローラ ツーリング の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第851回:「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す 2025.11.6 ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。
-
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記 2025.11.1 「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。
-
第849回:新しい「RZ」と「ES」の新機能をいち早く 「SENSES - 五感で感じるLEXUS体験」に参加して 2025.10.15 レクサスがラグジュアリーブランドとしての現在地を示すメディア向けイベントを開催。レクサスの最新の取り組みとその成果を、新しい「RZ」と「ES」の機能を通じて体験した。
-
第848回:全国を巡回中のピンクの「ジープ・ラングラー」 茨城県つくば市でその姿を見た 2025.10.3 頭上にアヒルを載せたピンクの「ジープ・ラングラー」が全国を巡る「ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!」が2025年12月24日まで開催されている。茨城県つくば市のディーラーにやってきたときの模様をリポートする。
-
第846回:氷上性能にさらなる磨きをかけた横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード8」を試す 2025.10.1 横浜ゴムが2025年9月に発売した新型スタッドレスタイヤ「アイスガード8」は、冬用タイヤの新技術コンセプト「冬テック」を用いた氷上性能の向上が注目のポイント。革新的と紹介されるその実力を、ひと足先に冬の北海道で確かめた。
新着記事
-
NEW
第323回:タダほど安いものはない
2025.11.17カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。 -
NEW
スズキ・クロスビー ハイブリッドMZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.11.17試乗記スズキがコンパクトクロスオーバー「クロスビー」をマイナーチェンジ。内外装がガラリと変わり、エンジンもトランスミッションも刷新されているのだから、その内容はフルモデルチェンジに近い。最上級グレード「ハイブリッドMZ」の仕上がりをリポートする。 -
NEW
長く継続販売されてきたクルマは“買いの車種”だといえるのか?
2025.11.17デイリーコラム日本車でも欧州車並みにモデルライフが長いクルマは存在する。それらは、熟成を重ねた完成度の高いプロダクトといえるのか? それとも、ただの延命商品なのか? ずばり“買い”か否か――クルマのプロはこう考える。 -
アルファ・ロメオ・ジュニア(前編)
2025.11.16思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「アルファ・ロメオ・ジュニア」に試乗。カテゴリーとしてはコンパクトSUVながら、アルファらしい個性あふれるスタイリングが目を引く新世代モデルだ。山野のジャッジやいかに!? -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS(4WD)【試乗記】
2025.11.15試乗記ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」にスポーティーな新グレード「RS」が追加設定された。ベースとなった4WDのハイブリッドモデル「e:HEV Z」との比較試乗を行い、デザインとダイナミクスを強化したとうたわれるその仕上がりを確かめた。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ・マカン4編
2025.11.14webCG Moviesポルシェの売れ筋SUV「マカン」が、世代交代を機にフル電動モデルへと生まれ変わった。ポルシェをよく知り、EVに関心の高いレーシングドライバー谷口信輝は、その走りをどう評価する?
注目の記事
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
ブリヂストンが満を持して世に問うた最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」。その実力に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングカローラ ツーリング
関連キーワード






























