-
1/18発表会の会場に展示された「スズキ・フロンクス」。こちらの車両の「アースンブラウンパールメタリック ブラック2トーンルーフ」を含め、9種類のボディーカラーは「アークティックホワイトパール」を除いてすべてが日本初採用の色となる。
-
2/18プレゼンテーションにおいて、「フロンクス」の特徴を語るスズキの鈴木俊宏社長。コロナ禍や半導体ショックの影響などもあり、スズキがリアルな会場で新型車をお披露目するのは、実に5年ぶりのこととなった。
-
3/182023年1月にインドの自動車ショー「Auto Expo」で世界初公開された「フロンクス」。かの地では、スズキの高級車販売チャンネル、NEXA(ネクサ)で取り扱われている。
-
4/182024年4月に日本で販売終了となった「イグニス」(写真左上)と「エスクード」(同右下)。「フロンクス」は、これら2車種の穴を埋める重要な役割を担っているのだ。
-
5/18「フロンクス」の生産を担うのは、2017年2月に稼働したインドのグジャラート工場。2023年12月4日に累計生産300万台を達成したが、記念すべきそのクルマもフロンクスだった。
-
スズキ の中古車webCG中古車検索
-
6/18降雪地のユーザーなどのために、ビスカスカップリング式の4WDシステムが用意されるのも日本仕様の特徴。増設されたドライブトレインが発する騒音を抑えるため、プロペラシャフトにダイナミックダンパーを仕込んだり、リアのリーンフォースの形状を変更したり、リアデフ(写真)の取り付けに防振ゴムを採用したり……と、独自の施策が取り入れられている。(写真:向後一宏)
-
7/18発表会の展示車両には、過日のプロトタイプ試乗会で供された試乗車と同じく、ハンドリングのよさや快適性、ウエットグリップ性能を追求したコンフォートタイヤ「グッドイヤー・アシュアランス トリプルマックス2」が装着されていた。
-
8/18切削光煌ホイールの中央できらめく5つのナット。足まわりでは、実はホイールを固定する5本ボルトのハブも、日本専用のアイテムとなっている。
-
9/18操舵機構については、直進走行時に中立位置がわかりやすく、安定感のある操舵力特性を重視して、パワーステアリングのアシスト量を独自にチューニングしている。
-
10/18インテリアでは、助手席側のダッシュボードにブラックの装飾パネルを採用(海外仕様は黄色がかったシルバーである)。ドアインナーパネルも、海外仕様ではソフトパッドの周辺部までがボルドーだったが、「日本人の感覚だと、これでは色が強すぎる」という判断から、ソフトパッド部のみボルドーとする仕様に変更された。
-
11/18荷室容量はちょっと小さめの290リッター。日本仕様にはフレキシブルに使えるフロアボードが装備される。
-
12/18発売に際して、ボディーカラーには「スプレンディッドシルバーパールメタリック」(上)と「アークティックホワイトパール」(下)を追加設定。他の色より一足遅れて、2024年12月の発売となる。
-
13/18「フロンクス」の商品企画や技術的特徴を解説する、チーフエンジニアの森田祐司氏。足まわりなどはもちろんのこと、ADASやインターフェイスの説明でも、「運転の楽しさが感じられる~」という表現が出てきて驚いた。
-
14/18プレゼンテーションと記念撮影の後には、デザインや走りをテーマにした説明会も実施。久々に、昔ながらの自動車の発表会・説明会に参加した気がした。
-
15/18あらためて、日本仕様開発へのこだわりを説明するチーフエンジニアの森田氏。「フロンクス」の開発期間は5年ほどだったというが、その半分ほどが過ぎたあたりから、日本仕様の開発もスタートしたという。
-
16/18最後に、“世界共通”の「フロンクス」の魅力についても紹介。快適性に関しては後席の乗り心地も重視しており、ダンパーの適合は常に4人乗車の状態で確認。また、4.8mという最小回転半径は5ナンバーのライバル「ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ」より小さいもので、なんと「スイフト」や「ソリオ」と同等とのことだ。(写真:向後一宏)
-
17/18写真向かって右から、スズキの鈴木俊宏代表取締役社長、日本営業本部の玉越義猛本部長、商品企画本部 四輪B・C商品統括部 新型「フロンクス」チーフエンジニアの森田祐司氏。
-
18/18

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
