オープントップでもパフォーマンスに妥協なし
2001年にアストンマーティン復活の象徴としてデビューした「V12ヴァンキッシュ」。アルミフレームとカーボンパーツを組み合わせた新開発のシャシーに、「DB7ヴァンテージ」で初出となった5.9リッターV12エンジンを強化して搭載する、フラッグシップにふさわしいモデルだった。その後、2007年に「DBS V12」にその座を託して舞台から降りるものの、2012年にはV12がとれた「ヴァンキッシュ」という名で復活。2018年登場の「DBSスーパーレッジェーラ」をはさみ、2024年よりふたたびヴァンキッシュの名を冠するモデルがフラッグシップを務めることとなった。つまり現行ヴァンキッシュは、モダンなアストンマーティンのフラッグシップとしては5世代目、ヴァンキッシュという名のモデルとしては3世代目となる。
今回試乗するのは、2025年3月に発表されたオープンモデルのヴァンキッシュ ヴォランテ。「Kフォールドルーフ」と呼ばれるソフトトップはクーペと変わらない美しいルーフラインを描きながら、驚異的な遮音性や断熱性を誇るという。またクーペと並行して開発したことで、重量増加を最小に抑えながら最大限のボディー剛性を確保。アンダーボディーの強化を図ったことで、従来のフラッグシップコンバーチブル「DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ」に対して横剛性は75%向上している。車両重量はクーペに対して95kg増加しているが、0-100km/h加速はわずか0.1秒差の3.4秒。最高出力835PS、最大トルク1000N・mを誇る5.2リッターV12ツインターボの威力で、重量増加の影響は、まさに最小に抑えられている。
2025年3月25日に英本国で発表された「ヴァンキッシュ ヴォランテ」。“ヴォランテ”とは、1965年登場の「ショートシャシー ヴォランテ」より受け継がれる、アストンマーティン伝統のオープントップモデルの名前だ。
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本革とカーボン素材が惜しげもなく用いられたインテリア。15基のスピーカーとダブルアンプを組み合わせたBowers&Wilkinsのサラウンドサウンドシステムは、オープントップの「ヴォランテ」専用にチューニングがなされている。
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ソフトトップはセンターコンソールのスイッチで開閉が可能。高い遮音性と、クーペのフィックスドルーフと同等の断熱性を実現している。
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