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1/22フィアット500トリブート トレピゥーノ(写真:ステランティス)
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2/22現行「500ハイブリッド」をもとに、源流である2004年のコンセプトカー「トレピゥーノ」のイメージを投影したものだ。(写真:ステランティス)
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3/22室内は「トレピゥーノ」の配色が再現されている。ダッシュボードには、当時アドバンストデザイン部門を率いていたジョリートのスケッチが。(写真:ステランティス)
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4/22オリジナルのスケッチ。(写真:ステランティス)
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5/22シートには「トレピゥーノ」誕生20年を示すステッチが入る。(写真:ステランティス)
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6/22ロベルト・ジョリートFCAヘリティッジ代表と「トレピゥーノ」(写真向かって右)。左は生産型「500」。(写真:ステランティス)
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7/222004年「トレピゥーノ」のレンダリング。全長約3.3mで、3.5mを超える生産型よりもコンパクトだった。全幅は1.65mで同じ。(写真:ステランティス)
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8/22「トレピゥーノ」のレンダリング。(写真:ステランティス)
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9/22「トレピゥーノ」のダッシュボード。生産型では、よりレトロ感が強調されることになる。(写真:ステランティス)
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10/22助手席を前方にずらして後席1人分の空間を稼ぐ3人乗り。運転席後部は補助席と割り切り、もしくはシート座面・背面を山折りにして荷室を拡大するという提案だった。
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11/222004年ジュネーブモーターショーに展示された「トレピゥーノ」。筆者撮影。
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12/22ショーでの好評は、フィアット首脳陣に生産化を決定させるきっかけのひとつとなった。
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13/22トリノ・ミラフィオーリの「FCAヘリティッジ・ハブ」に保存されている「トレピゥーノ」のモックアップ。2022年6月撮影。
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14/22当時の筆者による関係者へのインタビューによれば、「トレピゥーノ」はこのモックアップと、実走できるランニングプロトタイプの2台(ジュネーブショー展示車か)がつくられたという。
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15/22モックアップの室内は、検討用によく用いられる手法で、グリーンハウスから上のみつくられている。
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16/222003年「ランチア・フルヴィア コンセプト」。熱心な愛好家の間からは生産化を望む声が上がったが、それには至らなかった。現在は前述のヘリティッジ・ハブに保存されている。
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17/222003年ジュネーブショーで筆者が撮影した「アルファ・ロメオ・カマル」。今日の「トナーレ」の祖先ともいえる。今日ではミラノ・アレーゼのアルファ・ロメオ博物館に保管されている。
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18/22以下4点は、2023年に筆者が住むシエナ旧市街で撮影したもの。写真の個体は2015年以前の初期型ゆえ、8年以上は使われていることになる。
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19/22「500」は過去十数年で、イタリアの街の一風景となった。
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20/22教習車仕様。欧州市場では今日、70PS仕様の1リッターマイルドハイブリッドが唯一のパワーユニットである。
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21/222023年8月撮影。イタリアでポピュラーなシロップ飲料の色に似ていることから「メントルツァータ」と呼ばれた車体色である。
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22/22ロベルト・ジョリート氏。(写真:ステランティス)

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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