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2/20豪州一周ラリーはシドニーをスタートしてオーストラリア大陸を右回りに一周し、メルボルンを目指す走行距離1万7000kmのラリー。1957年大会は、戦後の日本メーカーが初めて体験する海外のモータースポーツイベントとなった。
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3/20参戦8年目の1970年にサファリラリー初優勝を果たした日産。「ブルーバード」「フェアレディZ」「バイオレット」とマシンを替えつつ、優勝を重ね続けた。
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4/20トヨタは1983年8月の1000湖ラリーからWRCに「セリカ ツインカムターボ」を投入。サファリラリーでは1984年から1986年まで3連覇を果たした。
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5/201973年のモンテカルロラリーの様子。同年初めてFIA公認のシリーズ戦として世界ラリー選手権が開催され、アルピーヌが初のマニュファクチャラーズタイトルに輝いた。
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6/201981年のサファリラリーで優勝した、シェカー・メッタのドライブする「日産バイオレット」。サファリラリーは2002年を最後にWRCのカレンダーから外されたが、2020年に復活することとなった。
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7/20グループB時代を代表するラリーカーの一台である「ランチア・デルタS4」。1986年のツール・ド・コルスでは、同車をドライブするヘンリ・トイボネンがコースアウトし、コドライバーともども死亡。度重なる事故の発生に、グループBは廃止されることとなった。
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8/201988年のスウェディッシュラリーを戦うグループAの「ランチア・デルタ」。ランチアはグループA時代の前半に圧巻の強さを見せ、1987年から6年連続でマニュファクチャラーズタイトルに輝いている。
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9/201990年にドライバーズタイトルに輝いた、カルロス・サインツのドライブする「トヨタ・セリカ」。グループA時代の日本勢の中でも最も早く頭角を現したのはトヨタだった。
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10/20スバルは1972年に「レオーネ エステートバン」に4WDを採用。この技術がラリーにも生かされることとなった。
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11/201979年登場の「スバル・レオーネ スイングバック」。1980年のサファリラリーには1.6リッターエンジンの4WDモデルが投入され、いきなりクラス優勝を果たした。
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12/2010万km連続走行スピード記録のトライアルに臨む「スバル・レガシィ」。スバルはWRCにもまずはレガシィで挑んだ。
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13/201990年の第10戦サンレモラリーを戦う「スバル・レガシィ」。スバルは同年からWRCに本格参戦を開始。マニュファクチャラーズランキングは4位で、ランチアやトヨタにはまだ遠く及ばなかった。
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14/201993年のニュージーランドラリーでスバルはついに初優勝を果たす。ドライバーはコリン・マクレーだった。
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15/201993年の1000湖ラリーから投入されたニューモデル「インプレッサ」。アリ・バタネンが2位入賞を果たし、実力の片りんを見せた。
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16/201994年にスバルに加入したカルロス・サインツ(右)。長年にわたりトヨタに所属し、1990年と1992年にドライバーズタイトルに輝いている。
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17/201995年のスウェディッシュラリーにおける「三菱ランサーエボリューション」の走り。新鋭のトミ・マキネンを擁する三菱は、スバルの好敵手となった。
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18/201995年のカタルニアで優勝を喜ぶスバルのスタッフとドライバー。同年、スバルは念願のマニュファクチャラーズタイトルを獲得。ドライバーズタイトルも、同チームのコリン・マクレーが獲得した。
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19/20長年にわたりスバルのエースとして活躍してきたコリン・マクレー(右)。1991年よりスバルのラリーチームに所属し、1999年にフォードに移籍するまで活躍し続けた。
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20/201997年のラリーアルゼンチンにて、互いの健闘を称える三菱とスバルのドライバー。1990年代のWRCにおける日本車の活躍は、世界中のファンに強い印象を植え付けた。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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