スズキ の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
人気なのになぜ? アルピーヌA110」が生産終了になる不思議NEW 2025.12.17 現行型「アルピーヌA110」のモデルライフが間もなく終わる。(比較的)手ごろな価格やあつかいやすいサイズ&パワーなどで愛され、このカテゴリーとして人気の部類に入るはずだが、生産が終わってしまうのはなぜだろうか。
-
GRとレクサスから同時発表! なぜトヨタは今、スーパースポーツモデルをつくるのか? 2025.12.15 2027年の発売に先駆けて、スーパースポーツ「GR GT」「GR GT3」「レクサスLFAコンセプト」を同時発表したトヨタ。なぜこのタイミングでこれらの高性能車を開発するのか? その事情や背景を考察する。
-
高齢者だって運転を続けたい! ボルボが語る「ヘルシーなモービルライフ」のすゝめ 2025.12.12 日本でもスウェーデンでも大きな問題となって久しい、シニアドライバーによる交通事故。高齢者の移動の権利を守り、誰もが安心して過ごせる交通社会を実現するにはどうすればよいのか? 長年、ボルボで安全技術の開発に携わってきた第一人者が語る。
-
走るほどにCO2を減らす? マツダが発表した「モバイルカーボンキャプチャー」の可能性を探る 2025.12.11 マツダがジャパンモビリティショー2025で発表した「モバイルカーボンキャプチャー」は、走るほどにCO2を減らすという車両搭載用のCO2回収装置だ。この装置の仕組みと、低炭素社会の実現に向けたマツダの取り組みに迫る。
-
業界を揺るがした2025年のホットワード 「トランプ関税」で国産自動車メーカーはどうなった? 2025.12.10 2025年の自動車業界を震え上がらせたのは、アメリカのドナルド・トランプ大統領肝いりのいわゆる「トランプ関税」だ。年の瀬ということで、業界に与えた影響を清水草一が振り返ります。
新着記事
-
NEW
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】
2025.12.17試乗記「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。 -
NEW
人気なのになぜ? アルピーヌA110」が生産終了になる不思議
2025.12.17デイリーコラム現行型「アルピーヌA110」のモデルライフが間もなく終わる。(比較的)手ごろな価格やあつかいやすいサイズ&パワーなどで愛され、このカテゴリーとして人気の部類に入るはずだが、生産が終わってしまうのはなぜだろうか。 -
NEW
第96回:レクサスとセンチュリー(後編) ―レクサスよどこへ行く!? 6輪ミニバンと走る通天閣が示した未来―
2025.12.17カーデザイン曼荼羅業界をあっと言わせた、トヨタの新たな5ブランド戦略。しかし、センチュリーがブランドに“格上げ”されたとなると、気になるのが既存のプレミアムブランドであるレクサスの今後だ。新時代のレクサスに課せられた使命を、カーデザインの識者と考えた。 -
車両開発者は日本カー・オブ・ザ・イヤーをどう意識している?
2025.12.16あの多田哲哉のクルマQ&Aその年の最優秀車を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー。同賞を、メーカーの車両開発者はどのように意識しているのだろうか? トヨタでさまざまなクルマの開発をとりまとめてきた多田哲哉さんに、話を聞いた。 -
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】
2025.12.16試乗記これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。 -
GRとレクサスから同時発表! なぜトヨタは今、スーパースポーツモデルをつくるのか?
2025.12.15デイリーコラム2027年の発売に先駆けて、スーパースポーツ「GR GT」「GR GT3」「レクサスLFAコンセプト」を同時発表したトヨタ。なぜこのタイミングでこれらの高性能車を開発するのか? その事情や背景を考察する。
注目の記事
-
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングフロンクス































