-
1/16
-
2/162013年7月にインドで発表された、「ダットサンGO」。新生ダットサン(DATSUN)では、“DAT”の由来はDream、Access、Trustの頭文字であると説明された。
-
3/16日産は1958年から「ダットサン・トラック」の対米輸出を開始。簡便で丈夫な小型トラックとして浸透していった。写真は7代目の620型(1975年)。
-
4/16橋本増治郎(1875-1944)
日本自動車産業の先駆けとなった、快進社設立の中心を担った。 -
5/16快進社の工場をラインオフする「DAT号」の第1号車(1914年)。
-
日産 の中古車webCG中古車検索
-
6/16ウィリアム・R・ゴルハム(写真右)と、彼の手がけた三輪車。材料や部品、組み立てに要する機械などは、いずれもアメリカから輸入したものだった。
-
7/161916年に登場した快進社の「41型乗用車」。日本初とされる、単塊鋳造4気筒エンジンを搭載していた。
-
8/16東京瓦斯電気工業の「TGE-A型」(1918年)。軍用保護自動車の認定第1号であると同時に、日本初の純国産トラックとされている。
-
9/16東京石川島造船所が製作した「ウーズレーCP型」1.5t積みトラック。同社は戦前~戦中の合従連衡を経て、今日のいすゞ自動車となる。
-
10/16ダット自動車製造は、1929年秋より小型乗用車の試作を開始。翌年、試作車第1号が完成した(写真)。同車をベースとした市販モデルは、“ダットの息子”という意味で「ダットソン」と名づけられた。
-
11/16日産コンツェルンの創始者である鮎川義介。名家出身の実業家であると同時に、身分を隠して職工として働いたり、労働者として渡ったアメリカで金属加工を学んだりと、実地を重んじる技術者でもあった。
-
12/16戸畑鋳物は自動車産業への進出を図り、1931年にダット自動車製造を傘下に収める。さっそく「ダットソン」の生産・販売を開始するが、“ソン”は“損”につながるとのことから、早々に車名を「ダットサン」に変更した。
-
13/16ダットサンは、1935年にエンジンの高出力化を図った14型に、1936年にややサイズを拡大した15型に発展。戦前の日本を代表する小型車となっていった。
-
14/16ダット自動車製造を傘下に収めた戸畑鋳物は、1933年3月に社内に自動車部を創設。次いで日本産業との共同出資で自動車製造を設立し、横浜の新工場(1934年4月稼働)で本格的な小型車生産を開始した。
-
15/16自動車製造は、1934年に日産自動車に改称。米グラハムページから機械設備などを買い取り、1937年から大型乗用車の製造に乗り出す。小型車の車名が“ダットサン”だったのに対し、大型車の車名は“ニッサン”とされた。写真は「ニッサン乗用車(70型)」。
-
16/16日産が1955年に発売した「ダットサンセダン(110型)」。同社の戦後型モデルの第1号である。写真は1956年に登場した改良モデルの113型。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
日産 の中古車webCG中古車検索
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
BMW M235 xDriveグランクーペ(前編)
2025.12.28ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバルで、STIで、クルマの走りを鍛えてきた辰己英治が、BMWのコンパクトスポーツセダン「M235 xDriveグランクーペ」に試乗。長らくFRを是としてきた彼らの手になる “FFベース”の4WDスポーツは、ミスタースバルの目にどう映るのだろうか? -
ルノー・キャプチャー エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECHリミテッド【試乗記】
2025.12.27試乗記マイナーチェンジした「ルノー・キャプチャー」に、台数200台の限定モデル「リミテッド」が登場。悪路での走破性を高めた走行モードの追加と、オールシーズンタイヤの採用を特徴とするフレンチコンパクトSUVの走りを、ロングドライブで確かめた。 -
『webCG』スタッフの「2025年○と×」
2025.12.26From Our Staff『webCG』の制作に携わるスタッフにとって、2025年はどんな年だったのでしょうか? 年末恒例の「○と×」で、各人の良かったこと、良くなかったこと(?)を報告します。 -
激動だった2025年の自動車業界を大総括! 今年があのメーカーの転換点になる……かも?
2025.12.26デイリーコラムトランプ関税に、EUによるエンジン車禁止の撤回など、さまざまなニュースが飛び交った自動車業界。なかでも特筆すべきトピックとはなにか? 長年にわたり業界を観察してきたモータージャーナリストが、地味だけれど見過ごしてはいけない2025年のニュースを語る。 -
第942回:「デメオ劇場」は続いていた! 前ルノーCEOの功績と近況
2025.12.25マッキナ あらモーダ!長年にわたり欧州の自動車メーカーで辣腕(らつわん)を振るい、2025年9月に高級ブランドグループのCEOに転身したルカ・デメオ氏。読者諸氏のあいだでも親しまれていたであろう重鎮の近況を、ルノー時代の功績とともに、欧州在住の大矢アキオ氏が解説する。 -
スバリストが心をつかまれて離れない理由 「フォレスター」の安全機能を体感
2025.12.25デイリーコラム「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選出された「スバル・フォレスター」。走り、実用性、快適性、悪路走破性、そして高い安全性が評価されたというが、あらためてその安全性にフォーカスし、スバルの取り組みに迫ってみた。
注目の記事
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング日産
-
日産が電気自動車「アリア」をマイナーチェンジ インフォテインメントがGoogleに対応 2025.12.23 自動車ニュース -
日産がNISMOの新たなコンセプトモデルと「フェアレディZ」の2026年モデルを発表【東京オートサロン2026】 2025.12.17 自動車ニュース -
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 試乗記 -
2025年の一押しはコレ! 清水草一の私的カー・オブ・ザ・イヤー 2025.11.24 デイリーコラム -
日産が「セレナ」をマイナーチェンジ フロントグリルのパターンを変更 2025.12.18 自動車ニュース
関連キーワード






























