-
1/17
-
2/17ソビエトは1957年10月4日に、世界初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功。1961年には有人宇宙飛行も成功させるなど、宇宙開発でアメリカをリードした。
-
3/171958年に登場した「トラバントP50」。元アウトウニオンのホルヒ工場を母体とする、VEBザクセンリンクで生産された。1962年に改良が加えられ、600ccエンジンの「P60」となる。
-
4/17「トラバント」発表の2年前、1955年に登場した「シトロエンDS」。空力的なボディー形状やハイドロニューマチックサスペンションなど、随所に革新的な技術が盛り込まれていた。
-
5/171950年代、アメリカではメッキとテールフィンで着飾ったきらびやかなクルマが、街を行き来していた。写真は1958年型「ビュイック・スーパー リヴィエラ クーペ」。
-
6/171964年に登場したトラバントの新型車「601」。新型とはいったものの基本的な構造は「P60」と同じである。
-
7/17DKWが1931年に発表した、FFの小型大衆車「F1」。トラバントのモデルは、これら戦前のDKWの特徴を、色濃く受け継いだものだった。
-
8/171934年に登場した大型サルーン「タトラT77」。戦前のチェコ(当時はチェコスロバキア)は、欧州でも屈指の工業先進国だった。
-
9/171959年に登場した「シュコダ・オクタヴィア」。シュコダは1920年代にイスパノ・スイザのライセンス生産から自動車産業に参入した、東欧最大の自動車メーカーだった。
-
10/17フィアットの小型セダン「125」。ポーランドではFSOの手によってライセンス生産された。
-
11/17アフトワズが1977年に発売した「ラーダ・ニーヴァ」。「フィアット124」をベースに専用のドライブトレインを採用した本格オフロードカーだった。(写真=Newspress)
-
12/17「GAZ-21Cヴォルガ」は、1955年に登場したGAZの中型セダン。ベルギーでもローバーなどのエンジンを搭載したモデルが組み立てられた。
-
13/17GAZが生産していた高級サルーン「チャイカ」。ソビエトでは「ジル」に次ぐステイタスを持つ政府要人用リムジンだった。
-
14/171989年には冷戦の象徴だったベルリンの壁が崩壊し、翌1990年には東西ドイツが統一される。1991年にはソビエト連邦も崩壊し、同国を中心とした社会主義体制は終わりを迎えた。
-
15/17乗用車事業から撤退し、トラック専門のメーカーとなったタトラ。同社のトラックはダカールラリーでも活躍している。
-
16/172019年のフランクフルトモーターショーにおけるシュコダの展示ブース。シュコダは、現在はフォルクスワーゲン傘下の大衆車ブランドとなっている。
-
17/17アフトワズは2014年にルノー・日産・三菱連合の傘下となった。写真はアフトワズの経営権を持つ合弁会社の設立について合意する、ルノー・日産とロシアン・テクノロジーズの関係者(2012年12月当時)。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
自動車ヒストリーの新着記事
-
第105回:資本主義のうねりを生んだ「T型フォード」
20世紀の社会を変えた大量生産と大量消費 2021.7.21 世界初の大量生産車となり、累計で1500万台以上が販売された「T型フォード」。このクルマとヘンリー・フォードが世にもたらしたのは、モータリゼーションだけではなかった。自動車を軸にした社会の変革と、資本主義の萌芽(ほうが)を振り返る。 -
第104回:世界を制覇した“普通のクルマ”
トヨタを支える「カローラ」の開発思想 2021.7.7 日本の大衆車から世界のベストセラーへと成長を遂げた「トヨタ・カローラ」。ライバルとの販売争いを制し、累計販売台数4000万台という記録を打ち立てたその強さの秘密とは? トヨタの飛躍を支え続けた、“小さな巨人”の歴史を振り返る。 -
第103回:アメリカ車の黄金期
繁栄が増進させた大衆の欲望 2021.6.23 巨大なボディーにきらびやかなメッキパーツ、そそり立つテールフィンが、見るものの心を奪った1950年代のアメリカ車。デトロイトの黄金期はいかにして訪れ、そして去っていったのか。自動車が、大国アメリカの豊かさを象徴した時代を振り返る。 -
第102回:「シトロエンDS」の衝撃
先進技術と前衛的デザインが示した自動車の未来 2021.6.9 自動車史に名を残す傑作として名高い「シトロエンDS」。量販モデルでありながら、革新的な技術と前衛的なデザインが取り入れられたこのクルマは、どのような経緯で誕生したのか? 技術主導のメーカーが生んだ、希有(けう)な名車の歴史を振り返る。 -
第101回:スーパーカーの熱狂
子供たちが夢中になった“未来のクルマ” 2021.5.26 エキゾチックなスタイリングと浮世離れしたスペックにより、クルマ好きを熱狂させたスーパーカー。日本を席巻した一大ブームは、いかにして襲来し、去っていったのか。「カウンタック」をはじめとした、ブームの中核を担ったモデルとともに当時を振り返る。
新着記事
-
NEW
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】
2025.10.4試乗記ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。 -
第848回:全国を巡回中のピンクの「ジープ・ラングラー」 茨城県つくば市でその姿を見た
2025.10.3エディターから一言頭上にアヒルを載せたピンクの「ジープ・ラングラー」が全国を巡る「ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!」が2025年12月24日まで開催されている。茨城県つくば市のディーラーにやってきたときの模様をリポートする。 -
ブリヂストンの交通安全啓発イベント「ファミリー交通安全パーク」の会場から
2025.10.3画像・写真ブリヂストンが2025年9月27日、千葉県内のショッピングモールで、交通安全を啓発するイベント「ファミリー交通安全パーク」を開催した。多様な催しでオープン直後からにぎわいをみせた、同イベントの様子を写真で紹介する。 -
「eビターラ」の発表会で技術統括を直撃! スズキが考えるSDVの機能と未来
2025.10.3デイリーコラムスズキ初の量産電気自動車で、SDVの第1号でもある「eビターラ」がいよいよ登場。彼らは、アフォーダブルで「ちょうどいい」ことを是とする「SDVライト」で、どんな機能を実現しようとしているのか? 発表会の会場で、加藤勝弘技術統括に話を聞いた。 -
第847回:走りにも妥協なし ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を試す
2025.10.3エディターから一言2025年9月に登場したミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」。本格的なウインターシーズンを前に、ウエット路面や雪道での走行性能を引き上げたという全天候型タイヤの実力をクローズドコースで試した。 -
思考するドライバー 山野哲也の“目”――スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX編
2025.10.2webCG Movies山野哲也が今回試乗したのは「スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX」。ブランド初となるフルハイブリッド搭載モデルの走りを、スバルをよく知るレーシングドライバーはどう評価するのか?