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2/29発売から2カ月での販売台数は計画の約4倍と、好調なスタートを切った「スバル・トレイルシーカー」。現状では受注の6割以上を、今回の試乗車である最上級グレード「ET-HS」が占めている。
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3/29インテリアの仕様は基本的に「ソルテラ」と共通。ステアリングホイールは上と下がフラットな異形タイプで、センターコンソールには2つの携帯端末用ワイヤレスチャージャーと、ダイヤル式のシフトセレクターが備わる。
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4/297インチTFTフルグラフィックメーターは、運転中の視線移動を減らすべく、ステアリングホイールの上から見るかたちでレイアウトされる。
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5/29荷室容量はVDA計測値で633リッター。開口部は最大幅1074mmと非常にワイドで、積載性も上々だ。機能・装備も充実していて、キックセンサー付きパワーバックドアが全車に採用される。
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6/29荷室のフロアの高さを2段階で調整できるフロアボードも備わっており、床下には取り外したトノカバーをきれいに格納できる。
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7/29シート表皮は「ET-HS」のみナッパレザーで、その他のグレードは合皮。フロントシートには運転席が10way、助手席が8wayの電動調整機構や、シートヒーターが標準で装備され、ET-HSにはシートベンチレーション機能も採用される。
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8/29リアシートは6:4の分割可倒式で、ワンアクションで格納が可能。リクライニング機構やセンターアームレストも装備されるが、スルーローディング機構は採用されておらず、長尺物を積む際には片側のシートを倒す必要がある。
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9/29フロントセンターコンソールの背面には、USB Type-Cポート(2口)やエアコン吹き出し口を装備。また後席には、運転席・助手席と同様、3段階で温度調整が可能なシートヒーターが標準で採用される(左右席のみ)。
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10/29運転席からの見晴らしのよさや、操作のしやすさ、着座時の疲れにくさなど、“0次安全”に関するこだわりはスバル車に共通する特徴。それはトヨタと共同開発したBEV製品群でも変わらない。
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11/29プラットフォームには、走りのよさと安全性の高さを重視したBEV専用の「e-スバルグローバルプラットフォーム」を採用している。
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12/29タイヤサイズは235/60R18が標準で、「ET-HS」のみ235/50R20サイズの大径タイヤをオプションで用意。ただし、同オプションを選択すると電費が121Wh/kmから134Wh/kmに悪化する。
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13/29予防安全・運転支援システムには、スバル独自の「アイサイト」ではなく、トヨタ製の「SUBARU Safety Sense」を採用。「ET-HS」には渋滞時のハンズオフ走行を可能にする「Advanced Drive」機能が装備される(他のグレードにもオプションで用意)。
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14/29快適性に関しては、車内の静かさも「トレイルシーカー」の美点。エンジン音が発生しないBEVならではの特徴に加え、走行時の振動や地面から伝わるロードノイズ、こもり音、風切音などを徹底的に低減し、静かな移動空間を実現している。
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15/29駆動システムは、フロントに最高出力227PSのモーターを搭載するFWDと、同様のモーターを前後に搭載する2モーター4WDの2種類。「ET-HS」で選べるのは後者のみとなる。
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16/294WDの駆動制御はセンターディスプレイで確認が可能。シンプルなアニメーションとは裏腹に(笑)、実際の制御は非常に緻密で、4輪のグリップを無駄なく使って車両の姿勢をコントロール。高い走破性と走行安定性を実現する。
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17/29パワートレイン/ドライブトレインの制御には、シーンに合わせて走りの特性を切り替えられるドライブモードセレクターに加え、4WD車には悪路での走行を支援する「X-MODE」も用意。後者には「スノー/ダート」「ディープスノー/マッド」の2種類の走行モードが用意される。
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18/29センターコンソールに備わる、ドライブモードセレクターと「X-MODE」の操作ボタン。4WD車には自動で一定の車速を維持する「グリップコントロール」も備わっており、ツマミ状のスイッチで車速を調整する。
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19/292モーター4WDの駆動力配分に加え、VDCの介入もより緻密になった感のあるスバルのBEV。高速コーナーなどではモーターとブレーキを制御してドライバーの操作をアシストし、走行安定性を高めてくれる。
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20/29きちんと悪路走行に配慮した車両の設計も、「トレイルシーカー」の特徴。最低地上高は210mmと高めで、アプローチアングルやランプブレークオーバーアングル、ディパーチャーアングルもしっかり確保されている。
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21/29スバルとしては高額なモデルだけに、快適装備も充実。とくに「ET-HS」には、harman/kardonのプレミアムオーディオシステムが標準で採用されるほか、オプションでパノラマムーンルーフも用意される。
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22/29バッテリーは低温状態では十分な受電能力を発揮できない。そこで最近のBEVには、充電前にバッテリーを温めることで、安定した充電性能を発揮できるようにする「バッテリープレコンディショニング」機能が搭載されているものが多い。乗員が任意で作動させるものに加え、カーナビの情報と連動して自動で作動する「ナビ連動バッテリープレコンディショニング」も用意される。
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23/29こちらは取材車両借り受け時のwebCG担当編集のメモ写真。バッテリー残量が100%の状態で、走行可能距離は585kmとされていた。この程度の航続距離は、燃料満タンのガソリン車でも間々見かけるもの。大容量バッテリーを搭載したBEVの性能は、ここまで進化したのだ。
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24/29快適性でも走りのよさでも、“移動の道具”というクルマの基本にあたる部分の性能でも、高い実力を備えていた「トレイルシーカー」。さまざまな用途にクルマを使う、幅広いユーザーにお薦めできるBEVといえるだろう。
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25/29スバル・トレイルシーカーET-HS
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嶋田 智之
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