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トヨタ・ノアS-Z(4WD/CVT)/ノアS-G(FF/CVT)/ヴォクシーS-Z(FF/CVT)

ねじ伏せるトヨタ 2022.02.21 試乗記 佐野 弘宗 トヨタの「ノア/ヴォクシー」がフルモデルチェンジ。進化したポイントを手短にいうと“全部”である。シートアレンジや収納スペースといったミニバンならではの要素を磨き上げただけでなく、最新の運転支援装備も惜しみなく投入。これだからトヨタの本気は恐ろしい。

一番売れてる箱型ミニバン

トヨタはこれまでも“5ナンバーワンボックスミニバン”の隠れた王者だった。ノアとヴォクシー(そして「エスクァイア」)をそれぞれ別のクルマと換算すれば、単独販売台数では「セレナ」が上をいくケースも多い。日産はその事実をもってセレナを“ミニバン販売No.1”と喧伝することもあるが、トヨタの3台は細部デザインと販売チャンネルがちがうだけで、事実上は同じクルマだったのはご承知のとおり。そのトヨタ3車種をまとめれば、セレナよりはるかに売れているのも、ご想像のとおりである。隠れるほどでもなく、このセグメントの最多販売はトヨタだ。

そんなノアとヴォクシー(以下ノアヴォク)のフルモデルチェンジは2014年1月以来、じつに8年ぶりとなる。ウワサでは、新型公開済みの「ステップワゴン」のみならず、セレナも今年中のフルチェンジが見込まれる。それが本当なら、ステップワゴンは7年、セレナは6年ぶりの刷新となる。つまり、ノアヴォクはこの6年間ずっとクラス最古参商品だったのだが、実質販売台数でセレナやステップワゴンにゆずることは一度もなかった。

トヨタの国内販売は今や全店舗全車種とりあつかいなので、かつてのような双子車や三つ子車の存在意義はかなり薄れた。しかし、今回もノアとヴォクシーの両方(エスクァイアは先代かぎり)がある。その理由を開発責任者の水澗英紀氏は「ノアとヴォクシーの販売台数を考えると、今でも2種類を用意する意味は十分あると思っています。ただ、ノアとヴォクシーをどの店舗でも自由にお選びいただけるようになったので、ヴォクシーはあえてより先鋭的なデザインとしました」と説明する。

実際、モデル最末期といえる昨2021年でも、エスクァイアも含めたノアヴォクの合計販売台数は12万6778台にのぼった。ちなみに同年のセレナは5万8954台、ステップワゴンは3万9247台だった。

2022年1月13日に発売されたトヨタの新型「ノア」(写真)と「ヴォクシー」。車台にはTNGAの考えに基づく「GA-C」プラットフォームを使っている。
2022年1月13日に発売されたトヨタの新型「ノア」(写真)と「ヴォクシー」。車台にはTNGAの考えに基づく「GA-C」プラットフォームを使っている。拡大
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4695×1730×1895(4WD車は1925)mm。全車が3ナンバーになったのがトピックだ。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4695×1730×1895(4WD車は1925)mm。全車が3ナンバーになったのがトピックだ。拡大
「ノア」のリアビュー。「アルファード」のように左右の端がはね上がったリアコンビランプを採用している。
「ノア」のリアビュー。「アルファード」のように左右の端がはね上がったリアコンビランプを採用している。拡大
新型「ノア」(写真左)と「ヴォクシー」のフロントマスクを並べてみる。ノアがどちらかというとキープコンセプトなのに対し、ヴォクシーは個性を前面に出したデザインになった。
新型「ノア」(写真左)と「ヴォクシー」のフロントマスクを並べてみる。ノアがどちらかというとキープコンセプトなのに対し、ヴォクシーは個性を前面に出したデザインになった。拡大
トヨタ の中古車

