-
1/153代目となる新型「ホンダN-BOX」。N-BOXといえばホンダが誇るベストセラーモデルで、この新型も発売初月の販売台数が2万台の大台を突破(2023年10月に2万2943台)。幸先のいいスタートを切った。
-
2/15これで3代目となる「N-BOX」だが、そのデザインは初代からほとんど変わっていない。プレスラインの引き方やボディーサイドの面構成を見るに、「3代目は、ちょっと初代に先祖返りしたかな?」と感じる程度だ。
-
3/15ラインナップはこれまで同様、標準車と「カスタム」(写真)の2モデル構成。
ほった「そういえば、カスタムもずいぶんすっきりした顔になったと思いますけど、どう思います?」
渕野&清水「……」 -
4/15初代では、フロントフェンダーがロアバンパーとひとつながりになっており、大きく張り出して見えるデザインとなっていた。新型では、わかりやすいプレスラインは消滅したものの、前へと回り込んで立体感を強調するフェンダーの見せ方は受け継がれている。
-
5/15新型「N-BOX」のDピラーまわり。横から見ても後ろから見ても、ゆるやかな弧を描くように傾斜がかけられているのがわかる。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/15「N-BOXファッションスタイル」のリアビュー。右奥のピラーを見ると、キャビンの絞り込みやテールゲートのわずかな“丸まり具合”がわかりやすい。
-
7/15ホンダの関係者いわく、リング型のヘッドランプは人の瞳をモチーフにしたもの。輸入車・国産車を問わず、最近はやりのデザインだ。新型「N-BOX」ではフルLEDヘッドランプが標準装備となる。
-
8/15標準車のヘッドランプをよく見ると、人でいう“目頭”の部分でレンズが大きくくぼんでいる。
-
9/152代目「N-BOX」のボディーサイド。上から見ていくと、ショルダー部のラインで一段パネルを奥まらせ、フェンダー上部のくぼみでさらにへこませ、そこからどーんとフロントフェンダーを張り出させる……という、かなり複雑な処理を加えていた。
-
10/15新型「N-BOX」のボディーサイドの処理。先代であったショルダー部の段差は、彫刻刀で削ったような切り込みとなり、フェンダーまわりの凹凸やプレスラインもかなり控えめなものとなった。
-
11/152011年12月に発売された初代「N-BOX」。それまでのホンダ製軽乗用車の不人気を吹き飛ばし、一躍人気モデルとなった。開発責任者は、ミニバン市場でもF1世界選手権でもホンダを救ったことのある、“救世主”こと浅木泰昭氏だ。(写真:荒川正幸)
-
12/15新型「N-BOX」のイメージスケッチ。一昔前は、軽乗用車でこうしたイメージを提示されると「いやいやいや。現実を見ましょうよ……」と思ったものだが、今日ではおしゃれな街でもすっかり軽が生活の足として定着している。
-
13/15清水「これは何だい?」
ほった「説明会兼撮影会の会場にあった、新型『N-BOX』の商品コンセプトを説明するオブジェのようなものです。左が標準車で、右が『カスタム』だとか」
清水「コーヒーに観葉植物にソファ、おしゃれサングラスに高級ヘッドホンかぁ」
ほった「こういう世界観で軽自動車をつくるのも、もう的外れな時代じゃないんですよ」
-
14/152014年末に現れた、ファンキーすぎる軽乗用車「N-BOXスラッシュ」。広さが自慢の軽トールワゴン「N-BOX」の屋根をぶった切って車高を低くし、2ドアクーペ風のスタイルに仕上げるという狂気の一台だった。
-
15/15新型「N-BOX」の商品説明会&撮影会の様子。

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第127回:新型BMW X5(後編) ―迷走するBMW 結局アナタは“ノイエクラッセ”でなにがしたかったの?― 2026.9.2 その姿が明らかとなるや、賛否両論を巻き起こしている新型「BMW X5」。このクルマは既存のBMW製SUVとはなにがちがうのか? そもそもBMWは“ノイエクラッセ・デザイン”になにを託していたのか? カーデザインの識者と、迷走するBMWの明日を探った。
-
