-
1/13先般ある取材で「DS 4」に試乗。サイズはコンパクトながらDSブランド車らしくキラキラ感が満点でとてもカッコいい。「こんなオレ好みのクルマ、いつの間に出たんだ」と思ったら2年以上も前だったとは。
-
2/13フロントフェイスは「DSマトリクスLEDビジョン」と呼ばれる薄型のヘッドランプや、ダイヤモンドをモチーフにしたというシャイニーブラックのグリルデザインがかなりイケている。
-
3/13こう見えて私は、「シトロエンDS3」の元オーナー。かつては「シトロエン・エグザンティア ブレーク」に7年半も乗った。過去所有した50台以上のなかで、エグザンティア ブレークは最も長く乗ったクルマだった。
-
4/13取材車両の「DS 4」(写真左)と、ちょいワル特急こと愛車の「プジョー508」(同右)。並べてみると、508のデカさがわかる。
-
5/13「DS 4」を見るべく、まずはDSの正規ディーラーに直撃。DSはディーラー数が猛烈に少なく、検索したら東京都内に1店しかなかった。
-
DS DS 4 の中古車webCG中古車検索
-
6/13都内唯一となるDSの正規ディーラー、DSストア東京(中央区晴海)で新車の「DS 4」をチェック。キラキラした雰囲気の店内に置かれたキラキラしたDS 4の展示車を眺めているだけでウットリしてしまう。
-
7/13「DS 4」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4415×1830×1495mm、ホイールベースは2680mm。クーペライクな個性あふれるフォルムが目を引く。オシャレだ。
-
8/13継ぎ目のないシームレスな造形のダッシュボードや、エアコンの吹き出し口を廃した「DSエア」と呼ばれる空調システムを採用する「DS 4」のインテリア。内装もすごくオシャレだ。
-
9/13埼玉県三郷市の超激安中古車店「ジャンプ三郷センター」。中古車サイトで検索し、物件を安い順に並べるとだいたい一番上にくるのがここの在庫車である。それはもう「なぜこんなに安いの?」というくらい安い。
-
10/13ジャンプ三郷センターで「DS 4リヴォリBlueHDi」の見積もりをもらった。2023年式で走行1.2万kmとなる個体である。法定点検とグー保証(保証なしも選択可)、管轄外費用を含めると、その見積もり金額は402万8000円であった。
-
11/13先日の取材で試乗した「DS 4」(写真)は、最高出力180PSの1.6リッター4気筒ターボエンジンに同110PSの電気モーターを組み合わせ、システム合計で同225PSを発生するプラグインハイブリッド車「E-TENSE」だった。
-
12/13もしも「DS 4」を愛車にするのなら、私は最高出力130PSの1.5リッター直4ディーゼルエンジン搭載モデル「BlueHDi」を選ぶだろう。ディーゼル、大好きなので。
-
13/13中古車まで見に行ってがぜん盛り上がった「DS 4」への思いだったが、冷静になると買い替えるメリットが少ないことに気づいた。ああ、DS 4への思いは行きずりの恋だった。ちょいワル特急こと「プジョー508」よ、まだまだお前を愛するぜ!

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
DS DS 4 の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第324回:カーマニアの愛されキャラ 2025.12.1 清水草一の話題の連載。マイナーチェンジした「スズキ・クロスビー」が気になる。ちっちゃくて視点が高めで、ひねりもハズシ感もある個性的なキャラは、われわれ中高年カーマニアにぴったりではないか。夜の首都高に連れ出し、その走りを確かめた。
-
第323回:タダほど安いものはない 2025.11.17 清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。
-
第322回:機関車みたいで最高! 2025.11.3 清水草一の話題の連載。2年に一度開催される自動車の祭典が「ジャパンモビリティショー」。BYDの軽BEVからレクサスの6輪車、そしてホンダのロケットまで、2025年開催の会場で、見て感じたことをカーマニア目線で報告する。
-
第321回:私の名前を覚えていますか 2025.10.20 清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
-
第320回:脳内デートカー 2025.10.6 清水草一の話題の連載。中高年カーマニアを中心になにかと話題の新型「ホンダ・プレリュード」に初試乗。ハイブリッドのスポーツクーペなんて、今どき誰が欲しがるのかと疑問であったが、令和に復活した元祖デートカーの印象やいかに。
新着記事
-
NEW
バランスドエンジンってなにがスゴいの? ―誤解されがちな手組み&バランスどりの本当のメリット―
2025.12.5デイリーコラムハイパフォーマンスカーやスポーティーな限定車などの資料で時折目にする、「バランスどりされたエンジン」「手組みのエンジン」という文句。しかしアナタは、その利点を理解していますか? 誤解されがちなバランスドエンジンの、本当のメリットを解説する。 -
NEW
「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」の会場から
2025.12.4画像・写真ホンダ車用のカスタムパーツ「Modulo(モデューロ)」を手がけるホンダアクセスと、「無限」を展開するM-TECが、ホンダファン向けのイベント「Modulo 無限 THANKS DAY 2025」を開催。熱気に包まれた会場の様子を写真で紹介する。 -
NEW
「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場より
2025.12.4画像・写真ソフト99コーポレーションが、完全招待制のオーナーミーティング「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」を初開催。会場には新旧50台の名車とクルマ愛にあふれたオーナーが集った。イベントの様子を写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。






























