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1/11新型「トヨタ・センチュリー」と、このクルマの特徴を説明するトヨタ自動車のサイモン・ハンフリーズ氏。同車のデビュー後も、既存のモデルは「センチュリー(セダン)」として併売される。
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2/11ショーファーカーならではの、ゆったりとしたリアシート。まるで旅客機のファーストクラスのような装備と趣だ。
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3/11ショーファーの“仕事場”である前席も、ご覧のとおりの上質さ。快適装備は充実しており、もちろん先進運転支援システムにもトヨタ最新のものが搭載されている。
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4/11プレミアムカーの世界では、いまひとつ評判のよくないエンジン横置きのFF系プラットフォームだが、エンジンルームの長さを短くできるぶん、キャビンを広くとれるという利点がある。実際には、むしろショーファーカー向けのプラットフォームといえるのだ。
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5/11新型「センチュリー」ではリアスライドドア仕様もオーダー可能。狭い場所での乗降時などに重宝する装備だが、やはりイメージの問題か、「アルファード/ヴェルファイア」のようなミニバンを除くと、依然として採用は少ない。
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6/11プレゼンテーションではオープントップの「センチュリー」の姿も。ただの演出ではなく、オーダー次第で、本当にこうしたクルマも仕立てられるという。
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7/11ステージに並べられた、4車種6台のトヨタのショーファーカー。左端が「ヴェルファイア」のPHEV、右端が「クラウン(セダン)」だ。
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8/11燃料電池システムを搭載した「クラウン(セダン)」。現行型クラウンの世界初公開時にも展示はあったが、あれはあくまでモックアップ。ちゃんとした“実車”の展示は、これが初とのことだった。
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9/11現行型「アルファード/ヴェルファイア」は2023年6月に発表済みだが、PHEVモデルの披露は今回が初。撮影はNGだったが、「クラウン(セダン)」ともに、内装までしっかりつくり込まれていた。
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10/11会場では7層もの車体塗装に、“鳳凰”エンブレムの作成、販売店オプションの「匠スカッフプレート『柾目』」の製作等々、職人の手になる施工や技術の解説も行われていた。
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11/11既存のモデルにはない、新しい提案が多数盛り込まれた新型「センチュリー」。全方位戦略がしかれたトヨタのショーファーカー製品群の旗艦として、期待が寄せられている。

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
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