-
1/30ホンダのプレスカンファレンスより、ステージに展示された「Honda 0シリーズ」の3台。写真左から「サルーン」「α(アルファ)」「SUV」。
-
2/30清水氏とwebCGほったを劇的に感動させた、ホンダの「サステナブルロケット」。ただし、当連載のテーマはあくまで“カーデザイン”なので、詳述は割愛させていただきます。
-
3/30前回(2023年)のジャパンモビリティショーで“お立ち台”にのぼった2台。写真向かって右が「サステナ・シー コンセプト」で、左が「ポケット コンセプト」。
清水「今回とは、ちょっと毛色が違ってたよね」
ほった「ちなみに、ワタシの最も記憶に残っている自動車ショーのブーステーマは、第42回東京モーターショーでの、ホンダの『にんげんの気持ちいいってなんだろう』です」 -
4/30ちょっと取り澄ましたイメージだった今回のホンダブースだが、展示車両にはいかにもホンダらしい、身近でワクワクさせるモデルもたくさんあった。こちらはBEVのホットハッチ「Super-ONE Prototype(スーパーONE プロトタイプ)」。
-
5/30「『バモスホンダ』みたいな顔」の「マイクロEV」。
-
6/30ホンダのプレスカンファレンスより、コンパクトSUVの「Honda 0 α」。今回のショーで世界初公開された。
-
7/30「Honda 0 α」のリアビュー。キャビンの下部と左右を絞り込み、上寄りに収束させつつ背面をスパッと断ち落とすデザイン手法は、「サルーン」や「SUV」、コンセプトモデルの「SPACE-HUB(スペースハブ)」にも共通している。
-
8/30「Honda 0 SUV」のフロントマスク。
清水「ほった君はどう思うの? このデザイン」
ほった「うーん。ある種の拒絶感があるのは確かですけど……」 -
9/30ほった「ワタシは『Honda 0』そのものがどうこうというより、あのモノトーンの世界観で、けなげでカワイイ『スーパーカブ110ライト』とかまで展示してしまったことに違和感を覚えたんですよ。トヨタみたく、エリアによってイメージを分けるのもアリだった気がします」
-
10/30渕野氏が挙げた歴代ホンダの名車。上段左が初代「シビック」で、同右が初代「シティ」。下段左が初代「オデッセイ」、同右が初代「ステップワゴン」。
ほった「いずれ、初代『フィット』や『N-BOX』もここに列せられていくんでしょうなぁ」 -
11/30清水氏が「飽きちゃった!」と嘆く「Honda 0シリーズ」だが、日本導入はまだまだ先。「3つのラインナップすべてを2027年度中に導入する」とのことなので、あと2年もあるのだ。
-
12/30今はなき「Hondaウエルカムプラザ青山」にて催されたデザイナートークイベントにて、会場に展示された「ホンダe」。ロボットの「ASIMO(アシモ)」にも通じる、素晴らしい一台だった。
-
13/30ほった「販売的には失敗だったかもしれませんが、このデザインは未来永劫(えいごう)語られるべき傑作だと思うのですよ」
清水「なにかしらのかたちで、受け継がれてほしいよね」 -
14/30スバルブースにて、ステージ上に展示された「Performance-E STIコンセプト」。BEVのスポーツモデルという、未来志向なショーカーだったが……。
-
15/30来場者は、どちらかというとエンジン車の「Performance-B STIコンセプト」に注目していた印象だった。
-
16/30タフでワイルドな「ウィルダネス」シリーズの展示スペースには、日本未導入の現行型「アウトバック」の姿も。……え? これ、日本に導入されるの??
-
17/30こちらは新型BEVの「トレイルシーカー」。
清水「スバルのBEVなんて、誰が欲しがるの?」
ほった「ワタシゃ普通にアリだと思いますけど」 -
18/30こちらも「ジャパンモビリティショー2025」で発表された4ドアクーペのコンセプトモデル「マツダ・ビジョンXクーペ」(上)と、「スバルPerformance-E STIコンセプト」(下)の比較。キャビン(≒ガラスエリア)とボディーの比率に注目。
-
19/30渕野「……で、皆さん、スバルブースの総評はどんな感じですか?」
清水「いい意味で、懐かしの自動車ショーって感じでよかったよ!」
ほった「みんなが見たいスバルを見せてくれましたよね」 -
20/30Kiaが日本導入を発表した電動商用車「キアPV5」。BYDの軽BEV「ラッコ」といい、輸入車ではアジアメーカーの出展のほうが勢いがある印象だった。
-
21/30「BMWスピードトップ」のフロントまわり。エンブレムをいただく中央部は前端が突き出て逆スラントとなっているのに対し、ヘッドランプからサイドエアインテークにかけては、上向きに寝かされている(緑の線に注目)。
-
22/30BMWブースの目玉といえば、新型「iX3」。コンセプトカー「ノイエクラッセX」からフロントとリアだけ拝借したような意匠は、清水氏は高評価。渕野氏とwebCGほったは「……」という感じだった。
-
23/30「IAAモビリティー」では「BMW iX3」と並ぶ目玉商品だった、新型「メルセデス・ベンツGLC」。
-
24/30新型「Vクラス」の姿を示唆しているとおぼしき(?)、メルセデス・ベンツのコンセプトカー「ビジョンV」。フロントに大判小判をくっつけるのが、新世代メルセデスのトレンドとなるようだ。
-
