-
1/21「パイロットスポーツ4S」の試走会が、F1アブダビGPが開催されるヤス・マリーナ・サーキットで開かれた。
-
2/21ミシュランの新しいハイスペック・スポーツタイヤ「パイロットスポーツ4S」は日本では2017年4月1日に発売された。19インチと20インチの合計39サイズが用意される。価格はオープン。
-
3/21世界にユニークなサーキットは多々あれど、ゴージャスという意味でヤス・マリーナの右に出るものはないだろう。全長約5.6kmで左回り、コース全域にスタジアムのごとく、こうこうと照らす照明が備わる。路面のアスファルトは、イギリス・シュロップシャー州からはるばる運ばれたものだそうで、総工費は日本円で1兆円以上と言われる。
-
4/21今回はミシュランのレーシングスリックタイヤも体験できた。写真はテストカーのフォーミュラ4マシン。
-
5/21立体交差があるサーキットはそれほど珍しくない。しかしホテルの下(正確には構造物の下)をくぐるサーキットは珍しいのではないか。ピットレーンがメインコースの下をくぐり、反対側から本線に合流するのもヤス・マリーナの名物である。
-
6/21「パイロットスポーツ4S」のサイドウォール(MICHELINロゴの部分)には「プレムアムタッチデザイン」と呼ばれるベルベット加工が施される。新しいモールド技術を用いて光の反射を抑えた深い黒を作り出して、ロゴ部分を際立たせる技術だ。またホイールのリムを守る「リムプロテクター」構造も見どころのひとつだ。
-
7/21バイ・コンパウンドテクノロジーと併せて、非対称トレッドパターンも採用されている。トレッドの外側では旋回時のグリップとトラクションを、内側ではウエットグリップと対ハイドロプレーニング性能を確保している。
-
8/21「パイロットスポーツ4S」ではウエット性能を犠牲にすることなく、トレッド面に対する溝の割合を抑えて、接地面積を最大限に確保している。上の図はコーナリング時の接地面のイメージ(右が4S)。接地面圧の最適化により、路面をしっかりと捉え続ける特性を得ている。
-
9/21左からフォーミュラEのレーシングタイヤ、「パイロットスポーツ4S」、そして「パイロットスポーツ4」。トレッドパターンがよく似ているのがわかるだろうか。公道を舞台に繰り広げられているだけに、フォーミュラEから市販車用にフィードバックされるものは多いという。(写真=webCG)
-
10/21ピットレーンに並んだ「パイロットスポーツ4S」のテスト車。
-
11/21テスト車には235/35ZR19サイズの「パイロットスポーツ4S」が装着されていた。(写真=webCG)
-
12/21パイロンスラロームは2速60km/hで通過するという設定。自然なステアリングレスポンスと、正確なライントレース性が印象的だ。
-
13/21パイロンスラロームが終わったら、コースに沿って大きく左に旋回して、ドライブレーキングテストに進む。
-
14/21ドライブレーキングテストに臨む。制動距離の短さだけでなく、制動時の安定性も優れていた。
-
15/21メインコースのショートカット部を利用してハンドリングをチェックする。素直で気持ちのいいハンドリングレスポンスに加え、ケース剛性の高さや、姿勢の制御がしやすい穏やかな過渡特性が際立った。(写真=webCG)
-
16/21ミシュランのレーシングスリックタイヤを体験するテストカーとして、まずは「クリオカップカー」に試乗。タイヤサイズは前後とも20/61-17。順に幅(cm)、外径(cm)、リム径(inch)を示している。
-
17/21「クリオカップカー」の室内。クラッチペダルが付いているが、これは発進時に使うだけ。いったん、走りだせばステアリングの背後に備わるシフトパドルだけで変速する2ペダルMT車である。(写真=webCG)
-
18/21タイヤとブレーキに熱を入れるために1周目は抑えめで周回。2周目から徐々に“探り”を入れていく。豪快にして繊細。スリックタイヤの世界は奥が深い!
