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1/132023年1月にマイナーチェンジした「マツダ2」に試乗。私はそのルーツとなる初代「デミオ」の元オーナーであり、デザインと機能性、そしてイタ車っぽい脱力系のキャラにほれ込んでいた。
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2/131996年に登場した初代「デミオ」。既存のコンポーネンツを流用し、極めて短期間で開発されたという。当時のマツダは、5チャンネル態勢の大失敗によって倒産の危機にあったが、デミオの大ヒットにより復活した。私の愛車も写真と同じブルーだった。
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3/13マツダの救世主たる「デミオ」の2代目モデルは、2002年に登場した。パワートレインやプラットフォームなどを刷新し、国際的な競争力も高められた。海外市場で最初に「マツダ2」を名乗ったグローバルモデルでもある。
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4/13新しい「DEプラットフォーム」を用いて全面刷新された3代目「デミオ」。先に新型「マツダ2」として2007年3月のジュネーブモーターショーに登場し、同年7月に日本で発売された。
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5/13中古フェラーリ専門店「コーナーストーンズ」代表のエノテンこと榎本 修氏は、沖縄で「デミオ」のレンタカーに乗ってそのハンドリングに感動! しばらくデミオを愛車にしていた。
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6/13現在の「マツダ2」の前身に当たる4代目「デミオ」は、2014年9月に登場。「2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー」やドイツで「ゴールデンステアリングホイール賞」の栄冠に輝いた。
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7/132023年1月27日に発表された「マツダ2」のマイナーチェンジモデル。前後バンパーやグリル、ホイールカバーのデザイン変更などが行われた。
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8/13「マツダ2」のマイナーチェンジモデルに新設定された「BD」グレード。グリルレスフェイスは、犬っぽくて悪くない。
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9/13グレード名として新たに用いられた「BD」は「BLANK DECK(ブランク デッキ)」の頭文字を意味する。カスタマイズ前のまっさらな状態のボード本体を示す、スケートボード用語から命名したという。
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10/13「15 BD」は最高出力110PS、最大トルク142N・mの1.5リッター直4ガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは6段ATのみの設定だ。
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11/13「マツダ2 15 BD」のインテリア。内装のカラーパネルには、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックが採用される。
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12/13首都高をゆっくり流しての燃費値は、22.6km/リッター。ハイブリッド機構を持たない純ガソリン車としては悪くないが、特に良くもない。
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13/13「マツダ2」で首都高を走っていたら、先代「デミオ」と初代「ホンダ・インテグラ タイプR」を発見!

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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