“カラクリ”を使いこなす

冒頭に5ナンバーワンボックスミニバンと書いてしまったが、新型ノアヴォクでは5ナンバーサイズのグレードがついに姿を消した。骨格となる「GA-C」プラットフォームが3ナンバー設計なのもあるが、物理的には5ナンバー化も不可能ではなかったとか。それでも、先代でもすでに販売全体の8割が3ナンバーモデルで占められていたこともあり、今回は全車3ナンバーに割り切った。

それはともかく、先代もきっちり売れたノアヴォクゆえ、全身が新しくなってもクルマとしては超正常進化である。全幅のほか全高もわずかに大きくなったが、全長が据え置かれたのは評価したい。2列目がキャプテンシートとなる7人乗り、ベンチとなる8人乗りともども、基本的なシートアレンジは変わりない。その意味で新鮮味はないが、すべての機能や使い勝手、そして先進運転支援システム(ADAS)の進化は、まさに容赦なしだ。

たとえば、このセグメントといえば“巨大すぎるリアゲート問題”への対策が各社の知恵の絞りどころになってきたわけだが、トヨタの回答は、開閉途中にその都度、好きな角度で止められる「フリーストップバックドア」となった。しかも、その機能を高価な電動式だけでなく標準の手動式でも実現しているのが、トヨタの容赦ないところだ。その仕組みは意外に簡単で、掃除機などのコードリールに似たワンウェイカムを使ったヒモ(!)で制御している。電動式でもその開閉ボタンを車体の外側に置くところが、容赦ない使いやすさだ。

ほかにも、固定ベルトをついに排除したワンタッチはね上げサードシート、左側スライドドアに仕込まれたオプションの収納式サイドステップなども、すべてバネやローラー、リンク機構などの電気を使わないメカニカルな“カラクリ”で実現している。コストアップ抑制への容赦なさはやはりトヨタだ。

ディスプレイオーディオはエントリーグレード以外に8インチが標準装備で、試乗車の10.5インチはオプションで選べる。Aピラーをスリム化したことで先代モデルと比べて前方視界がグッとよくなった。
ディスプレイオーディオはエントリーグレード以外に8インチが標準装備で、試乗車の10.5インチはオプションで選べる。Aピラーをスリム化したことで先代モデルと比べて前方視界がグッとよくなった。拡大
シート表皮は上位グレードが合皮×上級ファブリックで、試乗車の「S-G」では上級ファブリックのみで仕立てられる。中身のウレタンがギュッと詰まっており、長時間座っても疲れづらいシートだ。
シート表皮は上位グレードが合皮×上級ファブリックで、試乗車の「S-G」では上級ファブリックのみで仕立てられる。中身のウレタンがギュッと詰まっており、長時間座っても疲れづらいシートだ。拡大
2列目シートは3人乗りのベンチシート(写真)と左右独立のキャプテンシートが用意される。ベンチシートは60:40分割でチップアップが可能。
2列目シートは3人乗りのベンチシート(写真)と左右独立のキャプテンシートが用意される。ベンチシートは60:40分割でチップアップが可能。拡大
こちらが左右独立のキャプテンシート。前後745mmのロングスライド機構を備えるほか、シートヒーターやオットマンも採用している(いずれもオプション)。
こちらが左右独立のキャプテンシート。前後745mmのロングスライド機構を備えるほか、シートヒーターやオットマンも採用している(いずれもオプション)。拡大
3列目シートは3人掛け。先代モデルよりも薄型化されているのが特徴だ。中央用のヘッドレストは荷室スペースに収納されている。
3列目シートは3人掛け。先代モデルよりも薄型化されているのが特徴だ。中央用のヘッドレストは荷室スペースに収納されている。拡大

トヨタ最新のADASを採用

先代ノアヴォクで唯一(?)にして最大の弱点が貧弱なADASだった。先代の発売は2014年1月だが、当時のトヨタはADASについては慎重な姿勢だった。

そんなトヨタも翌2015年に「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティーセンス)」を打ち出して以降は、態度を一変させた。合わせてノアヴォクも2016年1月に同システムを搭載するものの、具体的な機能としては、対象が限定的な衝突回避支援型プリクラッシュブレーキのほか車線逸脱警告、オートマチックハイビームにとどまった。車体の開発タイミングのせいもあってか、ライフ途中にADAS機能を大幅にアップデートすることはかなわず、後発のセレナやステップワゴンが「プロパイロット」や「ホンダセンシング」などの最新ADASを最優先で搭載したのとは好対照になってしまった。

