-
1/18
-
2/18Dセグメントに属するマツダの最上級セダン/ワゴン「アテンザ」。現行型は2012年11月にデビューしている。
-
3/18ガソリンエンジンの上級モデル「25S Lパッケージ」のインテリア。水平基調のエレガントなデザインに一新された。
-
4/18センターコンソールはデザインや各コントローラーの操作性に加え、コーナリングなどでヒザを押し当てたときの感触まで考慮して改良がなされた。
-
5/18<プロフィール>
1989年に入社。ボディー部門に配属され、ドア関係の設計に携わる。ヨーロッパやタイへ出向した後、車両の開発推進部門に移る。副主査として初代「CX-5」、3代目「デミオ」、タイのピックアップトラックなどを担当。次世代に向けた技術開発を手がけながら「アテンザ」の改良を指揮し、2018年4月に正式に主査に就任。 -
マツダ の中古車webCG中古車検索
-
6/18取材会において、今回の大幅改良の趣旨を説明する脇家氏。現在マツダでは、社内の開発、生産、購買部門はもちろん、サプライヤーも一緒になって将来を見越した商品・技術について議論し、活動計画を立てる「一括企画」という研究開発のプロセスを取り入れている。
-
7/18今回の改良では、足まわりの仕様も大きく変更。段差を越えた際などに、より早いタイミングから、よりなめらかな形でボディーへと入力を伝えるよう、サスペンションやタイヤの特性が改められた。写真は今回の改良について説明する、操安性能開発部の山﨑章史氏。
-
8/18上質感については、乗り心地や静粛性の改善に加え、内外装のデザインや使用される素材を通しても追求。特に上級グレード「Lパッケージ」のインテリアには、本杢やナッパレザー、スエード調表皮などの高級素材を採用している。
-
9/18インテリアについては、工作精度、組み付け精度の改善による“統一感”や“一体感”の向上も重視。インストゥルメントパネルとドアトリムについてはステッチにゆがみが出ないよう、レーザーポインターで位置決めをして製作されている。
-
10/18デザイン変更の意図について説明する、チーフデザイナーの玉谷 聡氏。
-
11/18フロントまわりでは、立体感や広がり感、重心の低さを表現すべくフロントグリルの意匠を変更したほか、ヘッドランプにもより薄型でワイドなものを用いている。
-
12/18セダンについては、リアエンドパネルとガーニッシュを水平基調のものにするなど、リアまわりのデザインにも手が加えられた。
-
13/18急速多段燃焼技術などが取り入れられた、新しい2.2リッターディーゼルエンジン。「CX-8」から導入が進められているもので、「CX-3」の1.8リッターユニットにもそのノウハウが取り入れられている。
-
14/18マツダのデザインやクルマづくりの変化について語る脇家氏。全面的にSKYACTIV技術を取り入れて2012年にデビューした、先代「CX-5」と現行「アテンザ」がひとつの契機となったという。
-
15/18「ロードスター」を除く全モデルにFFのプラットフォームを採用しているマツダだが、将来的には「ラージサイズモデルがFRとなる」「FFベースの『アテンザ』は現行型が最後になる」といううわさがある。
-
16/18理想の姿勢を維持できるよう、サポート性や支持性を改善すべく素材や形状が一新されたシート。このシートの技術についても、人間中心の思想を突き詰めたマツダの次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の要素のひとつとなっている。
-
17/18今回の改良ではヒューマン・マシン・インターフェイスについても見直しが図られており、スイッチ類のデザインの変更や質感の改善、メーターのデザインおよびインフォメーションディスプレイのレイアウトの変更、フロントウィンドウ投影型ヘッドアップディスプレイの採用などが行われた。
-
18/18今回、ボディー骨格の一部にまで手を加えるほどの大幅な改良を受けた「アテンザ」。今年でデビューから6年を迎えるが、まだ当分は現役として活躍しそうだ。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
マツダ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】 2025.10.22 レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。
-
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.10.21 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。
-
BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.20 「BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ」と聞いて「ほほう」と思われた方はかなりのカーマニアに違いない。その正体は「5シリーズ セダン」のロングホイールベースモデル。ニッチなこと極まりない商品なのだ。期待と不安の両方を胸にドライブした。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
新着記事
-
NEW
アウディA6スポーツバックe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】
2025.10.25試乗記アウディの新しい電気自動車(BEV)「A6 e-tron」に試乗。新世代のBEV用プラットフォーム「PPE」を用いたサルーンは、いかなる走りを備えているのか? ハッチバックのRWDモデル「A6スポーツバックe-tronパフォーマンス」で確かめた。 -
自動車大国のドイツがNO! ゆらぐEUのエンジン車規制とBEV普及の行方
2025.10.24デイリーコラム「2035年にエンジン車の新車販売を実質的に禁止する」というEUに、ドイツが明確に反旗を翻した。欧州随一の自動車大国が「エンジン車禁止の撤廃に向けてあらゆる手段をとる」と表明した格好だが、BEVの普及にはどんな影響があるのか? -
ホンダ・ヴェゼルe:HEV RS
2025.10.23画像・写真本田技研工業は2025年10月23日、SUV「ホンダ・ヴェゼル」の新たなスポーティーグレード「ヴェゼルe:HEV RS」を発表した。専用のドレスアップが施された外装・内装を写真で紹介する。 -
伝統と革新に満ちたコンパクトカー「MINI COOPER 5-DOOR」で行こう!
2025.10.23進化したMINIのゴーカート・フィーリング<AD>世界中に熱狂的なファンを持つ、コンパクトな人気モデル「MINI」。なかでも5ドアの「MINIクーパー」は、今では主流といえるほど支持されている。どんなところが多くの人を引きつけるのか、試乗してその魅力を探った。 -
座ったままで移動できるホンダの「UNI-ONE(ユニワン)」でモビリティーが変わる?
2025.10.23デイリーコラムホンダの着座型電動ハンズフリーパーソナルモビリティー「UNI-ONE(ユニワン)」の法人向け販売がスタートした。車いすやシニアカーとは異なるユニワンの特徴と、その使用によって広がるモビリティーの可能性について考えた。 -
マツダ・ロードスターSレザーパッケージVセレクション(前編)
2025.10.23あの多田哲哉の自動車放談トヨタで「86」や「スープラ」といったスポーツカーを開発してきた多田哲哉さん。今回は、今や日本を代表するスポーツカーのひとつとなった「マツダ・ロードスター」に試乗し、クルマづくりについて語る。
注目のキーワード
注目の記事
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングアテンザセダン






