第126回:新型BMW X5(前編) ―これは終わりの始まりか? 迷走する“ノイエクラッセ・デザイン”に物申す― 2026.8.26 スポーティーなプレミアムSUVの代名詞だった「BMW X5」が、ついに新型に! “ノイエクラッセ”のエッセンスが取り入れられたそのデザインの評価は? そもそもこの造形で、BMWはなにを表現したかったのか? 賛否のわかれる新型X5のデザインを、有識者と考えた。
-
第125回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(後編) ―古豪復活と新勢力の出現で進むミニバンデザインの多様化― 2026.8.19 帰ってきたキング・オブ・ミニバンこと新型「日産エルグランド」に、メルセデス・ベンツが世に問うた乗用MPVの「VLE」。古豪の復活とニューモデルの登場で、高級ミニバンのトレンドはどう変わるのか? オラオラ系が幅を利かすミニバンデザインの未来を考えた。
-
第124回:「日産エルグランド」と「メルセデス・ベンツVLE」(前編) ―絶対王者に戦いを挑む、次世代高級ミニバンのカーデザイン― 2026.8.12 日産が新型「エルグランド」を発売し、海の向こうではメルセデス・ベンツが「VLE」を発表するなど、いまにわかに盛り上がりを見せている高級ミニバンのかいわい。新興勢力は王者「トヨタ・アルファード」の存在を超えられるのか? カーデザイン視点で考えた。
-
第123回:新型「日産キックス」とゆかいな仲間たち(後編) ―ライバル比較で浮き彫りになる日産デザインの底力― 2026.8.5 日産ひさびさの話題作となっている新型「キックス」だが、盛況なコンパクトSUV市場は競合ひしめくレッドオーシャン! ライバルと比較しても、キックスのデザインは埋もれない逸品と言えるのか? カーデザインの識者とともに、日産デザインの実力に迫る。
新着記事
-
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――BMW M235 xDriveグランクーペ編
2026.9.4webCG Movies元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんが、BMWのコンパクトスポーツセダン「2シリーズ グランクーペ」に試乗。そのステアリングを握った印象を動画でリポートします。 -
NEW
北米産の800万円級SUV「トヨタ・ハイランダー」「日産ムラーノ」「ホンダ・パスポート」で一番“買い”なのはどれか?
2026.9.4デイリーコラム特例により国内導入されることになった北米生産のジャパニーズSUVは、3車種ともにサイズと価格帯が接近している。では、そのなかで最も“買い”なのは? それぞれの仕様を見比べてみた。 -
ホンダがコンセプトモデル「アキュラ・ネクセラ ビジョン」を発表 次世代デザインを読み解く
2026.9.3デイリーコラム本田技研工業の米国現地法人アメリカン・ホンダモーターが、アキュラブランドの次世代デザインを示すというコンセプトモデル「ネクセラ ビジョン」を初公開した。バタフライドアを採用するこのスポーツカーは、次世代アキュラの何を表現しているのか。 -
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(後編)
2026.9.3あの多田哲哉の自動車放談ワインディングロードで新型「BMW iX3」のステアリングを握った多田哲哉さんは、その走りに感心した様子。どんなところが優れているのか、トヨタのエンジニアの視点で語ってもらおう。 -
新型「三菱パジェロ」の外装・内装を写真でチェックする
2026.9.2画像・写真5年間のブランクを経て、三菱のフラッグシップSUV「パジェロ」がついに復活! 「グランドカリスマ -泰然自若-」をコンセプトにデザインされた本格クロスカントリーモデルは、どのような姿をしているのか? 内外装の詳細を、写真で紹介する。 -
復活の決め手はこっくりさん!? 新生「三菱パジェロ」誕生の経緯とその狙い
2026.9.2デイリーコラム5年間の沈黙を経て、ついに登場した新型「三菱パジェロ」。スリーダイヤモンドが誇る荒野のフラッグシップは、いかにして復活を遂げたのか? 開発の経緯や内外装デザインの詳細、パワートレインに見るクルマの“狙い”をリポートする。





























