-
1/24
-
2/24スズキ初の量販BEV「eビターラ」。コンセプトモデル「eVX」から発展したコンパクトSUVで、インド・グジャラート工場で生産される世界戦略車だ。
-
3/24インストゥルメントパネルまわりは横基調のがっしりとした印象。トヨタゆずりのシフトセレクターが備わるセンターコンソールはフローティング式で、周辺にはワイヤレスチャージャーやUSBポート、HDMIポート、12V/120Wの電源ソケットなどが備わる。
-
4/2418インチホイールには空力性能を高めるべく専用デザインのガーニッシュを装着。試乗車のタイヤは、いずれも「グッドイヤー・エフィシェントグリップ2 SUV」だった。
-
5/24エンジン車の「VITARA(ビターラ)」は、日本では「エスクード」と呼ばれていたが、この新型電動SUVについては、日本でもeビターラという車名で呼ばれることになりそうだ。
-
スズキ の中古車webCG中古車検索
-
6/24電動パワートレインの仕様は3種類で、FWD車には最高出力106kWのモーターと容量49kWhのバッテリーの組み合わせと、128kWのモーターと61kWhのバッテリーの組み合わせを用意。4WD車のモーター出力は前が128kW、後ろが48kWで、バッテリーの容量は61kWhとなる。
-
7/24フルカラーのドライバーインフォメーションディスプレイ。車速などの走行情報に、電動パワートレインの作動状態、運転支援システムの作動状態、ナビゲーションシステムの地図情報などが表示される。
-
8/244WD車のセンターコンソール。ダイヤル式のシフトセレクターに加え、ドライブモードセレクターや回生ブレーキの強度の調整ボタン、ヒルディセントコントロールやブレーキLSDといった悪路でのアシスト機能等のスイッチ類が備わる。
-
9/24スズキでは「eビターラ」の導入に合わせ、BEV向けの各種アクセサリーも用意。写真の家庭用充電器はワイヤー式のリード付きで、ケーブルを伸ばしても地面に擦れて汚れないスグレモノだ。(写真:スズキ)
-
10/24ナビにメディアに空調、そしてパワートレイン/ドライブトレインの各種設定と、さまざまな機能が統合されたセンターディスプレイ。空調については下部のスイッチパネルでも操作が可能だ。
-
11/24前席にはシートヒーターを装備。ステアリングヒーターやヒートポンプシステムとも相まって、空調の稼働を減らし、電力消費の低減に寄与する。
-
12/24リアシートはゆとりある足元スペースが特徴。座席には6:4分割のスライド調整機構(160mm)や、4:2:4分割の可倒機構が備わる。
-
13/24後席のスライド機構により、荷室長は675~835mmの間で調整が可能。床下には充電ケーブルなどをしまえるスペースが設けられている。
-
14/24動力性能は、最高速が全車共通で150km/h。0-100km/h加速は、FWDの49kWh仕様が9.6秒、同61kWh仕様が8.7秒、4WDの64kWh仕様が7.4秒とされる。
-
15/24回生ブレーキの強さは「なし/ロー/ミディアム/ハイ」の4段階で調整可能だが、“シフトダウン”的な用法は想定しておらず、ステアリングパドル等は装備されない。ハイの状態でもクリープ程度までしか減速されず、完全停車にはブレーキペダルを踏む必要がある。
-
16/24急速充電については49kWh仕様、61kWh仕様ともに、出力90kWの充電器を使うと10→80%まで約45分で回復が可能。寒冷時バッテリー昇温機能など、より素早く充電するための機能も採用されている。(写真:スズキ)
-
17/244WD車は状況に応じて70:30~50:50の間で前後駆動力配分を自動調整。乗用SUVとして十分な走破性と登坂能力を備えている。旋回時の安定性の高さも自慢だ。
-
18/24スズキeビターラ プロトタイプ(FWD)
-
19/24
-
20/24スズキeビターラ プロトタイプ(4WD)
-
21/24
-
22/24
-
23/24
-
24/24

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
スズキ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
-
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.8 「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.9.10試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。 -
NEW
「日産GT-R」が生産終了 18年のモデルライフを支えた“人の力”
2025.9.10デイリーコラム2025年8月26日に「日産GT-R」の最後の一台が栃木工場を後にした。圧倒的な速さや独自のメカニズム、デビュー当初の異例の低価格など、18年ものモデルライフでありながら、話題には事欠かなかった。GT-Rを支えた人々の物語をお届けする。 -
NEW
第84回:ステランティスの3兄弟を総括する(その2) ―「フィアット600」からにじみ出るデザイナーの苦悩―
2025.9.10カーデザイン曼荼羅ステランティスの未来を担う、SUV 3兄弟のデザインを大総括! 2回目のお題は「フィアット600」である。共通プラットフォームをベースに、超人気車種「500」の顔をくっつけた同車だが、その仕上がりに、有識者はデザイナーの苦悩を感じ取ったのだった……。 -
スポーツカーの駆動方式はFRがベスト? FFや4WDではダメなのか?
2025.9.9あの多田哲哉のクルマQ&Aスポーツカーの話となると「やっぱりFR車に限る」と語るクルマ好きは多い。なぜそう考えられるのか? FFや4WDでは満足が得られないのか? 「86」や「GRスープラ」の生みの親である多田哲哉さんに聞いた。 -
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】
2025.9.9試乗記クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。 -
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。