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クルマは買わなかったけど充実の2024年 清水草一の私的10大ニュース

2024.12.25 デイリーコラム 清水 草一
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割と地味な一年でした

2024年が間もなく幕を閉じます。個人的にはドラマチックな出来事はなにもなく、大変地味な一年だったのですが、「すごい一年だった!」と目をうるうるさせている方もいらっしゃるはず。うらやましい限りです。そんな方の輝かしい一年をさらに輝かせるために、私の地味な「今年の10大ニュース」をお届けしようと思います。

10位:2年連続でクルマ購入台数ゼロ
年間2~3台くらいのペースでクルマを買ってきましたが、いよいよ心技体すべての面で息切れしたようです。今さらですが、愛車を「少~し愛して、長~く愛して」タイプの人間に生まれ変わろうと思います。

9位:愛車・フェラーリ328GTSのクラッチを交換
「328」仲間に「すっごく軽くなるヨ!」と言われ、愛車を長~く乗る運動の一環として実施しました。確かにクラッチは軽くなったのですが、すぐに空気のように何も感じなくなりました。ほとんど乗ってないし。ものを大切に!

8位:​ランクル祭り
今年は「ランクル“250”」と「ランクル“70”」が発売されましたね。どっちもビックリするくらいいいクルマで、私がクロカンファンなら、是が非でも欲しいと思ったことでしょう。特にナナマルは最高! フェラーリ328が再生産されたようなもんだし。

7位:Gターン体験
「メルセデス・ベンツG580」のオフロード試乗会で、「Gターン」こと超信地旋回を初体験しました。まさかこんな機会が訪れるとは……。実際やってみると「あれ?」って感じで、2回目はもういいです。生涯1回きりで満足。

6位:ホンダと日産が経営統合?
まさかそんなことになるなんて、夢にも思ってませんでした。ステランティスがもう1個できる気がしますが、健闘を祈ります。

2024年は「ランクル“250”」と「ランクル“70”」を堪能した!
2024年は「ランクル“250”」と「ランクル“70”」を堪能した!拡大
「メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー」で「Gターン」を体験した! 助手席に乗っているのはモータージャーナリストの高平高輝さん。
「メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー」で「Gターン」を体験した! 助手席に乗っているのはモータージャーナリストの高平高輝さん。拡大
ホンダと日産は経営統合するんでしょうか!?
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50-50にまさるものなし!

5位:トランプ氏が大統領選で大勝利
バイデンおじいちゃん大好き! トランプだけは絶対イヤ! だったのですが、当選決定後は、手のひら返しで頼もしく感じています。ウクライナ戦争を終わらせられるのはあなただけ! 石油もじゃんじゃん掘ってください!

4位:ガソリン暫定税率撤廃決定!?
実施時期は未定ながら、ガソリンが合計28円/リッター、軽油が19円/リッターくらい下がるようです。これが実施されると、日本のガソリン価格はアメリカに肉薄し、世界最安レベルになります。欧州じゃリッター300円だしさ。軽油はヘタすりゃアメリカより安くなるかも! じゃんじゃん使えってことですネ!?

3位:愛車・プジョー508の車検
近所の杉並モータースで車検整備を行いました。バッテリーが弱っていたので交換したところ、アイドリングストップ機能が復活! 中古で購入以来、2年間で2回しか作動したことがなかったのに、バリバリ止まるようになった! ってことは、買ったときからバッテリーが弱ってたんだね! そんな状態で故障もせず、がんばって走ってくれたんだね! ありがとうちょいワル特急! フランス車は丈夫だなぁ! ステランティス最高! ただ、乗るたびにアイドリングストップをOFFにする手間が増えました。

2位:新型スイフトと新型アコードに感動
一応新車ネタを上位に持っていこうということで、今年真剣に欲しいと思った2台を挙げさせていただきました。地味にいいクルマ万歳!

1位:大谷翔平君が50-50を達成
2024年、これにまさるニュースなんかあるわけないだろ! しかもヤンキースを破ってワールドチャンピオンに! その他大型美人との結婚、デコピン始球式もありました。一平通訳の事件なんて「誰それ?」くらいの輝かしすぎる一年で、私の日常も9割がた大谷君の大活躍に支えられました。

でも、ひょっとして今年が、大谷翔平の人生の頂点なのだろうか……。そんな思いが頭をよぎり、「イヤイヤ~、それだけはイヤ~!」と涙が止まりません。大谷君の頂点は、まだまだ先であってほしい! じゃないと自分の人生の光が消える~! うお~ん。

(文=清水草一/写真=清水草一、向後一宏、本田技研工業、BMW/編集=藤沢 勝)

愛車「プジョー508」で行った岩手県洋野町で。このときはバッテリーが弱っていたのに、燃費は20km/リッターオーバー。涙が出ます。
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新型の「スズキ・スイフト」(写真)と「ホンダ・アコード」は真剣に欲しいと思った。
新型の「スズキ・スイフト」(写真)と「ホンダ・アコード」は真剣に欲しいと思った。拡大
大谷翔平君の頂点はまだまだ先であってほしい。BMWが50:50にこだわるのなら、2025年の大谷君は60-60でどうだ!
大谷翔平君の頂点はまだまだ先であってほしい。BMWが50:50にこだわるのなら、2025年の大谷君は60-60でどうだ!拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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