そんな経緯もあってか、新型ノアヴォクは現時点でトヨタがもつADASのすべてを容赦なくフル投入している。今回はその技術開発を待つために、クルマの発売時期も当初予定から(一説には半年)ずらしたほどという。その機能は、前方のクルマやカーブを検知してブレーキやステアリングをさりげなく介助する「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」を含むもので「レクサスNX」に続く最新世代となる。さらにハンズフリー運転や車線変更アシストも可能な「アドバンストドライブ」も「LS」や「ミライ」に続いて搭載された。

実際、PDAは繊細なアクセルワークやブレーキ操作をさりげなくしてくれるので、無意識のうちに急ブレーキを予防して、絶妙で巧妙な車間距離を維持して、まるで自分の運転が勝手に上手くなったような気になる(ここまで運転手を腑抜けにして将来的に大丈夫なのか……という議論は横に置く)。今回の取材でアドバンストドライブを堪能する機会はなかったが、それ用のドライバーズカメラは運転中のよそ見やスマホへの目配せにも、敏感に容赦なく警告を発してくれるので、日常での安全性は間違いなく上がっていると思われる。

3列目をはね上げて格納したところ。開口幅は1100mm、掃き出し部分の高さは500mmとなっている。
3列目をはね上げて格納したところ。開口幅は1100mm、掃き出し部分の高さは500mmとなっている。拡大
2列目をチップアップして一番前にスライドしたところ。大人用の自転車が余裕で積める荷室長だ。
2列目をチップアップして一番前にスライドしたところ。大人用の自転車が余裕で積める荷室長だ。拡大
ロック機構の採用により、はね上げた3列目シートは押し込むだけで固定できるようになった(従来はベルト固定式)。レバーを解除しても手で押すまでは落下しないので安心感がある。
ロック機構の採用により、はね上げた3列目シートは押し込むだけで固定できるようになった(従来はベルト固定式)。レバーを解除しても手で押すまでは落下しないので安心感がある。拡大
巨大なリアゲートを任意の位置で固定できる「フリーストップバックドア」を採用。ゲートが上昇する途中で少し押し戻すとそこで止まる仕掛け。前後方向にせまい駐車場などで役立つ。
巨大なリアゲートを任意の位置で固定できる「フリーストップバックドア」を採用。ゲートが上昇する途中で少し押し戻すとそこで止まる仕掛け。前後方向にせまい駐車場などで役立つ。拡大
オプションの電動テールゲートでは開閉ボタンを車両の左後方にレイアウト。車外から操作して任意の位置でゲートを止められる。
オプションの電動テールゲートでは開閉ボタンを車両の左後方にレイアウト。車外から操作して任意の位置でゲートを止められる。拡大

すぐに伝わるシャシーの進化

今回は都心での短時間試乗にかぎられたため、走行性能については断定しづらい。ただ、巨大なフロント三角窓のおかげで、慣れないと落ち着かないほど室内は明るい。運転席周辺の収納も、容赦なく充実している。

ドラポジが乗用車的に自然になったのは、新世代GA-Cプラットフォームの低い運転席のおかげだろう。もっとも、そのせいか室内幅や室内高が拡大したのに対して、2805mmという室内長だけは先代より125mmほど短くなっている。にもかかわらず、2列目3列目とも、定評のあった居住空間がせまくなったように感じないのはたいしたものだ。

シャシーの進化は短時間試乗でも如実だ。明らかにロールが減ったが、荷重移動による接地感も鮮明になっているのが良い。身構えてしまうような大きなギャップを踏んでも、低級な突き上げやきしみ音が出ないのには感心した。

