第569回:「ルノー・トゥインゴ」早くも25周年!
初代モデルの思い出を語る

2018.08.31 マッキナ あらモーダ!

トゥインゴ乗りは“トゥインギスト”

日本だと感覚が薄いが、ヨーロッパで大切なのは「4分の1」である。その起源は、古代ローマ人が建設した都市に、南北(カルド)と東西(デクマヌス)を通る2本の道路を建設し、街を4分割して統治したことに由来する。「クオーター(4分の1)」 や「25(100÷4で)」という数字が生活のなかで登場するのは、そのためだ。祝いも「25周年」や、その3倍である「75周年」というのがよくあって、それはクルマの世界もしかりである。

前置きが長くなったが、2018年は「ルノー・トゥインゴ」の発売25周年だ。8月25~26日には、フランスの「Generation Twingo(ジェネラシオン・トゥインゴ)」というクラブが、フランス東部シャンベリで記念ミーティングを開催した。ちなみに、ジェネラシオン・トゥインゴとは、「トゥインゴ世代」という意味である。また、フランスのファンの間では、トゥインゴオーナーのことを「トゥインギスト」と呼びあっている。

筆者がシチリアで1週間を共にした初代「ルノー・トゥインゴ」。2003年。
筆者がシチリアで1週間を共にした初代「ルノー・トゥインゴ」。2003年。拡大
初代「トゥインゴ」は、旧フランス電力公社やガス公社でサービスカーとして使われたあと、多くは民間へと売却された。このブルーは典型的な旧公社色であることから、まさに払い下げ車であろう。2016年、コルマールにて。
初代「トゥインゴ」は、旧フランス電力公社やガス公社でサービスカーとして使われたあと、多くは民間へと売却された。このブルーは典型的な旧公社色であることから、まさに払い下げ車であろう。2016年、コルマールにて。拡大
ディーラーにて。3代目(現行型)「トゥインゴ」。
ディーラーにて。3代目(現行型)「トゥインゴ」。拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住21年と脈絡なき人生を歩んできたものの、おかげで妙に顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして執筆活動に携わると共に、NHKラジオフランス語テキストでも活躍中。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』レギュラーリポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも奮闘している。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)、『メトロとトランでパリめぐり】(コスミック出版)など数々の著書・訳書あり。

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