第15回:フィアットとジープの新型車に注目
インポーターに聞きました~FCA編~
2015.03.24
JAIA輸入車試乗会2015
新たに「FCA」としてスタートを切った2015年のフィアット&クライスラー。5年連続で2ケタ増と、好調に推移する日本市場での次なる一手とは? 注目のニューモデルの情報とともにリポートする。
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
好調のけん引役は新型「ジープ・チェロキー」
――昨年(2014年1月~12月)の日本市場における販売状況はいかがでしたか? またFCAにとってどんな年になりましたか?
当社5ブランドの2014年の販売台数は1万8000台に達し、5年連続で2ケタ成長を達成しました。販売ネットワークの拡充も進んでおり、2014年末時点で、2012年末と比較して30%増の190店舗に広がりました。
――好調をけん引したものとしては、どのようなモデルが挙げられますか?
2014年5月に販売を開始した新型「ジープ・チェロキー」です。チェロキーはもともと国産車からの乗り換えが多かったモデルなのですが、新型では、他のジープ車から乗り換えられる方も多く見られます。既存のチェロキーとは全く違う、新しいカテゴリーのモデルですので、「こんなジープが欲しかった」という方がいるのかもしれません。
チェロキーの好調もあって、ジープブランドの2014年販売台数は前年対比36%増と、大きく成長しました。今年も引き続き戦略モデルを投入し、さらなる成長を目指していますので、期待していてください。
また本年は、アルファ・ロメオブランドについても、よりマーケティングや販売を強化してまいります。スタートダッシュとして、本年1月「ジュリエッタ」の上級グレードである新型「クアドリフォリオヴェルデ」を発表しました。
――今年導入を予定している車種、注目の車種にはどのようなものがありますか?
フィアットの新モデルとジープの新モデルを、年央から後半に導入する予定です。両モデルとも、日本での需要や人気が高い小型SUVであり、期待しています。特にジープについては、ブランドの名に恥じない走破性能も備えていますので、四駆としての機能性を重視されるお客さまにもお薦めです。
――全国の『webCG』読者に一言お願いします!
FCAジャパンとして初めての年となる2015年は、よりエキサイティングで美しいクルマを日本のお客さまにお届けしたいと思っています。また、より多くの方々に当社のブランドを認知し、好きになっていただくため、お客さまとの最大の接点である正規ディーラー店舗の拡充を引き続き重点施策として進めてまいります。ぜひとも、最寄りのショールームにお越しください。
(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=峰 昌宏、FCA)

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
-
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
NEW
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
NEW
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。






