新世代の1.8リッターハイブリッドはエンジン駆動の出入りがこれまでより滑らかである。アクセルオフ時の減速感もよく、市街地や混雑した首都高速でもストレスは少ない。2リッターの非ハイブリッド車もこれまで以上にパワフルである。

高出力リアモーターを使うハイブリッド4WDは今回が初登場である。インジケーターを観察していると、発進や加速、そして旋回でも積極的にリアにトルク配分しているのが分かる。聞けば、発進時および操舵角が21度以上になると、無条件でリアに駆動力配分するという。高速走行時にも積極的にトルク配分するので、今回は体感するにはいたらなかったが「高速での操縦安定性もFFより向上しています」とのことだ。

さすがにこれだけの新機能があると、自慢の装備をある程度そろえると、あっという間に先代より数十万円高くなってしまう。まあ、このあたりの是非の最終判断は、ホンダや日産の世代交代を見てからになるだろう。

(文=佐野弘宗/写真=向後一宏/編集=藤沢 勝)

トヨタでは最新クラスのADASを採用。「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト」「プロアクティブドライビングアシスト」などは全車に標準装備だ。
トヨタでは最新クラスのADASを採用。「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト」「プロアクティブドライビングアシスト」などは全車に標準装備だ。拡大
変速機はハイブリッド車が電気式CVTで純ガソリンモデルがCVT。シフトセレクターはステアリングホイールのすぐ左側という持ち替えやすい場所に位置している。
変速機はハイブリッド車が電気式CVTで純ガソリンモデルがCVT。シフトセレクターはステアリングホイールのすぐ左側という持ち替えやすい場所に位置している。拡大
自動駐車機能「アドバンストパーク」も採用。ハイブリッド車の場合は車外からのスマートフォンによるリモート機能にも対応する。
自動駐車機能「アドバンストパーク」も採用。ハイブリッド車の場合は車外からのスマートフォンによるリモート機能にも対応する。拡大
「ヘイ、トヨタ」で起動する音声エージェントも装備。写真は東京・お台場にあるフジテレビをナビの目的地にセットしてもらったところ。パワーウィンドウやエアコンの操作も依頼できる。
「ヘイ、トヨタ」で起動する音声エージェントも装備。写真は東京・お台場にあるフジテレビをナビの目的地にセットしてもらったところ。パワーウィンドウやエアコンの操作も依頼できる。拡大
オプションのパノラミックビューモニターは床下表示機能付き。写真右側の映像では車両が透明になって駐車枠が表示されていることが分かる。
オプションのパノラミックビューモニターは床下表示機能付き。写真右側の映像では車両が透明になって駐車枠が表示されていることが分かる。拡大
トヨタ・ノアS-Z
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トヨタ・ノアS-Z(4WD/CVT)/ノアS-G(FF/CVT)/ヴォクシーS-Z(FF/CVT)【試乗記】の画像拡大

