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1/12愛車エリート特急こと先代「BMW 320d」の故障が再発。それをきっかけに、新たな愛車選びのスイッチが入ってしまった。カーマニアにとって、クルマを買うことは人生最大のイベントである。
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2/12エリート特急のスピードセンサーが故障し、またもや警告灯がついた。前回と同じくディーラーで修理することも考えたのだが、足まわりのヤレも気になっていたので買い替えを決意。
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3/12エリート特急には愛着があった。購入してから5年で5万kmも走り、関西往復で初めてワンタンク1000kmオーバーの悲願も達成した。(写真=佐藤靖彦)
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4/12エリート特急のセンターコンソールに貼っていた「節約。」エンブレム。クリーンディーゼルの「BMW 320d」は、ロングドライブの超優等生であった。
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5/12次期愛車候補の筆頭となったのが「ホンダ・シビックe:HEV」。スタイリッシュなファストバックデザインも走りも乗り心地も先進装備も文句ナシ! である。ただし、納車には結構な時間がかかるらしい。(写真=茂呂幸正)
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6/12まだ写真しか見ていないが「トヨタ・クラウン クロスオーバー」もかなりカッコイイ。しかし、発表されたばかりで、納車がいつになるのか見当もつかない。いっそ、クラウンの中古車を狙うのもアリか?
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7/12いろいろ考えて候補に挙がった「プジョー508」。このスカしたファストバックスタイルはたまらない。見ているだけでワクワクする。(写真=池之平昌信)
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8/12ということで、早速「プジョー508」の中古車を検索。しかし、さすが不人気車だけあってタマ数は少なかった。そんななかで、ヒットしたのは……。
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9/12かつて45万円で購入した走行12万kmの「プジョー406スポーツ」。プジョーのダンパーはBMWとは異なり、過走行車でもまったく問題なし。しっかりとした走りを味わうことができた。
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10/12「iコックピット」と呼ばれる個性あふれる「プジョー508」のインテリア。センターコンソールに備わる鍵盤型のスイッチもユニークだ。「F/A-18スーパーホーネット」のようなスタイリングはもちろんのこと、インテリアもかなりオシャレさんである。(写真=池之平昌信)
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11/12検索の結果、かつて俺のナローこと「ルノー・トゥインゴ」を購入した横浜のフランス車専門店MAMAで、走行4.2万kmの2018年式「プジョー508 GT BlueHDi」を発見。価格はなんと299万円! これはもはや運命ではと、即決した。
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12/12「508 GT BlueHDi」のボディーカラーはシルバーで、汚れが目立たず露天保管にも最適な全天候型である。希望ナンバーは、お値段どおり「299」に決定。愛称は「ちょいワル特急」とした。果たして特急でちょいワルになれるか?

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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