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2/23「Cクラス」の「AMG」モデルの中でも、最高出力510psを発生する4リッターV8エンジンを搭載した「C63 S」シリーズ。セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレと、Cクラスのすべてのボディータイプに設定される。
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3/23マイナーチェンジを受けた「C63 S」のインストゥルメントパネルまわり。ドライブモードセレクターのコントローラーの位置など、操作系のレイアウトが大きく変更された。
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4/23ステアリングホイールに移設された、ドライブモードセレクターのダイヤル式コントローラー。トラクションコントロールの制御を調整するコントローラーの役割も担っている。
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5/23テールゲートを飾る「C63 S」のバッジ。「Cクラス」の「AMG」モデルには、このほかにも最高出力476psの「C63」、6気筒エンジンと4WD機構を組み合わせた「C43 4MATIC」が存在する。
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6/23高いホールド性とアグレッシブなデザインが特徴のAMGパフォーマンスシート。日本仕様ではカーボンセラミックブレーキ(フロント)とのセットオプション(90万円)となっている。
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7/23フルデジタルのメーターパネルには、多彩な機能や表示レイアウトが用意されていたり、速度計とエンジン回転計にインフォメーションディスプレイを組み合わせたコンベンショナルな“2眼式”としたり、写真のように、左右にGセンサーやブースト計などを表示したりできる。
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8/23コーナリング時のトラクションを高めるため、「C63 S」シリーズのリアアクスルには電子制御式のLSDが装備されている。
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9/23ステアリングホイールに備わるボタン式のスイッチには、ESPのオン/オフや、ダンパーの減衰力調整、排気音の調整などの中から、ドライバーがよく使う機能を任意で2つ設定することができる。
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10/23セダンの「C63 S」と「C63 Sステーションワゴン」のタイヤサイズは、前が245/35R19、後ろが265/35R19となっている。
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11/23トラクションコントロールの介入度合いを細かく調整できる「C63 S」では、写真のように豪快なテールスライドにトライしやすくなった。
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12/23サーキットでは「C63 Sクーペ」にも試乗した。DTM参戦車両のベースとなっているモデルだ。
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13/23足まわりについてはセダン/ステーションワゴンとクーペ/カブリオレとで仕様が異なる。トレッド幅は後者の方が、フロントで27mm、リアで46mm広く、リアタイヤのサイズもより大径・幅広な285/35R19となっている。
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14/23トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを用いた「AMGスピードシフトMCT」。今回のマイナーチェンジで、ギア数が7段から9段に多段化された。
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15/23パワーユニットに関しては従来モデルと共通。Vバンクの中央に2つのターボチャージャーを搭載した4リッターV8エンジンで510psの最高出力と700Nmの最大トルクを発生する。
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16/23「C63 S」シリーズの中でも、絶対的な動力性能についてはわずかな差ながらクーペが最も高く、0-100km/hは3.9秒、最高速は290km/hとアナウンスされている。
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17/23公道で試乗した「C63 Sステーションワゴン」。マイナーチェンジ後の「C63」シリーズは、ラジエーターグリルがそれまでのツインルーバータイプから、縦にバーの入った「AMGパナメリカーナグリル」に変更されている。
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18/23クーペと同じく、大きく張り出したフェンダーが目を引く「C63 Sカブリオレ」。空力性能の違いからか、同車と「C63 Sステーションワゴン」については、最高速がセダン/クーペより10km/h低い280km/hとなっている。
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19/23他の「Cクラス」と同様に、日本では2018年7月に発表された「C63」シリーズ。同年9月より、順次納車が開始される予定となっている。
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20/23メルセデスAMG C63 S
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21/23メルセデスAMG C63 Sステーションワゴン
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22/23メルセデスAMG C63 Sクーペ
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23/23メルセデスAMG C63 Sカブリオレ

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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