オペル/欧州フォードのブース紹介【パリサロン2010】
2010.10.04 自動車ニュース【パリサロン2010】新型「フォード・フォーカス」登場、オペルは「アストラ」充実
日本ではなじみの薄くなってしまったオペルとヨーロッパフォードだが、いずれも欧州ではいまだに人気が高い。2社ともに、ハッチバック車の派生モデルを充実させてきた。
■「アストラ」vs.「フォーカス」!
これまで5ドアハッチバックだけの展開にとどまっていた「オペル・アストラ」シリーズに「スポーツツアラー」という名のワゴンが加わった。リアシートがボタンひとつで畳めたり、最大で1550リッターまで広がるラゲッジスペースを確保したりと、ワゴンとしての使い勝手が追及されている。エンジンラインナップは95psから180psまで9種類におよぶ。スタイリングは兄貴分の「インシグニア」を思わせ、質感が高い。本来ならもっと評価されてもいいクルマである。
そしてもう1台、「アストラ」の3ドアである「GTCパリ」が披露された。ただしこちらはコンセプトカーの扱い。ルーフは曲線を描き、5ドアより格段にスポーティなフォルムを持っているが、5人乗車が可能とうたわれている。実に290psを生み出す2リッターターボユニットを搭載するという設定。
それに対して、フォードのブースでは「アストラ」のライバルである「フォーカス」の新型が注目を浴びていた。こちらは発表当初から5ドアハッチバック、4ドアセダン、ワゴンという布陣だ。高性能バージョンの「ST」まで惜しげもなく公開された。
(文=webCG竹下)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
関連キーワード:
オペル,
フォード,
パリモーターショー2010,
イベント, 自動車ニュース