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1/16チーム三菱ラリーアートの総監督を務める増岡 浩氏。2002年、2003年のダカールラリーで優勝した経歴の持ち主だ。
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2/162022年の東京オートサロンで発表された「ヴィジョン ラリーアート コンセプト」。現行型「アウトランダー」のハイパフォーマンスバージョンといった趣で、ぜひ市販化してほしいモデルだ。
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3/16チーム三菱ラリーアートは、2022年11月21日から26日にかけて開催される「アジアクロスカントリーラリー2022」に3台の「トライトン」で参戦。これが実質的なラリーアートの“復帰戦”となる。
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4/16増岡氏へのインタビューは、三菱が開催したオフロード試乗会の合間をぬって実施。試乗会のプログラムには、アジアクロスカントリーラリーの競技車両開発に用いられた試験車の、同乗試乗も盛り込まれており、取材班もその実力の片りんに触れることができた。
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5/16試乗会に参加したメディアへ向け、ラリーアートの展望を語る増岡氏。復活後のラリーアートは、まずドレスアップ用品などの開発・販売からスタートし、今回いよいよラリー活動の再開を果たした。気の早い話だが、次のステップも気になるところだ。
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6/16会場には、増岡氏が2015年のバハ・ポルタグレでステアリングを握った「アウトランダーPHEV TE仕様」も展示されていた。
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7/16「アウトランダーPHEV TE仕様」は、市販のアウトランダーPHEVをベースにラリー向けのパワートレイン制御を採用するとともに、足まわりを刷新してサスペンションのストローク量と最低地上高をアップ。大径のタイヤを履かせたものだ。
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8/16増岡氏の言う“パジェロ エボ”とは、1997年に発売された「パジェロ エボリューション」のこと。改造制限が強化される1998年のダカールラリーの規定に対応したモデルで、通常のパジェロより足まわりを大幅に強化。最高出力280PSの3.5リッターV6 DOHCエンジンを搭載していた。
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9/16富士ヶ嶺オフロードの特設コースを走破する現行型「アウトランダー」。オン/オフを問わないその走りは、定評のあった従来型と比べても、長足の進化を遂げていた。
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10/16思い入れのある2台のラリーカーを前に、当時の思い出や三菱がラリーに挑戦する意義について語る増岡氏。
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11/16世界に先駆けて電気自動車「i-MiEV」を世に問うた三菱は、モータースポーツにも積極的に電動車で挑戦してきた。写真は米コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の2014年大会の様子。三菱はこの年、EV改造車クラスで優勝、総合でも2位、3位に入ってみせた。
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12/16三菱は、ジャンルを問わず世界中のラリーで勝利を挙げてきた。スピードラリーの最高峰、世界ラリー選手権では、1996~1999年までドライバーズタイトルを連覇。1998年にはマニュファクチャラーズタイトルにも輝いている。
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13/16世界一過酷なモータースポーツと言われるダカールラリー。優勝回数12回という三菱の記録は、今も破られていない金字塔だ。
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14/16ラリーにおける「アウトランダー」のポテンシャルを高く評価する増岡氏。アジアクロスカントリーラリーやバハ・ポルタグレなどで実際に同車のステアリングを握ってきた人物だけに、その言葉には説得力がある。
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15/16ラリーアートの展望に、後進育成の大切さ、三菱がワークス体制で競技に挑む意義と、さまざまな話を披露してくれた増岡氏。終始笑顔で取材に応じてくれた気さくさに、ダカール王者の人となりが表れていた。
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16/16「三菱パジェロ 2002ダカールラリー優勝車」と増岡 浩氏。

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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