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2/202025年9月12日に発売されたホンダの新型電気自動車(BEV)「N-ONE e:」。2024年10月に登場した軽商用BEV「N-VAN e:」に続く軽自動車規格のBEVだ。
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3/20「ホンダN-ONE e:」には、充実装備の「e:L」と、ベーシックモデル「e:G」の2グレードが設定される。今回は車両本体価格が319万8800円となる前者に試乗した。
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4/20上級グレードの「e:L」には急速充電機能が標準で装備される。充電ポートはフロントグリル内に設置されており、左側が普通充電口、右側が急速充電口となる。フロントグリルには、廃バンパーのリサイクル材が使用されている。
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5/20「N-ONE e:」のボディーカラーは写真の「プラチナホワイトパール」と、「フィヨルドミストパール」「シーベッドブルーパール」「ルナシルバーメタリック」、そして新色の「チアフルグリーン」を加えた全5色展開。ルナシルバーメタリック以外は3万3000円の有償色となる。
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6/20モーターの精密なコントロールで着実に加速。滑らかながら秘めたパワーを感じさせる「N-ONE e:」の走りは、街なかはもちろんのこと高速道路でも好印象が続く。追い越しをかける際の加速も十分である。
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7/20フロントに搭載される駆動用モーター(交流同期式)は最高出力64PS、最大トルク162N・mを発生する。駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は29.6kWh(82.7Ah/358V)。一充電走行距離は295kmを実現している。
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8/20水平基調とされたインストゥルメントパネルは、「N-ONE e:」専用のデザイン。ベースとなった「N-ONE」よりもドライバーに37mm近づけたステアリングホイールや見切りのよいボンネット先端など、運転のしやすさにも配慮している。上級グレードの「e:L」には、本革巻きステアリングホイールが標準で装備される。
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9/20「N-ONE e:」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1545mm、ホイールベースは2520mm。一般的な立体駐車場(全高1550mm以下)を利用できるのもメリットだ。車両重量は1030kgと発表されている。
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10/207インチサイズのフルカラー液晶メーターパネルを採用。電気自動車であることを踏まえ、見やすくわかりやすいシンプルなグラフィックが追求されている。
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11/20直感的に操作できるエアコンパネルやシフトセレクターは、ホンダ車でおなじみのデザイン。シフトセレクターの右には、省電費運転をしやすくなるように車両が制御する「ECON」モードスイッチが配置されている。
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12/20ヘッドレスト一体型のフロントシート。インテリアは濃淡のあるグレーと、差し色となるブラウンでコーディネートされる。「N-ONE e:」のメインターゲットは40~50代の女性だが、“甘い”方向によりすぎないように仕上げられている。
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13/20「N-ONE e:」の後席。足元と頭上に十分な余裕が確保されている。リアシートには、ホンダ車でおなじみのチップアップ&ダイブダウン機構が備わっている。
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14/20オプションアイテムを装着した「スポーティスタイル」と呼ばれるホンダアクセスのカスタムコーディネートモデル。「N-ONE e:」には、デカールやアルミホイールなど、個性を演出するアイテムが数多くラインナップされる。
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15/20充電設備とケーブルが一体になった単相200Vを利用する6kW出力の「ホンダEVチャージャー」が販売店オプションとして用意されている。価格は22万2200円(別途設置工事費が必要)。
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16/20無限が手がけるカスタマイズパーツもラインナップ。写真のモデルはフロントアンダースポイラー(6万0500円)やサイドスポイラー(7万2600円)、15インチアルミホイール「CK8」(4万1800円/1本)などでスポーティーな遊び心を表現している。
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17/20薄型バッテリーを車両センターの床下に敷き詰めたことにより荷室は広く、ガソリン車と変わらない使い勝手を実現。荷室床下にも収納スペースが用意されている。
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18/20加速・減速・完全停止をアクセルペダルの操作だけで行える「シングルペダルコントロール」機能をホンダの軽乗用車として初採用。シングルペダルコントロールは慣れれば楽なうえに、運転が楽しくなる。
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19/20ホンダN-ONE e:L
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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