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2/192025年5月に登場した最新の「トヨタ・カローラ クロス」をベースに開発された「カローラ クロスGRスポーツ」。これまでに登場したGRブランドの各車に共通するイメージの内外装デザインや、専用チューニングのシャシー、標準モデルにはない2リッター直4ハイブリッドパワートレインの採用などがトピックだ。
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3/19トヨタの「凄腕技能養成部」で多くのモデルの評価をおこなってきた大阪晃弘さんの助言を得ながら、直接的な開発作業は「カローラ クロス」のチームが手がけたという「カローラ クロスGRスポーツ」。4WD車のみのラインナップで、価格は389万5000円。
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4/19GRブランドのテイストを採用しながら、SUVの力強さと安定感を表現した「カローラ クロスGRスポーツ」のフロントフェイス。大型の「ファンクショナルマトリクスグリル」と、左右のヘッドランプを一文字につなげたボンネットの先端は、標準モデルにはない同モデルの専用アイテムである。
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5/19外板色は「プラチナホワイトパールマイカ」や「マッシブグレー」といった5色のモノトーンに加え、「ブラック×アッシュ」(写真)や「ブラック×エモーショナルレッド」「ブラック×プラチナホワイトパールマイカ」の組み合わせとなる3種類の2トーンから選択できる。
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6/19「カローラ クロスGRスポーツ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4460×1825×1600mmで、ホイールベースは2640mm。専用セッティングのサスペンションにより、車高は標準モデルよりも10mm引き下げられている。
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7/19ブラックでコーディネートされた「カローラ クロスGRスポーツ」のインテリア。「スモークシルバーメタリック」の加飾をセンタークラスターやインパネオーナメント、エアコン吹き出し口ベゼル、ヒーターコントロールパネル、メータークラスター、インサイドドアハンドルなどに採用している。
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8/19最高出力152PS、最大トルク188N・mの2リッター直4エンジンに前後1基ずつのモーターを組み合わせたハイブリッドパワーユニットを搭載。システム最高出力は199PSと発表されている。
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9/19「カローラ クロスGRスポーツ」では、「NORMAL」「SPORT」「ECO」「SNOW EXTRA」の4つから走行モードが選択できる。写真はエンジンの回転数を高く維持し、モーターのパワーとレスポンスを最大限に向上させるSPORTモード選択時のメーター表示。
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10/19ボディーやシャシーの強化・剛性アップも「カローラ クロスGRスポーツ」のセリングポイント。リアバンパーブレースによる車体剛性の向上やコイルスプリングのレートアップ(前が+12%、後ろが+16%)、そしてフロントロアアームのブッシュ高硬度化などがおこなわれている。
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11/19「ダーククリア切削光輝+ブラック塗装」が施された19インチの「5ユニットトラスツインスポークデザイン」ホイールを標準で装備。これに225/45R19サイズの「ヨコハマ・アドバン フレバV701」を組み合わせる。
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12/19シフトセレクターレバーの前方に、走行モードを切り替える「DRIVE MODE」スイッチと電気モーターのみを使って走行する「EVモード」スイッチが並ぶ。
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13/19「カローラ クロスGRスポーツ」の荷室。12Vの鉛バッテリーを荷室の右後端に配置するため、ベースとなった1.8リッターハイブリッド車にはないトリムカバーが空間を少し狭くしている。今回の試乗車には7万7000円の有償オプションとなるハンズフリーバックドアが備わっていた。
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14/19グレーステッチとスモークシルバーメタリック加飾が施された「GR」ロゴ付き本革巻き3本スポークステアリングホイールや本革巻きシフトセレクターなどで、コックピットはスポーティーに演出されている。
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15/19張り出した座面や背もたれのサイドサポートと、ヘッドレストの「GR」ロゴが目を引く「カローラ クロスGRスポーツ」のフロントシート。シートそのものは「GRカローラ」との共通アイテムで、触感のいい合成皮革と穴あき加工が施された滑りにくい「ブランノーブ」の表皮で仕立てられている。
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16/19足もとと頭上スペースに十分な余裕を感じさせる「カローラ クロスGRスポーツ」の後席。背もたれには60:40の分割可倒機構と2段階のリクライニング機構が備わる。
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17/19アクセルやブレーキのわずかな入力でも、すみやかに荷重移動する濃厚な接地感が味わえる「カローラ クロスGRスポーツ」。普段は積極的に動かしながらも、必要なときにしっかりコシを出すといったGRらしい足まわりも特徴である。
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18/19トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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