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1/16新型「ホンダN-BOX」(写真向かって左)と「N-BOXカスタム」(同右)。豪華装備の上級仕様としてちょっとコワモテのモデルを用意するのは、昨今の軽ワゴン、軽トールワゴン、ミニバンに共通する、車種展開の常とう手段である。
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2/16カーマニアの間では「カスタム」のイメージがさほど強くない「N-BOX」だが、新型の販売比率は、今のところ3:1で圧倒的にカスタム優勢である。(写真:向後一宏)
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3/16白いミラーやユニークなホイールキャップのデザインが特徴的な「N-BOXファッションスタイル」。ボディーカラーは「オータムイエロー・パール」など3種類で、いずれも同仕様の専用色となる。
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4/16「N-BOXカスタム コーディネートスタイル」のフロントバンパー。上の「N-BOXファッションスタイル」の写真と見比べるとわかりやすいが、両者のフロントバンパーは実は同じもので、色や装飾で差異化を図っている。
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5/16ホンダではうまくコストを抑えつつ、「N-BOX」と「N-BOXカスタム」をつくり分けているのだ。
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6/16上から初代、2代目、3代目の「N-BOXカスタム」。
ほった「代を経るごとにシンプルになっていっている印象ですね」
清水「N-BOXだと、カスタム系のオーナーの間でも“脱オラオラ”の流れがあるみたいなんだよ」 -
7/16軽乗用車のかいわいでは、依然として豪華装備の革巻きステアリングホイール。たいていのモデルにおいて、カスタム系の上級グレードにしか設定がない。
ほった「軽ではステアリングカバーを巻くオーナーも多いし、あまり需要がないという話も聞きますしね」 -
8/16現行型となり、一度はおとなしい方向へと舵を切った「ダイハツ・タント カスタム」だが、マイナーチェンジで“オラオラ系”へと回帰した。見よ! この巨大なフロントグリルとこれみよがしなメッキの自己主張を。
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9/16ほった「ワタシも個人的には標準車のほうが好きですが、新型は『カスタム』も悪くないと思いますけどねぇ」
清水「リボーンした『トヨタ・クラウン』の稲妻グリルを毛嫌いしていたほった君が、そんなことを言うようになるとは」 -
10/16写真向かって左上が「スズキ・スペーシア カスタム」、同右上が「ダイハツ・タント カスタム」、同下が「ホンダN-BOXカスタム」。ホンダが一貫してスマート方向へと進化しているのに対し、スズキ、ダイハツは、大胆にドヤ顔に振ったかと思えば揺り戻しがあったりと、常にあんばいを探りつつカスタムをデザインしている感がある。
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11/16新型「ホンダN-BOX」の取材会兼撮影会の会場より、ノーマルの「N-BOX」(写真向かって左)と「N-BOXカスタム」(同右)。「これだけデザインの質感が高いんだから、非カスタム系にも上級モデルの設定があっていいと思うんですけどね」というのは、webCGほったの意見。
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12/16新型「ホンダN-BOX」のインストゥルメントパネルまわり。ダッシュボードは低く水平基調となり、運転席からの視界がよくなっただけでなくデザイン的にも非常にすっきりした。
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13/16先代にあたる2代目「N-BOX」のインストゥルメントパネルまわりと収納。
ほった「比較すると、確かに新型では収納が減っていますね」
渕野「助手席側のグローブボックスはずいぶん大きくなったのですが、そのほかがずいぶん削(そ)がれているんですよ」 -
14/16渕野「全体をすっきりさせたいという意図は間違いなくあったでしょうが、それと同時に、この液晶メーターの搭載が前提にあって、それがダッシュボードまわりのデザインを決める要因になったところもあるんじゃないでしょうか」
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15/16新型「スズキ・スペーシア」のインテリア。収納は数が多いだけでなく容量も大きい。またピクニックテーブルにはタブレットを立てられる段々を設けたりと、とにかく実用性を追求したつくりとなっている。
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渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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