-
1/125代目の生産終了から実に24年を経て登場したホンダの新型「プレリュード」。発売から1カ月の受注台数は、月販目標である300台の約8倍となる2400台に達したという(2025年10月6日現在)。
-
2/122025年1月16日に発表されたレクサスのスポーツクーペ「RC」「RC F」の“ファイナルエディション”。文字どおりファイナル=最後のモデルであり、現行型のRCおよびRC Fは2025年11月をもって生産が終了される。
-
3/12私はかつて、「レクサスRC F」(写真手前)と「BMW M4」(同奥)を比較試乗して、「RC Fのほうが断然魅力的」という結論を出した。
-
4/12「RC F」の5リッターV8は素晴らしい出来だった。エンジンフィールはもちろんのこと、至高のソプラノサウンドは、「M4」の3リッター直6ターボをあらゆる面で凌駕(りょうが)していた。
-
5/12「レクサスRC」は2013年の東京モーターショーでデビュー。全世界でこれまでにRCが約7万9000台、ハイパフォーマンスモデルの「RC F」(写真)が約1万2000台販売されてきたという。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/12「RC F」のフロントに搭載される2UR-GSE型5リッターV8自然吸気ユニット。デビュー当時は最高出力477PS、最大トルク530N・mというスペックであった。
-
7/122014年1月のデトロイトショーでデビューし、同年2月に日本でも注文受け付けが開始された「BMW M4」。3リッター直6ツインターボエンジンは、最高出力431PS、最大トルク550N・mを発生した。
-
8/12レクサスのフラッグシップクーペ「LC」には、オープントップバージョン「LC500コンバーチブル」もラインナップされる。(写真=池之平昌信)
-
9/12「レクサスRC」という車名は、カーマニアですら形が思い浮かばないくらい印象が薄い。もしもRCではなく「セリカ」だったら、少なくとも10倍は記憶に刻まれただろう。写真は初代「セリカ1600GT」の発表から2年後に登場したスポーツモデル「1600GTV」。
-
10/12初代「ソアラ」(写真)が登場したのは1981年。クルマの楽しさに目覚めたばかりの当時の私にとって、初代ソアラはとてつもなく大きな存在だった。それは日本車の“神”と言ってもいいほど。「レクサスLC」も「ソアラ」という車名だったら、存在感はひとケタ違ったはずだ。
-
11/12「レクサスRC」は正統派のスタイリッシュなクーペだが、レクサスの文法内にガッチガチに収められていて、デザインに訴求力がなかった気がする。
-
12/12「LC」と統合されるといううわさの次期「RC」は国内向けのみのサブネームでいいので、ぜひ「ソアラ」という名前で出してもらいたい。中高年カーマニアの反応は、それだけでひとケタ増すはずだ。(写真=池之平昌信)

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第324回:カーマニアの愛されキャラ 2025.12.1 清水草一の話題の連載。マイナーチェンジした「スズキ・クロスビー」が気になる。ちっちゃくて視点が高めで、ひねりもハズシ感もある個性的なキャラは、われわれ中高年カーマニアにぴったりではないか。夜の首都高に連れ出し、その走りを確かめた。
-
第323回:タダほど安いものはない 2025.11.17 清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。
-
第322回:機関車みたいで最高! 2025.11.3 清水草一の話題の連載。2年に一度開催される自動車の祭典が「ジャパンモビリティショー」。BYDの軽BEVからレクサスの6輪車、そしてホンダのロケットまで、2025年開催の会場で、見て感じたことをカーマニア目線で報告する。
-
第320回:脳内デートカー 2025.10.6 清水草一の話題の連載。中高年カーマニアを中心になにかと話題の新型「ホンダ・プレリュード」に初試乗。ハイブリッドのスポーツクーペなんて、今どき誰が欲しがるのかと疑問であったが、令和に復活した元祖デートカーの印象やいかに。
-
第319回:かわいい奥さんを泣かせるな 2025.9.22 清水草一の話題の連載。夜の首都高で「BMW M235 xDriveグランクーペ」に試乗した。ビシッと安定したその走りは、いかにもな“BMWらしさ”に満ちていた。これはひょっとするとカーマニア憧れの「R32 GT-R」を超えている?
新着記事
-
NEW
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション/CR-V e:HEV RSブラックエディション ホンダアクセス用品装着車
2025.12.4画像・写真まもなく日本でも発売される新型「ホンダCR-V」を、早くもホンダアクセスがコーディネート。彼らの手になる「Tough Premium(タフプレミアム)」のアクセサリー装着車を、ベースとなった上級グレード「RSブラックエディション」とともに写真で紹介する。 -
NEW
ホンダCR-V e:HEV RS
2025.12.4画像・写真およそ3年ぶりに、日本でも通常販売されることとなった「ホンダCR-V」。6代目となる新型は、より上質かつ堂々としたアッパーミドルクラスのSUVに進化を遂げていた。世界累計販売1500万台を誇る超人気モデルの姿を、写真で紹介する。 -
NEW
アウディがF1マシンのカラーリングを初披露 F1参戦の狙いと戦略を探る
2025.12.4デイリーコラム「2030年のタイトル争い」を目標とするアウディが、2026年シーズンを戦うF1マシンのカラーリングを公開した。これまでに発表されたチーム体制やドライバーからその戦力を分析しつつ、あらためてアウディがF1参戦を決めた理由や背景を考えてみた。 -
NEW
第939回:さりげなさすぎる「フィアット124」は偉大だった
2025.12.4マッキナ あらモーダ!1966年から2012年までの長きにわたって生産された「フィアット124」。地味で四角いこのクルマは、いかにして世界中で親しまれる存在となったのか? イタリア在住の大矢アキオが、隠れた名車に宿る“エンジニアの良心”を語る。 -
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――ロータス・エメヤR編
2025.12.3webCG Movies往年のピュアスポーツカーとはまるでイメージの異なる、新生ロータスの意欲作「エメヤR」。電動化時代のハイパフォーマンスモデルを、トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんはどう見るのか、動画でリポートします。 -
タイで見てきた聞いてきた 新型「トヨタ・ハイラックス」の真相
2025.12.3デイリーコラムトヨタが2025年11月10日に新型「ハイラックス」を発表した。タイで生産されるのはこれまでどおりだが、新型は開発の拠点もタイに移されているのが特徴だ。現地のモーターショーで実車を見物し、開発関係者に話を聞いてきた。






























