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                  2/242025年5月末に発表・発売された「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」。ホンダの量販車としては、初めてハンズフリーの運転支援システムを搭載したモデルとなる。
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                  3/24インテリアでは、ルーフライニングやピラーまでブラックで統一したブラック内装や(「e:HEV」ではルーフやピラーはグレー)、ホワイトレザーを用いたホワイト内装(写真)の設定が新しい。
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                  4/24ADASの操作を担う、ステアリングホイールの右スイッチパネル。「Honda SENSING 360+」ではアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システム(LKAS)が完全連動式となるため(ACC作動中のLKASのオフは不可能)、ベース車ではパネルの右下にあるLKASのスイッチを廃止。それに代えて、「レコメンド型車線変更支援機能(追い越し支援/分岐退出支援)」の承認スイッチが設置された。
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                  5/24ルーフに備わるマルチGNSSアンテナもベース車との大きな違い……だが、視覚的には既存のアンテナとの違いはない。車体色がレッドかブルーの場合は、色がブラックに塗り分けられる。
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                  6/24細かい点では、ACCの状態がメモリーされるようになったのも「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」の変更点。ACCがスタンバイの状態でイグニッションをオフにした場合、次回ドライブ時にもその状態が維持され、「SET」ボタンを弾くだけで、ワンタッチでACCを作動させられるようになった。
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                  7/24エクステリアにおける差異化は控えめで、ブラックのドアミラーと、ベルリナブラック塗装+ダーク切削クリア加工のホイールを採用した程度。既述のとおり、車体色によってはアンテナの色もブラックとなる。
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                  8/24シートの仕様は、色を除くと基本的に全車共通。表皮は本革で、シートヒーターや電動調整機構(運転席/助手席)、電動ランバーサポート(運転席)を標準で装備している。
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                  9/24地図データにGoogleマップとゼンリンの高精度地図を使用することで、高度な運転支援機能を実現した「Honda SENSING 360+」。工事などで高精度地図の情報と実際の道路状況が異なった場合、車載のセンサーがそれを検知。ハンズフリー走行はオフとなる。
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                  10/24自車位置測位にはGPSと準天頂衛星システム「みちびき」の信号、および車速等の車載センサーを採用。写真のとおり、トンネル内などでもハンズフリー状態が継続される。
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                  11/24車速やADASの作動状態を表示するヘッドアップディスプレイ。通常の状態ではグリーン、ハンズオフ走行状態ではブルーと、各表示の色が切り替わる。
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                  12/24センターディスプレイの下の黒いパネル内には、ドライバーモニタリングカメラを搭載。ドライバーの顔の向きや目の開閉状況などを検知し、システムが操作要求をした際に、ちゃんと対応できる状態かどうかをチェックしている。
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                  13/24「レコメンド型車線変更支援」による、車線変更の提案の様子。前走車との速度差がおよそ15km/h以上で、追い越し車線が約100m先まで空いており、かつ追い越し車線を後方から走ってくる車両がない場合に作動する。
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                  14/24ドライバーがステアリングホイールの承認スイッチを押すと、ウインカーの操作を含め、システムが自動で車線変更を実施する。
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                  15/24「レコメンド型車線変更支援」の作動中は、ドライバーがステアリングホイールを握っている必要がある。これは車線変更中の不測の事態に対応するためで、仮にドライバーがステアリングを握らずに承認スイッチを押したとしても、「ハンドルを握ってください」と表示が出て、車線変更は行われない。
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                  16/24ナビゲーションシステムで目的地を設定している場合、「レコメンド型車線変更支援」は高速道路の分岐や出口へ向けての車線移動、本線からの分岐・退出の支援も行う。自車が走行する車線や車速をチェックし、適切なタイミングでシステムが作動する。
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                  17/24パワーユニットにはベース車と同じくフルハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。WLTCモード燃費はベース車と同じ23.8km/リッターだが、「市街地/郊外/高速道路モード」の内訳をみると、市街地や郊外での燃費はやや悪化し、高速道路での燃費が改善している。
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                  18/24密閉されるトランクルームもセダンも魅力。容量は570リッターで、9.5インチタイプのゴルフバッグを4個収納可能。トランクスルーやアームレストスルーにより、空間を拡張することもできる。
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                  19/242024年に、バイドゥの地図を用いた中国版「アコード」から導入が開始された「Honda SENSING360+」だが、かの地ではハンズフリー走行は法律で禁じられている。ハンズフリー走行機能を備えたアコードの投入は、世界的にも日本が初となる。
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                  20/24ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+
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森口 将之
モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。ヒストリックカーから自動運転車まで、さらにはモーターサイクルに自転車、公共交通、そして道路と、モビリティーにまつわる全般を分け隔てなく取材し、さまざまなメディアを通して発信する。グッドデザイン賞の審査委員を長年務めている関係もあり、デザインへの造詣も深い。プライベートではフランスおよびフランス車をこよなく愛しており、現在の所有車はルノーの「アヴァンタイム」と「トゥインゴ」。
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