テスト車のデータ

トヨタ・ノアS-Z

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4695×1730×1925mm
ホイールベース:2850mm
車重:1710kg
駆動方式:4WD
エンジン:1.8リッター直4 DOHC 16バルブ
フロントモーター:交流同期電動機
リアモーター:交流同期電動機
トランスミッション:CVT
エンジン最高出力:98PS(72kW)/5200rpm
エンジン最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/3600rpm
フロントモーター最高出力:95PS(70kW)
フロントモーター最大トルク:185N・m(18.9kgf・m)
リアモーター最高出力:41PS(30kW)
リアモーター最大トルク:84N・m(8.6kgf・m)
システム最高出力:140PS(103kW)
タイヤ:(前)205/60R16 92H/(後)205/60R16 92H(トーヨー・プロクセスJ68)
燃費:22.0km/リッター(WLTCモード)
価格:389万円/テスト車=484万3920円
オプション装備:ボディーカラー<グリッターブラックガラスフレーク>(3万3000円)/快適利便パッケージHigh<ハンズフリーデュアルパワースライドドア[挟み込み防止機能付き]、パワーバックドア[挟み込み防止機能&停止位置メモリー機能&パワーバックドアスイッチ付き]、ナノイーX、ステアリングヒーター、キャプテンシート追加機能[シートヒーター・オットマン〈2WD車のみ〉・角度調節アームレスト〈2WD車のみ〉]>(12万6500円)/ドライビングサポートパッケージ<カラーヘッドアップディスプレイ、デジタルインナーミラー>(9万9000円)/ディスプレイオーディオ コネクテッドナビ対応プラス<12スピーカー、コネクテッドナビ[車載ナビあり]、FM多重VICS、10.5インチHDディスプレイ、DVD、CD、AM/FMチューナー[ワイドFM対応]、テレビ[フルセグ]、USB入力[動画&音楽再生&給電]、HDMI入力、スマートフォン連携[Apple CarPlay&Android Auto&Miracast]、マイカーサーチ、ヘルプネット、eケア、マイセッティング、Bluetooth接続[ハンズフリー&オーディオ]、ETC2.0ユニット[VICS機能&光ビーコンユニット付き]>(19万0300円)/Toyota Safety Sense<緊急時操舵支援[アクティブ操舵機能付き]、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、レーンチェンジアシスト[SEA]、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[ドアオープン制御付き]、パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]、トヨタチームメイト アドバンストドライブ[渋滞時支援]>(13万4200円)/トヨタチームメイト アドバンストパーク<リモート機能付き>+パーキングサポートブレーキ<周囲静止物>+パノラミックビューモニター<床下透過表示機能付き>+パーキングサポートブレーキ<後方歩行者>(12万6500円)/プロジェクター式LEDヘッドランプ<オートレベリング機能付き>+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ<デイライト機能付き>+アダプティブハイビームシステム(6万2700円)/ユニバーサルステップ<助手席側>(3万3000円)/デジタルキー(1万6500円)/寒冷地仕様<ウインドシールドデアイサー+PTCヒーターなど>(2万4200円) ※以下、販売店オプション ドライブレコーダー<TZ-DR210>(4万4220円)/フロアマット<ラグジュアリータイプ>(6万3800円)

テスト車の年式:2022年型
テスト開始時の走行距離:221km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

トヨタ・ノアS-G
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トヨタ・ノアS-Z(4WD/CVT)/ノアS-G(FF/CVT)/ヴォクシーS-Z(FF/CVT)【試乗記】の画像拡大

トヨタ・ノアS-G

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4695×1730×1895mm
ホイールベース:2850mm
車重:1600kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:170PS(125kW)/6600rpm
最大トルク:202N・m(20.6kgf・m)/4900rpm
タイヤ:(前)205/60R16 92H/(後)205/60R16 92H(トーヨー・プロクセスJ68)
燃費:15.0km/リッター(WLTCモード)
価格:304万円/テスト車=388万9420円
オプション装備:ボディーカラー<ホワイトパールクリスタルシャイン>(3万3000円)/快適利便パッケージMid<ハンズフリーデュアルパワースライドドア[挟み込み防止機能付き]、ナノイーX、左右独立温度コントロールオートエアコン[リアクーラー+リアヒーター]、快適温熱シート[運転席&助手席]、独立型コンソールボックス[充電用USBタイプC端子×2]>(17万8200円)/ディスプレイオーディオ コネクテッドナビ対応プラス<4スピーカー、コネクテッドナビ[車載ナビあり]、FM多重VICS、10.5インチHDディスプレイ、DVD、CD、AM/FMチューナー[ワイドFM対応]、テレビ[フルセグ]、USB入力[動画&音楽再生&給電]、HDMI入力、スマートフォン連携[Apple CarPlay&Android Auto&Miracast]、マイカーサーチ、ヘルプネット、eケア、マイセッティング、Bluetooth接続[ハンズフリー&オーディオ]、ETC2.0ユニット[VICS機能&光ビーコンユニット付き]>(26万9500円)/Toyota Safety Sense<緊急時操舵支援[アクティブ操舵機能付き]、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、レーンチェンジアシスト[SEA]、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[ドアオープン制御付き]、パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]、トヨタチームメイト アドバンストドライブ[渋滞時支援]>(13万4200円)/トヨタチームメイト アドバンストパーク<リモート機能付き>+パーキングサポートブレーキ<周囲静止物>+パノラミックビューモニター<床下透過表示機能付き>+パーキングサポートブレーキ<後方歩行者>(11万円)/デジタルキー(1万6500円) ※以下、販売店オプション ドライブレコーダー<TZ-DR210>(4万4220円)/フロアマット<ラグジュアリータイプ>(6万3800円)