-
19/21車重が470kgしかないフォーミュラ4マシンとなると、スリックタイヤの存在感がよりいっそう大きく、身近になってくる。「クリオ」に比べると格段に空力が利いているようで、旋回Gはかなりのもの。ブレーキングも“ハコ”とは別物で、それはまあ強烈な減速Gが立ち上がる。
-
20/21そして最後に「マクラーレン650S GT3」が現れた。車重1240kgで500ps、0-100km/h加速は2.9秒を誇る。今回はサーキットタクシー(同乗走行)のみに限られた。(写真=webCG)
-
21/21ミシュランのスリックタイヤのサイドウォールには、すべての性能を追求するメッセージとして「MICHELIN Total Performance」と記されている。(写真=webCG)

竹下 元太郎
エディターから一言の新着記事
-
第875回:キモは氷上性能! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「ウインターマックス アイスプロ」を試す 2026.7.1 違いは氷の上で表れる! ダンロップの新しいスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX ICE-Pro(ウインターマックス アイスプロ)」に、冬の北海道で試乗。氷上性能を徹底的に追求したという新製品の、パフォーマンスの一端に触れた。
-
第874回:自動運転からワイパーまで! 自動車を支えるメガサプライヤー ボッシュのあくなき挑戦 2026.6.27 世界屈指のメガサプライヤー、ボッシュが開発中の新技術を披露! 市街地での高度な運転支援技術に、日本の方言にも対応した対話型AI、サーキット走行のノウハウを教えてくれるコーチング機能等々……興味深いその中身をリポートする。
-
第873回:ウエット路面に強み ミシュランの新タイヤ「パイロットスポーツ5エナジー」と「プライマシー5エナジー」を試す 2026.6.19 2026年1月29日に導入が発表されたミシュランの新製品「パイロットスポーツ5エナジー」と「プライマシー5エナジー」。これまでの特徴に加え、低燃費性能や耐摩耗性、ウエットグリップ性能のアップをうたう両モデルの走りを、クローズドコースで確かめた。
-
第872回:「フォレスター」がJNCAPで最高評価を獲得! “安全”に対するスバルの不断の取り組みに迫る 2026.6.6 相対速度100km/hの衝突後でも、普通にドアが開く!? 人気のSUV「スバル・フォレスター」が、日本の自動車アセスメントで最高評価を獲得した。安全なクルマづくりを第一とするスバルの取り組みを、群馬製作所で行われた衝突試験デモの様子とともにリポートする。
-
第871回:今年もグリーンヘルは熱かった! ニュルブルクリンク24時間レース観戦記 2026.5.27 “世界一過酷な草レース”として知られ、今年も波乱が巻き起こったニュルブルクリンク24時間レース。F1王者のフェルスタッペンも参戦するとあって、大いに盛り上がったその様子を、世界を飛び回るモータースポーツカメラマンが臨場感満点でリポートする。
新着記事
-
NEW
電気自動車の人工的な走行音はどうあるべきか?
2026.7.21あの多田哲哉のクルマQ&AEVの走行時に車内で聞こえてくる人工的な“音”は、本来、どうあるべきなのか? やはり、疑似エンジン音が最適なのか? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんの考えを聞いてみた。 -
NEW
アストンマーティン・ヴァンテージS(FR/8AT)【試乗記】
2026.7.21試乗記アストンマーティンの擁するFRスポーツ「ヴァンテージ」が、より高性能な「ヴァンテージS」に進化。よりたくましいエンジンを獲得し、卓越したコーナリング性能に磨きをかけつつ、“優しさ”も身につけた最新モデルの走りを報告する。 -
第340回:一にエンジン、二にカッコ
2026.7.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。マツダ渾身(こんしん)のラージ商品群を応援するカーマニアのひとりとして、「CX-60」と「CX-80」の動向は常に気になっている。3列シートSUV、CX-80の最新モデルにあらためて試乗して感じたこととは? -
日産は“再挑戦”でホンダは“終了” 新型「エルグランド」発売に見る、プレミアムミニバンの今
2026.7.20デイリーコラムトヨタが圧倒的なシェアを占める上級ミニバンの世界において、新型「エルグランド」で復権をねらう日産。しかし、なぜフルモデルチェンジは16年ぶりになったのか? ホンダはどうするのか? この市場の今を考察する。 -
ホンダ・インサイト(FWD)【試乗記】
2026.7.20試乗記3000台の限定で販売される新型「インサイト」は、クロスオーバー風のフォルムと、これまでのホンダ車にはなかった内外装のデザインテイストが新鮮だ。中国で生産され、日本独自の名前が与えられた新型電気自動車の走りと仕上がりを、ロングドライブで確かめた。 -
ポルシェ911カレラT(後編)
2026.7.19ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバルとSTIでクルマの走りを鍛え、モータースポーツにも積極的に取り組んできた辰己英治さん。彼の目に、“スポーツカーの水準器”こと「ポルシェ911」はどのように映ったのだろう? 走りの楽しさを追求した「カレラT」グレードに乗っての印象を聞いた。