-
1/16高速道路における自動運転技術が搭載された試作車。ベース車は「ホンダ・レジェンド」である。
-
2/16専用のインターフェイスが搭載されたインストゥルメントパネルまわり。ドライバーに自動運転システムの作動状態を知らせる各種表示機能に加え、中央上段のカーナビ画面の付近には、ドライバーの状態を監視するカメラが追加されている。
-
3/16自動運転システムはステアリングホイールのスポーク部分に備わるスイッチで操作する。起動するとインジケーターが青く点灯する。
-
4/16センサーは高精度のカメラやミリ波レーダー、「LiDAR(ライダー)」と呼ばれる高精度のレーザーレーダーなどで構成される。
-
5/16高速周回路にて、自動で車線を変更して、走行車線の「ステップワゴン」を追い抜く「レジェンド」。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/16自動運転システムが作動している状態でのデジタルメーターの表示。ドライバーは、これらのモニター表示と音声を通じて、システムの作動状態を認識する。
-
7/16体験試乗を終えて戻ってきた自動運転システム搭載の「レジェンド」。文中の「レベル3」とは自動運転の“度合い”を示すもので、加速、制動、操舵のすべてをシステムが行い、システムが要請した場合のみドライバーが対応する状態を指す。
-
8/16一般道での自動運転システムを搭載した「アコード ハイブリッド」ベースの試作車。くしくも高速道路用システムの試作車(レジェンド)ともどもハイブリッド車がベースとなっているが、技術者いわく「ただの偶然。電動パワートレインの方が自動運転に向いているといったことはない」とのこと。
-
9/16フロントウィンドウ付近に搭載された、車両の前方を監視するカメラ。ここから得られた情報を、「ディープラーニング」などの技術を用いて解析することにより、システムが適切な進路を選択するという仕組みだ。
-
10/16センサーの高度化に加え、状況認識や進路の選択などをつかさどるシステムの高度化も、自動運転の実現には必須となる。
-
11/16世界56カ国に導入されているという二輪のドライビングシミュレーター「ライディングトレーナー」。さまざまな地域や言語に対応していることはもちろん、新興国での普及を考慮して抑えられた価格も特徴となっている。
-
12/16小型スクーターへの装着を想定した新開発の二輪車用エアバッグ。ユニークな形状は、さまざまな状態での四輪車との接触から、ライダーを守るために考案されたものだ。
-
13/16著者の問いに回答する本田技研工業の八郷隆弘社長(左)。自動運転の実現に際しては「『移動が楽しくなる自由な時間と空間の演出』を目指す」とのことだったので、映画などのコンテンツ制作を想定しているのかと尋ねたところ、「部屋の中で見られるような映画は、部屋で見たらいい。移動体だからこそ実現できるような時間の過ごし方、時間と空間を演出できないかを考えている」とのことだった。
-
14/16「クラリティ」のEVに貼られた「ELECTRIC」のデカール。技術者いわく「まずは商用やリース販売」といったレベルのようだが、ホンダが量販EVの投入へむけて舵を切った意味は大きい。
-
15/16市場投入へ向けた動きが鮮明となったホンダの自動運転技術。今後は自動運転システムそのものに加え、ドライバーとシステムが運転を交代する際の“引き継ぎの仕方”などについても、作りこみが必要となってくるという。
-
16/16

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第853回:ホンダが、スズキが、中・印メーカーが覇を競う! 世界最大のバイクの祭典「EICMA 2025」見聞録 2025.11.18 世界最大級の規模を誇る、モーターサイクルと関連商品の展示会「EICMA(エイクマ/ミラノモーターサイクルショー)」。会場の話題をさらった日本メーカーのバイクとは? 伸長を続ける中国/インド勢の勢いとは? ライターの河野正士がリポートする。
-
第852回:『風雲! たけし城』みたいなクロカン競技 「ディフェンダートロフィー」の日本予選をリポート 2025.11.18 「ディフェンダー」の名を冠したアドベンチャーコンペティション「ディフェンダートロフィー」の日本予選が開催された。オフロードを走るだけでなく、ドライバー自身の精神力と体力も問われる競技内容になっているのが特徴だ。世界大会への切符を手にしたのは誰だ?
-
第851回:「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す 2025.11.6 ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。
-
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記 2025.11.1 「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。
-
第849回:新しい「RZ」と「ES」の新機能をいち早く 「SENSES - 五感で感じるLEXUS体験」に参加して 2025.10.15 レクサスがラグジュアリーブランドとしての現在地を示すメディア向けイベントを開催。レクサスの最新の取り組みとその成果を、新しい「RZ」と「ES」の機能を通じて体験した。
新着記事
-
NEW
思考するドライバー 山野哲也の“目”――フォルクスワーゲンID. Buzzプロ編
2025.11.21webCG Moviesフォルクスワーゲンが提案する、ミニバンタイプの電気自動車「ID. Buzz」。“現代のワーゲンバス”たる同モデルを、フォルクスワーゲンをよく知るレーシングドライバー山野哲也はどう評価する? -
NEW
第854回:ハーレーダビッドソンでライディングを学べ! 「スキルライダートレーニング」体験記
2025.11.21エディターから一言アメリカの名門バイクメーカー、ハーレーダビッドソンが、日本でライディングレッスンを開講! その体験取材を通し、ハーレーに特化したプログラムと少人数による講習のありがたみを実感した。これでアナタも、アメリカンクルーザーを自由自在に操れる!? -
NEW
みんなが楽しめる乗り物大博覧会! 「ジャパンモビリティショー2025」を振り返る
2025.11.21デイリーコラムモビリティーの可能性を広く発信し、11日の会期を終えた「ジャパンモビリティショー2025」。お台場の地に100万の人を呼んだ今回の“乗り物大博覧会”は、長年にわたり日本の自動車ショーを観察してきた者の目にどう映ったのか? webCG編集部員が語る。 -
「アルファ・ロメオ・ジュニア」は名門ブランド再興の立役者になれるのか?
2025.11.20デイリーコラム2025年6月24日に日本導入が発表されたアルファ・ロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」。同ブランド初のBセグメントSUVとして期待されたニューモデルは、現在、日本市場でどのような評価を得ているのか。あらためて確認してみたい。 -
ジープ・ラングラー アンリミテッド ルビコン(前編)
2025.11.20あの多田哲哉の自動車放談タフなクルマの代名詞的存在である「ジープ・ラングラー」。世界中に多くのファンを持つ同車には、トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんも注目している点があるという。それは一体、何なのか? -
第937回:フィレンツェでいきなり中国ショー? 堂々6ブランドの販売店出現
2025.11.20マッキナ あらモーダ!イタリア・フィレンツェに中国系自動車ブランドの巨大総合ショールームが出現! かの地で勢いを増す中国車の実情と、今日の地位を築くのに至った経緯、そして日本メーカーの生き残りのヒントを、現地在住のコラムニスト、大矢アキオが語る。






