テスト車の年式:2022年型
テスト開始時の走行距離:660km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

トヨタ・ヴォクシーS-Z
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トヨタ・ノアS-Z(4WD/CVT)/ノアS-G(FF/CVT)/ヴォクシーS-Z(FF/CVT)【試乗記】の画像拡大

トヨタ・ヴォクシーS-Z

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4695×1730×1895mm
ホイールベース:2850mm
車重:1670kg
駆動方式:FF
エンジン:1.8リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
トランスミッション:CVT
エンジン最高出力:98PS(72kW)/5200rpm
エンジン最大トルク:142N・m(14.5kgf・m)/3600rpm
モーター最高出力:95PS(70kW)
モーター最大トルク:185N・m(18.9kgf・m)
システム最高出力:140PS(103kW)
タイヤ:(前)205/60R16 92H/(後)205/60R16 92H(トーヨー・プロクセスR60)
燃費:23.0km/リッター(WLTCモード)
価格:374万円/テスト車=477万7520円
オプション装備:快適利便パッケージHigh<ハンズフリーデュアルパワースライドドア[挟み込み防止機能付き]、パワーバックドア[挟み込み防止機能&停止位置メモリー機能&パワーバックドアスイッチ付き]、ナノイーX、ステアリングヒーター、キャプテンシート追加機能[シートヒーター・オットマン〈2WD車のみ〉・角度調節アームレスト〈2WD車のみ〉]>(14万8500円)/ドライビングサポートパッケージ<カラーヘッドアップディスプレイ、デジタルインナーミラー>(9万9000円)/ディスプレイオーディオ コネクテッドナビ対応プラス<12スピーカー、コネクテッドナビ[車載ナビあり]、FM多重VICS、10.5インチHDディスプレイ、DVD、CD、AM/FMチューナー[ワイドFM対応]、テレビ[フルセグ]、USB入力[動画&音楽再生&給電]、HDMI入力、スマートフォン連携[Apple CarPlay&Android Auto&Miracast]、マイカーサーチ、ヘルプネット、eケア、マイセッティング、Bluetooth接続[ハンズフリー&オーディオ]、ETC2.0ユニット[VICS機能&光ビーコンユニット付き]>(19万0300円)/Toyota Safety Sense<緊急時操舵支援[アクティブ操舵機能付き]、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、レーンチェンジアシスト[SEA]、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[ドアオープン制御付き]、パーキングサポートブレーキ[後方接近車両]、トヨタチームメイト アドバンストドライブ[渋滞時支援]>(13万4200円)/トヨタチームメイト アドバンストパーク<リモート機能付き>+パーキングサポートブレーキ<周囲静止物>+パノラミックビューモニター<床下透過表示機能付き>+パーキングサポートブレーキ<後方歩行者>(12万6500円)/プロジェクター式LEDヘッドランプ<オートレベリング機能付き>+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ<デイライト機能付き>+アダプティブハイビームシステム(6万2700円)/デジタルキー(1万6500円)/ ※以下、販売店オプション 14型有機EL後席ディスプレイ(15万1800円)/ドライブレコーダー<TZ-DR210>(4万4220円)/フロアマット<ラグジュアリータイプ>(6万3800円)

テスト車の年式:2022年型
テスト開始時の走行距離:272km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

佐野 弘宗

佐野 弘宗

自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。

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