25/30「ジャパンモビリティショー2025」で、南展示棟のひとフロアを占拠してブースを展開したトヨタグループ。展示の量も話題性も、他の追随を許さなかった。
-
26/30ほった「そういえば、今回はレクサスやセンチュリーについて触れませんでしたね」
清水「その2ブランドについては新しい動きが見えてきたことだし、ジャパンモビリティショーとは別に、個別で議題にしようよ」 -
27/30本文では泣く泣くカットしたが、会合では三菱の展示についても触れました。写真は電動クロスオーバーSUVの「エレバンス コンセプト」。渕野氏いわく「三菱らしい見どころの多いコンセプトモデルでしたが、前回出展した『D:Xコンセプト』のほうが、ワクワクしたかなぁ」とのこと。
-
28/30スズキの目玉は、新型軽BEVのコンセプトモデル「ビジョンeスカイ」……と言いたいところだけど、やっぱり「e-VanVan」の圧倒的な“楽しさ”にはかなわなかった。ぜひこのままの姿で市販化してほしい。
-
29/30マツダのブースより、webCGサクライが「これがおすすめ!」のコーナーで紹介した「ビジョンXコンパクト」。今回のショーでは、次世代の「魂動デザイン」についても見えてきた感があるので、いずれそれも当連載で取り上げたいと思う。
-
30/30

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第114回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(前編) ―「トヨタ・タンドラ」の導入に対する元カーデザイナーの本音― 2026.5.27 「トヨタ・タンドラ」が日本にやってくる!? トランプ大統領のゴリ押しと、トヨタ&ホンダによるアメリカ生産車の日本導入決定により、今にわかに注目を集めている“アメリカのクルマ”。かの地で育まれた特殊な造形美を、カーデザインの識者はどう見ているのか?
-
第113回:ホンダデザインにささぐ鎮魂歌(後編) ―「Honda 0」と「アフィーラ」の断捨離で見えてくる未来― 2026.5.20 「Honda 0」の計画縮小と「アフィーラ」の開発中止で、すっかりネガティブな印象がついてしまったホンダデザイン。彼らの未来に再生の曙光はあるのか? というか、そもそもホンダ車のデザインって本当に迷走しているの? カーデザインの専門家と考えた。
-
第112回:ホンダデザインにささぐ鎮魂歌(前編) ―野心的な「Honda 0シリーズ」に覚えた違和感の正体― 2026.5.13 ついに開発中止が発表された「Honda 0サルーン/SUV」と「アフィーラ」。しかし、これらのカーデザインについては、かねて疑問が投げかけられていた。ホンダが社運をかけて挑んだ野心作に、私たちが違和感を覚えた理由とは? 有識者と考えた。
-
第111回:新型BMW i3(後編) ―BMWの挑戦が浮き彫りにした、BEVセダンのデザイン的課題― 2026.5.6 BMWが発表した新型「i3」は、スポーツセダンの世界的ベンチマーク「3シリーズ」の電気自動車(BEV)版ともいうべきモデルだ。彼らが思い描く、BEV時代のセダンの在り方とは? そこから浮かび上がる、未来のセダンの課題とは? カーデザインの識者と考えた。
-
第110回:新型BMW i3(前編) ―BEV版「3シリーズ」のデザインはなぜ「ノイエクラッセ」から変節したのか?― 2026.4.29 いよいよ登場した新型「BMW i3」。スポーツセダンのベンチマーク「3シリーズ」がついに電気自動車となったわけだが、そのデザインにはどんな見どころがあるのか? ショーカー「ビジョン ノイエクラッセ」から様変わりした理由とは? カーデザインの識者と考えた。
新着記事
-
NEW
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
NEW
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。 -
NEW
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?―
2026.6.3カーデザイン曼荼羅トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。 -
どうしてピアノブラックの内装材は多用されるのか?
2026.6.2あの多田哲哉のクルマQ&Aよく目にするピアノブラックの内装材は、「キズや脂汚れが目立つ」などネガティブな評価もしばしば。それでも多用されているのはなぜか? 車両開発者の多田哲哉さんに聞いてみた。 -
BSAゴールドスター650(5MT)【レビュー】
2026.6.2試乗記かつて一世を風靡(ふうび)した英国の名門、BSAが復活! 新生第1号モデルである「ゴールドスター650」は、クラシックで優雅なお散歩バイク……と思いきや、ツインカムの大排気量シングルで、ライディングも前のめりに楽しめるマシンに仕上がっていた。 -
レストモッドがイメージ 特別なオニツカタイガーの魅力に迫る
2026.6.1オニツカタイガーの新作ドライビングシューズを知る<AD>オニツカタイガーが、“レストモッド”と呼ばれるクルマのレストア&カスタム手法に着想を得たドライビングシューズを発表。4タイプ製作された、「MEXICO 66 DRIVING」のスペシャルバージョンの魅力に迫る。