BEST BUY 2019 ドライブレコーダー | アサヒリサーチ「ドライブマンTW-2」
前後カメラと「モーション検知」で駐車時も安心 2018.12.03 Gear Up! 2019 Winterアサヒリサーチ「ドライブマンTW-2」
価格:3万5640円
ドライブマンの2018年新商品、「TW-2」はフロントとセカンドの2カメラ構成のドライブレコーダー。セカンドカメラとは赤外線LED付きのセパレートカメラで、主にリアカメラに使われることを想定しているが、駐車中の車両監視や夜間に暗い車内を撮影することも可能である。走行中は、メニュー設定で左右反転が可能なので、正像と鏡像をうまく使い分ければリアビューミラーの代役を果たすこともできる。設置の自由度が大きく、多機能な使い方ができることからリアカメラとは呼ばず、セカンドカメラと名付けた理由もそんなところにもある。
カメラはフロント/セカンドともに1920×1080のフルハイビジョン画質を持ち、前後の同時録画が可能。記録した映像はひとつのAVIファイルで保存できるから前後映像がどう関連しているかも簡単にわかる。録画を開始したときは音声ガイダンスが流れるので安心だ。前方カメラは全国のLED信号に対応。LED信号はエリアによって点滅間隔が異なり、カメラ側と同期してしまうと映像が消失する現象が発生することがあるが、TW-2ではフレームレートの巧みな設定で対策済みだ。モニターはメイン映像と右隅にサブ映像の2画面同時表示が可能。メインだけ、サブだけの表示もできる。操作はタッチパネル式を採用している。走行中は液晶画面に撮影映像の常時表示が可能で、3段階の衝撃検知調整が可能なGセンサーが衝撃を検知すると検知前後の映像を前後別フォルダに保存するという方式。録画画質は3段階から選べる。撮影した映像は本体液晶やWindows対応の専用ビューワーで見ることができる。
駐車監視にも力が入っている。駐車中の録画というと、衝撃を感知したときに録画するものでもちろん本機にも搭載しているが、TW-2で特徴的なのが「モーション検知」なる機能を搭載していること。これは駐車中の車の前後を人がうろうろしたり車が横切ったりしたときに、その映像の変化をカメラが捉えて前後の約20秒を撮影するもの。衝撃を感じてから撮影したのでは犯人が映っていない可能性もあり、様子をうかがっているときから撮影していれば手がかり材料が増えて安心だ。モーション検知はフロント、セカンドどちらでも撮影可能で、衝撃感度もモーション感度も3段階の調整が可能である。駐車監視は長時間駐車にも対応。長時間駐車監視で気になるのがバッテリー上がり。TW-2では最長24時間で監視機能がストップするので心配無用だが、より安心を高めるために作動時間を1/3/6/12/24時間に設定できるタイマー設定と、電圧が11.6V(23.3V)~12.4V(24.8V)(カッコ内は24V車の数値)の範囲外になると作動を止めるバッテリー電圧監視機能を装備している。安全運転支援が付くことも本機の特徴。ドライバーが車線を逸脱した場合に警告する車線逸脱警告、運転している車両が前方に衝突しそうになったときに警告音が鳴る前方衝突警告が付属する。フロントカメラの性能が優れているからこそできる芸当だ。また、オプションのGPSアンテナを利用すれば、記録した映像に、日時、位置情報、速度などを追加記録することもできる。
【スペック】
- 録画解像度:1920×1080(フルHDモード・前後とも)
- レンズ画角:対角110°/水平92°/垂直48°(フロント)/対角102°/水平82°/垂直53°(セカンド)
- フレームレート:15fps/25fps/30.5fps(フロント・変更可)/15fps/25fps/30fps(セカンド・変更可)
- 後方録画:○
- 駐車監視:○
- モニター:3.5インチIPSカラーTFT タッチ式
- 記録媒体:microSDHCカード(16GB)同梱/micro SDHC(Class10)8GB~最大 SDXC(Class10)64GBに対応
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尾澤 英彦
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